昨年末、友人二人と江ノ島に泊まりに行くことを約束していた。
11時頃に本八幡駅に集合。今回初めて鎌倉までグリーン車で行くことになった。800円ほど余分に払っただけでずいぶん楽チンだ。
「銭洗い弁天」で銭を洗う。知らない間に銭洗い用ザルが有料レンタルになっていた。そんなにまでして儲けたいのかっ、銭洗い弁天。
銭を洗っただけでお腹がすいたので、美味しい店を探して鎌倉駅周辺を徘徊する。お腹がすきすぎて皆が無口になりかけたあたりで、徘徊途中で見かけた蕎麦処「五島」に入ることにした。
ざる蕎麦を食べたが、なんだか素麺のように細くてイマイチ。後から調べたら、蕎麦屋なのに「天丼」がおいしいらしい。
ビールとか酒を飲んで歩きたくないので、タクシーで江ノ島の老舗「恵比寿屋」旅館に向かう。
恵比寿屋の夕食は食べてグッタリするほどゴージャスだ。
夕食後、部屋においてあるガイドブックを見ると、「消灯が9時」という文字が見えた。
【きっと、旅館の中の全照明を9時に切るんだなーと、思い込む。】
しかし現実は違った。
9時ちょっと前。腹ごなしに参道に出てみると、島全体が消灯。歩いているのは野良猫のみ。店なんかビタ1軒あいてない。
対岸に見えるネオンまで行けば、きっと「スナック江ノ島」とかあって、そこでお酒バンバンかとも思ったが、消灯後の江ノ島には、タクシーはおろか猫一匹渡ってきません。
しかたなくいい子にして12時前に就寝。
翌日、「エスカー」というふざけた名前をむりやりつけた普通のエスカレータを使って、ちょっとだけ島内観光をした後、お昼前に本八幡に向けて出発。
本八幡に戻ってから、中華屋さんで紹興酒を飲みながらメシ。
当然ながら酔っ払い、行かんでもいい、びら何とかというメイド喫茶モドキに入り込みました。メイド喫茶なのに時間制限付きのアルコールの飲み放題コースがありました。ボク達は当然「飲み放題コース」です。
ここのメイド達の中に、元レディースと思われるヤンキーねーちゃんが間違って混じっていました。自己紹介のときに「自分、何々っす」というナイスな言葉遣いをしていました。メイドのイメージ台無しです。
酔いも限界に達し、部屋に帰ってすぐに寝て起きてみると、まだ夜9時前。
すげーハンパだ。