僕の妻は、2代目のワゴンR(RR)のMT車に乗っているのですが、これは平成12年?頃に初年度登録をした古強者。
元々は僕のためのピープルムーバーだったのですが、僕が大型セダンに乗り始めてからは嫁のクルマになっていました。
今までも小さなマシントラブルがあり、修理しながら乗っていたのですが、最近は四駆用のビスカスカップリングオイルの劣化で、ハンドルを切ると「ぎぎぎぎぎぎ」と凄い音がしてました。
我々夫婦としては、息子が高校を卒業するまでは今のクルマを乗り、その後しかるべき時期に別の軽自動車に乗り換える、という腹積もりでいたのですが、僕が運転した時、「ああ、もうダメだ」とすぐ判りました。
まず、3気筒のうち1気筒が死んでおり、2気筒の状態。
タービンも動いていない。
アクセルベタ踏みでも、上り坂では止まりそうなほど力が出ない・・・!
路上でエンストなど頻発したら、危険度が高くなります。
スズキに持ち込んだところ、エンジン交換しか、ないとの事。
しかし、修理したとしても、この先あちらこちらに不具合が来るのは必定。
安全の事も考え、ここは思い切って買い替える事にしました。
そのクルマとは、これじゃ!
日産モコ(旧型)
朝から中古車店を梯子してやっと決めたのがこれ。
5年落ち?なのですが、室内はまだ新車の匂いがする綺麗さ。
走行距離も20000km台と少なめで、お買い得感がありました。
しかも、この辺で売っていた唯一の4輪駆動でした。
嫁はターボ車が欲しかったようなのですが、全天候性能で圧倒的に有利な四駆を勧めました。
雪道で走らないクルマは、我が家ではクルマとして認めません。
これはスズキの「MRワゴン」の日産OEM版です。
なので、少しマーチっぽいテイストが漂っています。
ホイールは社外品の良いものが付けられておりました。
綺麗で明るいインテリア。
助手席の座面を開けると、マイバスケット置き場になるとの事。
インパネの助手席側には、引き出し式のテーブルなどもあり、収納もたくさん。
トランスミッションはCVTではなく、4速AT(CVTは嫌いなので良かった)。
特に嫁の要望として外せなかった、後席の分割リクライニング機構も付いており、これは子供がドライブ中に眠るのに欠かせない装備との事。
また、荷室も広く、灯油のポリタンクを車で運ぶ我が家には嬉しいポイント。
後席を倒すと、広大なスペースが出現し、大物の買い物をしても困らなそう。
ノンターボですが、これからの季節、四駆のありがたみが判ると思います。
最終的に、ハードネゴで十数万ほど安く買う事が出来ました。
大事に乗ってくれ!