川湯温泉ではノリウツギの花が咲き始めました。
ノリウツギはサビタとも呼ばれ、
小説家原田康子が「サビタの記憶」とタイトルづけた短編小説があるほどです。
その中でK温泉と呼ばれる地名が出てきますが、
いったいどこのことを呼んでいるのか(笑)
現在では温泉の傍で花を咲かせていますが、
小説が書かれた当時はどんな様子だったのでしょうか。
きっと同じように夏の盛りにやるせなく白い花が咲いていたのでしょう。
まだつぼみのものもあるので、花の盛りはこれからです。
せっかくだから「サビタの記憶」読んでから
温泉に入りつつノリウツギの花を見ながら川湯温泉でお散歩をしに来てみれば、
また普段とは違う目線で川湯温泉を楽しむことができるのではないでしょうか。
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川湯エコミュージアムセンター https://www.kawayu-eco-museum.com/