昼:正華楼で「冷やし中華」。
ここは、今年に入って価格を上げ、その分美味しくしたようです。逆転の発想で素敵です。
昼食後、包丁を作らせてくれる刃物屋に向けて移動。
場所は、千葉市内。包丁を作らせてくれるところは、ここを含めて国内に3か所だけだそうです。
一日に2人まで。申し込んで3か月待ち。所要時間、3時間ちょっと。
包丁づくりの工程は、概ね次のとおりです。
軟鉄の間に鋼を入れた三層構造の板をコークスに突っ込んで赤くする。
赤いうちにバンバン鍛造しながら所望の形に延ばす(これら二つの行程を何回か繰り返す)
回転するざらざらベルトに押し付けつつ外形を成形する。
上の写真は、先生。
表面を砥石片を擦ってザラザラにする(どろがちゃんと着くように)
焼きなます(?)
大きな回転する石で刃をつける。
小さい砥石でちゃんと刃をつける。
どうしてこのような大してお金にもならないことをやっているのか聞いたところ、
日本の和包丁に興味をもってもらい、産業の発達とともに、地域社会の活性化を図るためなんです、との答えでした。えらいです。
えらいので、9月に包丁研ぎ講座にも申し込んできました。
こうゆう素敵な和包丁を大事に使っていきたいと思います。