これまで、中美卒業生や先生方以外の個展を紹介したことはありませんが、
中美関係者がなにかとお世話になっている吉祥寺の「にじ画廊」で、
「13歳のハローワーク」で著名のはまのゆかさんが個展を開催します。
これまで、イラストレーター志望の学生によく、はまのさんのデビューのきっかけを話してきました。
はまのさんは学生時代、村上龍の講演会終了後に、自作のポストカードを渡しました。
新作の挿絵作家を探していた村上龍はその絵が気に入り、無名の学生はまのさんを起用したのです。
起用した村上龍もすごいと思いますが、はまのさんの意識も相当に高いものがあったと思います。
チャンスは待つものではなく、意識して自分で作るものですね。
今の中美は、アートサークルの活動や吉祥寺アートプロジェクトをはじめ、多くのチャンスを学生・卒業生に提供しています。
でも、本当の意味で世に出るチャンスは自分で意識して作るしかないです。
特にイラストレーター志望の方は、見に行ってほしいと思います。