朝の味噌汁

私、海外旅行には必ずインスタントの、生味噌タイプの味噌汁を持っていきます。
自分のためだけでなく、少し疲れたり体調を崩しかけた人がいたら、差し上げたりするのですが、この味噌汁が不思議に精神的な疲労を回復させてくれます。

冷たく凍るような冬だけではなく、雨続きで蒸せかえる暑さと、冷房の効いた部屋のせいでだるくなったカラダにも、「味噌汁」はいいようです。
味噌の香りは、胃にも、気持ちもやさしくて、なんだか体がしゃっきりするのです。

大根、人参、エリンギ、青ネギ・・・・・
カツオと昆布で出汁をとった定番の具だくさんの味噌汁と炊きたてのごはん。
特に珍しいものはありませんが、これさえあれば・・・って感じですよね。
味噌汁のポイントは、味噌を入れたら煮立てないことです。
せっかくの美味しい味噌の香りが飛んでしまいます。
いつも外食のランチについてくる味噌汁にガッカリしてしまうのです。
しかも最近は化学調味料の出汁を使った店も多くて、カツオと昆布のすっきりした出しの香りにはホッとします。

そうだ！新しい京漬物があるんです。
枝豆とキュウリのお漬物、知ってます？
珍しいでしょう？ これが、けっこういいんですよ。

ああ・・・なんだか全身がやさしく癒されるような気がします。
「味噌汁」、いつまでも大切にしたい食事の基本です。