KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

藻琴山の頂が…

2014-10-15 08:21:17 | 自然情報(Nature Information)

台風の影響が心配されましたが、

散った葉っぱは最小限で済んだようです。

 

昨日は雨の中でもカメラマンさんの姿が多く見られましたが、

きょうは青空のもとでの撮影ができそうです。

 

砂湯あたりもまぶしいくらいの紅色や黄色が彩っており、

昨日の雨で汚れが流された分、輝きを増しています。

 

気分よく車を走らせていて、

ふと藻琴山を見ると…

 

むむっ???

何やら白っぽく見えるぞ。

 

これは、もしかして…。

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 

 

 


お待たせ(?)しました

2014-10-12 11:55:23 | 自然情報(Nature Information)

大変遅れて申し訳ありません!

先日のブログでも紹介したとおり、10月8日に全国的に注目された天体ショー、

皆既月食の写真を報告代わりに紹介したいと思います。

 

 月食が始まる18時頃からカメラをセット。

お、だんだん欠けてきた~!

わくわくしながら分刻みに(笑)シャッターを押し続けました。

これは18時30分ごろ。

こうして見ていくと、

地球の影に入っていくのがわかります。

だいぶ姿が見えなくなりました。

これで19時過ぎです。

カメラを限界ぎりぎりまで望遠にしているので

画質が良くありませんがご了承ください・・・。

カメラの露出時間を長くして月が本影に入ったのを撮影。

20時ごろの一番ピークのときの皆既月食。

実際に見るともっとはっきりと

赤く見えていたのですが、なかなかうまく撮影できず。

 

戻るところの撮影は残念ながら断念しましたが、

約2時間の観察でだいぶスタッフ個人としては満足でした。笑

 

ちなみに、なぜ皆既月食の際には赤く見えるのかといいますと、

太陽光が大気によって屈折し、

光の中でも波長の短い青い光は大気中で散乱。

逆に波長の長い赤い光は大気を通り抜けて

地球の向こう側の月まで反射し、そのせいで赤く見えるのだとか。

・・・わかるような、わからないような(笑)。

夕日が赤く見えることや、空が青く見えるのと同じ原理のようです。

 

次に皆既月食が見られるのは2015年4月4日。

ですが皆既食の継続時間が短く、

今回のようにじっくりと見られるのは2018年1月31日。

う~ん、今回も冷え込んでいましたが、どちらも夜となると寒い・・・。

 

皆既月食に限らず、天体を観測する際には防寒が必須となります。

風邪をひかないよう、観察を楽しんでください。

 

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暴風警報発表中

2014-10-11 07:45:00 | 自然情報(Nature Information)

大荒れです…

 

屈斜路湖は大波が立ちまくってます。

 

道道52号の屈斜路湖畔線は、

大量の落ち葉はもちろんのこと、

けっこう大きめの枝がバシバシ乱舞しています。

 

走行の際は、十分にご注意ください(…といっても、どう注意すればいいのやら?)

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月が消えた!

2014-10-09 13:08:48 | アイヌつれづれ(about Ainu)

みなさま、

昨晩は3年ぶりとなる皆既月食をご堪能いただけましたでしょうか?

 

いつもの流れ?ですと、ココで画像をドカン!とご覧いただくのですが、

天体写真担当のスタッフが本日不在のため(笑)

後日お見せ…できるかどうかもお約束できませんが、まあ、そんな状況です。

 

今では、ずーっと先の年まで日付けの断定はもちろんのこと、

月の出や部分月食の始まりと終わり、皆既月食の時間までが分刻みで判明しているわけですが、

そのようなことが理解されていなかった時代に生きていた人たちは、

さぞかし驚いたことでしょうね。

 

アイヌの人たちが暮らす地(アイヌモシリ)では、

太陽も月も、本来は「天体」という意味で「チュ」と呼んでいたとか。

 

その後、太陽はそのまま「チュ」といい、

月のことは“暗い天体”ということで、「クネ(暗い)チュ」と使い分けるようになったようです。

 

日食は彗星の出現や地震などと並んで、

アイヌの人たちを恐怖に陥れた自然現象でした。

 

それはそうですよね。

あるとき突然、雲に隠れるわけでもないのに太陽が消えていくなんて…。

 

魔物に飲みこまれつつあるに違いない!と思い込み、

祈りを捧げたり、踊り狂ったりと、それはそれは必死だったようすが記録にも多く残っています。

「太陽が・死ぬ」「太陽の・心臓が・病む」「太陽が・飲まれた」など、表現もさまざまです。

 

一方で、月食はと言うと、

「月が・死ぬ」「月が・飲まれる」といったように日食同様の表現が見られるものの、

なんとなく冷静な対応です(笑)

 

どうも、日食に比べて月食は見る機会が多かったこと、

(頻度的には日食の方が多いですが、

月食は月の見られるところなら地球上のどこからでも観望できるのに対し、

日食は条件があるため)

食の時間が長くゆっくりとした変化だったから、あまり慌てなかったのではないかとみられています。

 

ちなみに、

「月が青く見えれば吉兆、赤く見えれば…」という言い伝えもあったようですが、

皆さんは何色に見えたでしょうか?

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おおっ! ハクチョウ?

2014-10-09 09:08:22 | 自然情報(Nature Information)

いきなり、オヤジギャグなタイトルで申し訳ありませんm(_ _)m

 

そんなわけで、

ことしも昨年と同日、例年より7日から10日ほど早い10月7日に、

屈斜路湖畔にある集落・コタンにてオオハクチョウの第1陣が確認されました。

 

日に日に数が増えてはいるものの、

この時期はまだ雪の積もっていない畑にいることのほうが多いので、

時間によっては白鳥の湖、というか湖のハクチョウが見られないかもしれませんので、

あらかじめご了承ください笑

 

ご見学、写真撮影の際は、

くれぐれもオオハクチョウたちを驚かせないように気を付けてくださいね。

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発見! てしかが人

2014-10-08 17:15:43 | 地域情報(Local Information)

町民向けなのですが、

観光を基軸としたまちづくりを目指す、えこまち推進協議会の温泉部会主催による、

「てしかが人から聴く てしかがの魅力」をテーマにしたセミナーが、

9月からおこなわれています。

 

きょうは川湯EMC内で、

川湯自然保護官による「阿寒国立公園内にある弟子屈」というタイトルで実施されました。

 

一見、カタい内容になりそうなテーマですが、

暖炉を前に、終始ほんわかした雰囲気で進んでおりました。

 

現在の自然保護官は、

「学生時代に摩周湖を訪れて、あまりの美しさに言葉もなかった。

数年経って、まさかこの地で仕事ができるとは思わなかった。

最高にうれしい」と常々口にしている方。

阿寒国立公園指定80周年という記念の年を見届けることができたのも、

カムイからの粋な計らいかもしれませんね♪

 

きょうも、一段とアツく語っていた姿が印象的でした。

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秋のカムイヌプリ

2014-10-08 09:23:03 | 歩く!(Walking!)

摩周岳登山道のササ刈り&巡視に行ってきました~。

 

片道約7.2キロのうち、今回は約7キロ地点までを整備。

森林組合員の方たちが刈り払い機で刈ったササを熊手で登山道中央部分へかき集めるという作業でして、

熊手要員12名が4区間に分かれて行いました。

 

私たちはなんといっても,

巡視を兼ねているので登頂しなければなりません。

なので必然的に(笑)最奥の区間=西別岳分岐(約5.4キロ地点)~最終までを受け持ちました。

 

とにもかくにも、片手に熊手を持ち、

もう片手に熊スプレーを持ち、

山頂めざして、いざ出発!

重たい機械を持ってまずは現場へ行き、

作業をする森林組合員の方には、ホント頭が下がります…。

天気が良かったので、多少のレクリエーション気分を味わいつつも、

いけない、いけない。先を急がなければ…。

だんだん熊手がストックに見えてきた…。

いいんでないかい?

 

そして、無事に山頂に到着~!

風が強めながら、晴れていたので文句なし。

アトサヌプリ、トーエトクシペもしっかり見えました。

しばし眺望を楽しんでから、下山を始め、

7キロ地点から作業を開始。

皆さんに少しでも快適に利用してもらえるよう、

心をこめて作業してきましたよ~。

 

雪が降るまでもう少し!?

気温差による服装備にも気を付けて、

安全な登山を楽しんでくださいね!

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秋のあとは…

2014-10-05 13:32:43 | 地域情報(Local Information)

微力ながら(汗)

地元自治会の作業に参加してきました!

 

足湯前に設置されている温度計付近と川湯温泉街の中に設置した、

プランターの回収です。

 

霜に当たると花たちが見苦しくなってしまうので、その前に…と行われるのですが、

つまりはもう、そんな時季だということ-。

 

こうして、少しずつ少しずつ、

冬へ向けた準備が進められていくのです。

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