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昨夜、といってももう12時を回っていたので、正確には今朝になるのですが、NHKのスペシャル番組「サイボーグ技術が人類を変える」を見ました。
11月5日(土)放送された番組を、7日深夜に再放送したものです。
久し振りの立花隆氏による綿密な取材。現実の画像では説明できない世界を、精緻なCGを多用して再現し、テクノロジーと医療の融合から、人間の肉体的機能そのものの改造へと進みつつある、「サイボーグ」の現在をルポルタージュしたものです。
番組では、私の大好きな石ノ森正太郎の漫画やSF映画として受け入れてきた、現実には不可能という前提のもとに楽しんできた「サイボーグ技術」が、夢やSFではなく、現実に脳と機械(コンピュータ)インターフェースを結びつけることで、驚くべき能力を実現しているのでした。
両腕をなくした人が、脳からの指令、つまり肉体の微量の電流で、機会の腕を自身の腕と認識して自由自在に操っている様子や、視覚、聴覚の障害を、脳に電流を流すことで機能復帰させた事例などに驚かされます。
しかも、熟練によって、その人の脳自体が変化することで、能力あるいは機能そのものが進化さえできるという驚き。
信じられないことに、脳の深部に電流を流し続けることで、うつ病やパーキンソン病などの難病さえ治してしまうという、驚異的な治療法も映し出していた。
人間だけでなく、ネズミやサルの「脳」が、その構造、機能、能力をとてつもなく変化させて進化してゆ実験データ。
それらが、まるでSF映画で見ているようにいとも簡単に、飛び込んでくる。
立花隆氏は、「この現実をみて、私は『能』とは何か、『精神」とは何か、そして『人間』とは何かを考え直さざるを得ない・・・」というようなこと語っています。
私たちが、心の問題としていることが、実は身体的なバランスの不調和=電流によるものだとしたら、人間とは一体なんなのか・・・・・・
この番組、実に興味あるものでした。
多分、必ずまた再々放送されると思うので、見てない皆さん、ぜひご覧になるようおすすめします。
また、この番組放送と同時にインターネット、日経BP「立花隆の『メディア ソシオ-ポリティクス』」で情報を公開しています。
番組を見た人がもっと知りたいと思うにちがいないということで、関連情報を集めて解説したリンク集も作っていて、ものすごい数で広がっているらしいです。
11月5日(土)放送された番組を、7日深夜に再放送したものです。
久し振りの立花隆氏による綿密な取材。現実の画像では説明できない世界を、精緻なCGを多用して再現し、テクノロジーと医療の融合から、人間の肉体的機能そのものの改造へと進みつつある、「サイボーグ」の現在をルポルタージュしたものです。
番組では、私の大好きな石ノ森正太郎の漫画やSF映画として受け入れてきた、現実には不可能という前提のもとに楽しんできた「サイボーグ技術」が、夢やSFではなく、現実に脳と機械(コンピュータ)インターフェースを結びつけることで、驚くべき能力を実現しているのでした。
両腕をなくした人が、脳からの指令、つまり肉体の微量の電流で、機会の腕を自身の腕と認識して自由自在に操っている様子や、視覚、聴覚の障害を、脳に電流を流すことで機能復帰させた事例などに驚かされます。
しかも、熟練によって、その人の脳自体が変化することで、能力あるいは機能そのものが進化さえできるという驚き。
信じられないことに、脳の深部に電流を流し続けることで、うつ病やパーキンソン病などの難病さえ治してしまうという、驚異的な治療法も映し出していた。
人間だけでなく、ネズミやサルの「脳」が、その構造、機能、能力をとてつもなく変化させて進化してゆ実験データ。
それらが、まるでSF映画で見ているようにいとも簡単に、飛び込んでくる。
立花隆氏は、「この現実をみて、私は『能』とは何か、『精神」とは何か、そして『人間』とは何かを考え直さざるを得ない・・・」というようなこと語っています。
私たちが、心の問題としていることが、実は身体的なバランスの不調和=電流によるものだとしたら、人間とは一体なんなのか・・・・・・
この番組、実に興味あるものでした。
多分、必ずまた再々放送されると思うので、見てない皆さん、ぜひご覧になるようおすすめします。
また、この番組放送と同時にインターネット、日経BP「立花隆の『メディア ソシオ-ポリティクス』」で情報を公開しています。
番組を見た人がもっと知りたいと思うにちがいないということで、関連情報を集めて解説したリンク集も作っていて、ものすごい数で広がっているらしいです。
実はもう現実の世界にあるのだと、
何かの本で読みました。
私たちが、まだ遠い世界と思っていることも
実はすでにすぐ近くにあったりするのでしょうね。
技術や科学の進歩が、幸せや平和だけとつながっていたら
いいのですけど・・・・・
そういう意味でも、人の心の在り方が気になるところです。
私が今年見たTV・映画部門での第1位です。
それにしても、テクノロジーの進歩はここまで来たのか…
これを軍事的に活用したら、とんでもないことになりますが
すでにアメリカは実験中なんだろうなあ…。
脳と人造パーツをつなげば、ある意味永遠に生きられるっていうのが、現実になるんですよねえ。
これから世界的頭脳の博士は、こうして脳を保存されるんじゃないでしょうか?
でもって、永遠に研究を続けるっていうのが、
もはやフィクションではなくなってしまったんですね。
倫理的な法律はまだ当然追いつかないし、
これからどうなっていくのか?
具体的には、アメリカはどうするつもりなのか?
関心を持って、見ていかなきゃと思っています。