こちらは先週挙行された、留学生クラスの入学式
きょうは、アート・イラスト・マンガ・デザインコースの入学式でした。
新入生の言葉を紹介します
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新緑の爽やかな季節
私たちは中央美術学園の入学式を迎えました。
本日はこのような立派な入学式を行っていただきありがとうございます
昨年の秋の中美祭を訪れたわたしは だるま市のコーナーの先生や先輩方の作られただるまを ずっと見ていました。
力強いだるま、
優しいだるま、
暗黒なだるま、
トロピカルなだるま、
そこには だるまと言う固定観念にとらわれず 色とりどり さまざまな表情のだるまが 生き生きと並んでいました
そのだるまによっても 中央美術学園は、それぞれが持つ才能や個性を尊重されていると確信しました。
そのような場所で、絵を学べることに感謝をし 、新入生と共に二年間という時間を悔いのないよう大切に過ごしていきたいと思っています。
先生方、そしてご来賓のみなさま
これから ご指導のほどよろしくお願いします。
個性豊かな新入生だるまのわたしたちが もしも 転んでしまった時には
自分の力で起き上がる術を教えていただけると嬉しいです。
平成30年4月 12 日
新入生代表 大地茂則
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素晴らしい言葉、ありがとう。
未来への扉がいま開きましたね
今、世界は激しい変革のまっただ中にいます。
漫画一つとっても、本屋で雑誌や単行本を買う時代から、ネットで読む時代へと変わりつつあります。
国境を越えてアートが発信受信される時代。
同じ日本人でも世代が違うと(価値観、話題、共有文化、会話用語が違いすぎて)話が通じない時代ですね。
けれど、同世代なら(アニメや音楽、アート、話題など共有するモノが多くて)、出身の国や人種を越えてコミュニケーションが通じる時代でもあります。実際、上海の街を歩いていたら「進撃の巨人」の兵団服を来て歩いている集団がいました。日本漫画、アニメはもはや世界共通語です。
創立71年を迎える中央美術学園にも、世界各国から留学生を迎える時代となりました。(留学生はほぼ9月には募集を閉め切る状況)
第二次大戦の敗戦国となり自信を失った日本をアートの力で復興させようとしたのが、初代学園長 郡山三郎でした。
「美術立国」の中央たる学校としての誇りが、中央美術学園の歴史。
新入生それぞれが夢を持って入学しました。
それぞれの夢をしっかりフォローしていける学校でありたいですね。
そして、
「世界に通用するアーティスト」を育てる学校でありたいです
平成30年4月12日
教職員を代表して
学園長 副田勝久