KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

お待たせ(?)しました

2014-10-12 11:55:23 | 自然情報(Nature Information)

大変遅れて申し訳ありません!

先日のブログでも紹介したとおり、10月8日に全国的に注目された天体ショー、

皆既月食の写真を報告代わりに紹介したいと思います。

 

 月食が始まる18時頃からカメラをセット。

お、だんだん欠けてきた~!

わくわくしながら分刻みに(笑)シャッターを押し続けました。

これは18時30分ごろ。

こうして見ていくと、

地球の影に入っていくのがわかります。

だいぶ姿が見えなくなりました。

これで19時過ぎです。

カメラを限界ぎりぎりまで望遠にしているので

画質が良くありませんがご了承ください・・・。

カメラの露出時間を長くして月が本影に入ったのを撮影。

20時ごろの一番ピークのときの皆既月食。

実際に見るともっとはっきりと

赤く見えていたのですが、なかなかうまく撮影できず。

 

戻るところの撮影は残念ながら断念しましたが、

約2時間の観察でだいぶスタッフ個人としては満足でした。笑

 

ちなみに、なぜ皆既月食の際には赤く見えるのかといいますと、

太陽光が大気によって屈折し、

光の中でも波長の短い青い光は大気中で散乱。

逆に波長の長い赤い光は大気を通り抜けて

地球の向こう側の月まで反射し、そのせいで赤く見えるのだとか。

・・・わかるような、わからないような(笑)。

夕日が赤く見えることや、空が青く見えるのと同じ原理のようです。

 

次に皆既月食が見られるのは2015年4月4日。

ですが皆既食の継続時間が短く、

今回のようにじっくりと見られるのは2018年1月31日。

う~ん、今回も冷え込んでいましたが、どちらも夜となると寒い・・・。

 

皆既月食に限らず、天体を観測する際には防寒が必須となります。

風邪をひかないよう、観察を楽しんでください。

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/