本日のなかじま●寒波の中にも春の気配♪

女社長のストレス解消、大好きなパーティがまさかの「お料理教室♪」に発展です。

ゴミを捨てるなっ!その看板がゴミ?!

2005年07月22日 | 本日の交遊録
この看板、私の通勤路にあるんですが、気がついた頃には、すでに老朽化したのか、引っこ抜かれたのが、折れたままの状態で立てかけてありました。
書かれた文字も相当磨耗して、薄くなり、読み取りにくくなっています。

ゴミの不法投棄を禁じている立て看板なんですが、この看板そのものがゴミにさえ見えます。
この「不法投棄禁止」の看板、もう5年くらいはここに放置されているんです。
こんな状況では、看板効果はすでに無効になっているようなものだ、と感じられなくもありません。そう思いません?
毎日ここを通る私など、よく不燃ごみの日に処分されないものだと思うのですから。

そのせいかどうか、このせまーいエリアには、他にも「ゴミ厳禁」系の看板が、あとまだ3ヶ所ほどあります。
黄色い地に黒と赤で書かれた、相当目立つものが、周辺の建物の壁とか、柵のところとか、それこそ数メートルのところで見かけるのです。
どうみても多すぎですよ。

こうなると「ゴミを捨てない街づくり・・・」というより、このあたりは「ゴミ捨てマナー最悪ですよ!」と公言しているようにさえ思えます。

ここは、ちょうど夜になると屋台が出るところでもあって、その周辺に、最近はいろいろな料理屋ができているような地域でもあります。
お酒と酔っ払いの無差別放尿の残骸が、翌朝のその地域を、見るも無残にしていたりもします。
(もしも自分の家の門前なら、どんな気持ちがするでしょう!)

不特定多数の人が来る場所は、ゴミがゴミを呼ぶ場所となりやすいところでもあります。
ゴミが捨てられないためには、そこに関わりのある住人たち一人ひとりの関係に問題があるように思うのです。
だって、顔見知りの人の家の前に、込み゛を捨てたりしないでしょう?
「ゴミを捨てるな!」と言い合うだけでは解決しない、人と人との関わりに問題があるという気がします。

この地域を共有する人たちが、自分の店や屋台だけではなく、地域を美しく保持するような取り組みがされてもいいのではないでしょうか。
人の暮らしは、モノよりも心のほうが大きくモノを言うのではないかと、思う次第です。
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