朝:いつもの「オープンオーブン」に歩いて行って朝食。
数週間前から、オープンオーブンに来る度に、このお店の前にあるアパートのガレージにできていた燕の巣を観察していた。
最初に見つけたときには、数匹の赤ちゃんがぴ~ぴ~しており、親ツバメが餌を盛んに運んでいる様子でした。
その翌週に確認すると、赤ちゃんが1匹だけになっているようで、しかも、誰かがダンボールで巣を下から支えるように補強してくれていた。
そのときは、巣が落たか落ちかけていたので、アパートの住人か誰かが補強してくれたんだなーと思っていました。
そして、今朝確認したら、子ツバメはおろか巣ごとなくなっていたので、【あー、きっと子供たちが死んじゃって誰かが片付けたんだなー】と思っていました。
お店のおねーたまに、「お向かいのツバメ、いなくなっちゃっんですねー」と何気なく聞くと、
「先週、巣立ちしたんですよー」という嬉しそうな返事が返ってきました。
聞くと、あのダンボールの補強は、巣が落ちたのでおねーたま達が見かねて補強したこと、そのときに1匹だけ助かったこと、1匹だけだったので餌を潤沢に与えられて、早く大きくなって巣立っていったのだろうということ、そして、お礼の気持ちだったのか、何処にも隙間の無い店内に、子ツバメの丸くなった体毛の一部がころころと残されていたこと等を話してくれました。
あー、いい話を聞いたなー。