カナダ大使館で2月27日まで開催の「カナダ先住民現代アート」展を見に行きました。
先月は練馬アニメーション協議会のメンバーとして、「練馬区、ケベック・テレビアニメ産業交流視察団」でカナダを訪問。
その際、カナダの大学や専門学校と姉妹校提携を結び、今後の国際交流を図るため、カナダ現代アートの研究を進めています。
先住民アートには、強い精神性、霊的パワー、呪術的な様式色彩、原始の象徴性、等々を感じます。
北米インディアンのアート特有のものではなく、世界各地の土着アートに普遍的な共通性があると思います。
今回の出品作家全員がカナダ先住民ですが、ほとんどの方が正当な美術教育を受けたアーティスト。
「創造」と「色」の素晴らしさ、
「様式」と「表現」の混合、
「色」と「シンボル」を多用した伝達。
いま、先住民が自分自身の物語を語る時が来たのかもしれません。
右下の画像はカナダ大使館4階のスカイガーデンです。大使館というと敷居が高い印象の方もいると思いますが、無料公開であまり広報していないので静かに見学できます。入館時に受付記名必要。英会話の勉強にもなりますね。