負けていません

寝てます。
とても気持ちよく…。









毛むくじゃらの先住人(愛猫)にも負けず、







かなりの柔軟性を見せつけて…。



見た目以上に、母の腕は疲れます…
何てったって、頭が重い…

旦那が出来上がるまで…

退院後、色々と持ってきてくれた義父母。
それから更に1週間後、再び大荷物を持ってやってきました。
旦那の弟も使っていたという布オムツから、甥っ子が使っていたというベビー布団から、またまた食材をたっぷりと…。
既に10個以上入った袋入りのジャガイモが4袋にもなっています。玉ねぎなんかも3個入りのものが2つと、10個以上入ったものが1つ。
ネギも2束、大根も2本、その他もろもろ…もう、野菜室に野菜が入りません。しかも、前回頂いた干物やらお肉もまだ食べておらず、賞味期限が切れる直前に冷凍庫へ移動させたくらいです。

そして義姉夫婦からも、揺れるベッド(？)を出産祝いとしていただきました。


抱っこしながら揺らしているのもかなり疲れるもので、寝かせたまま揺らせるものが欲しいよね…なんて言ってた矢先だったので、とっても助かりました。
実際、もの凄く重宝してます。
ただ、メーカーさんに贅沢を言うなら、自動で揺らせるボタンが欲しいぃ～ってことでしょうか(笑)

さてさて、色々と持ってきてくださった義父母ですが…。
色んな話をしているうちに分かった事がありました。

それは…。



あまり正直に話さない方がいい、ということ。



私は親に何でも話していたのですが、旦那はほとんど喋らないほうです。
例えば…。
お酒も飲めるのに、“飲めない時期”しか知らない旦那の家族は、たまに家に帰って一緒にお酒を飲んでると、「ほんと、飲めるようになったねー。そんなに飲んで大丈夫」なんて驚かれるほど。
“大丈夫？”と言われるどころか、もう随分と前から“飲める人”なんですけど…と突っ込みたくなるのですが、そういう事さえ、旦那は明らかにしません。
結構、“ウソで固められた息子”を演じています。
親なんだから、隠す必要ないじゃん…と、毎回言うんですが、

「ひとつ言うと、10個くらい返ってくるから、面倒なんだって」

──と返ってきます。
その意味がよく分からなかった私ですが、今回の訪問で色々話してみて、よく分かりました。
旦那の親は、基本的に“否定”が多いんですね～。
冗談で言っても、真面目に取る事も多く、「それはダメよ」、「こうしなさい」、「ああしなさい」、「こうすればいいのよ」…という感じ。
そう思うと、基本的に私の親は、「あー、そうか。じゃぁ、こうすれば？」というような返事が多く、言ったことに対して、まずは納得してくれたので、何でも話せたんですよねぇ。

そんな“悟り”を旦那に伝えたところ、


「だから、今のオレが出来上がったのさ」


──と、胸を張って言われました(笑)
旦那自体が、あまり自分の実家には行きたくない、行っても長居したくない…という気持ちが、よ～く分かった日でした

助産師訪問

昨日は、助産師の人が訪問に来てくれたので、いくつか気になっている事を聞いてみることにしました。

新生児は1日の殆どは寝ている…とはいうものの、やっぱり、ぐずってなかなか寝ない時はあるもので…。
それが昼間ならまだしも、夜中になると、それはそれは相当辛い…。
22時や23時ごろの授乳を終えると、目がパッチリと開いて、そこから2時くらいまで寝ないことも多々あります。
起きていても大人しくしていてくれればいいんですが、そういうわけにもいかず…。どうあやしてもぐずられると、ほんと、勘弁してよ…という気持ちに…
まぁ、そうは言っても「赤ちゃんだからしょうがないじゃない」と返ってきそうなんですけどね。でも、これは経験してみないと、その“勘弁してよ…”というのは分かってもらえないのかも。
実際、夕方、私が買い物に出かけている間に旦那に見てもらっていたんですが、その間中、まさに“何をやってもだめ”という状況を体験したらしく…。
昼間、ずっと家で大福を見ている私に、

「男って、ラクだよな…。昼間は仕事をしてればいいんだからさ…」

──と、早い段階で悟っていました。
仕事は就労時間が決まっていますし、残業すればしただけ、その対価がちゃんと給料となって返ってきますからねぇ。
とりあえず、早い段階で、ずっと見ている私の大変さを分かってくれたのでよかったです。


──で。
新生児に朝も昼もないでしょうが、とにかく昼間の眠りを浅く、または少なくして、夜ぐっすり寝てくれるためには…と聞いてみると、

「昼と夜のミルクの量を調節してみるのも、ひとつの方法」

──との答えでした。
昼間のミルクの量を減らし、起きる回数を増やしたり、泣いてもすぐにミルクをあげず、しばらく泣かせておくのもいい。そして、夜はたぁ～んとミルクを飲ませれば…という事でした。

なるほどねぇ～。
そういう手もありましたか。
ただ、しばらく泣かせておくには、この薄い壁のマンションではちょいとムリなことなんですけどね。でも、ミルクの量の調節は勉強になりました。
それにしても…。
ミルクを吸っている時は、途中で寝てしまうくらい眠たくなるのに、ゲップをさせると半分目が覚め、オムツを変えると完全覚醒するのはどうしてだろう…。
そのまま寝てくれれば、こっちはラクなのになぁ…


次は、母乳の出方です。
右と左の母乳の出方が違い、右の乳管の開きが悪いのか、左より出にくいんですよね。しかも、右の乳輪あたりにしこりがあるので気になっていたんですよね。
でもまぁ、聞いてみると…。

「左右の出方が違うことは気にすることはなく、しこりも、乳腺が細いのかもしれないが、babyちゃんがちゃんと吸ってくれて、痛みがなければ様子見でいい」

──とのことでした。


それから母乳の量に関しては、自分では10～20ccくらいしか出てないと思っていたんですが…。
ミルクの量が80～90ccくらいで足りているという事は、母乳も40～50ccくらいは出ているはずだ、とのことでした。
大福の体重は4.5kg。どうやら、その体重だと全部で120ｃｃくらいは飲んでないと足らないらしい。

そう言われ、思ったより母乳が出ていることホッとしました。
更には、人にもよるが、完全母乳になるのも大体みんな2ヵ月くらいはかかると言われたので、これも焦りがとれました。
とりあえず、根気よく吸わせるしかないですな。


あとは、乳房マッサージと後絞りのこと。
いつまでしなきゃいけないのかと聞いたところ…。

「後絞りは、もうしなくていい。それをするくらいなら、その分、ママが休んだ方がいいわよ。乳房マッサージも、まぁ、時々でもいいんじゃないかな」

──と言われ、手間が省ける事に気分は上々(笑)
今日から、ちょっとだけラクができます

ありがたい事

昨日は、中学の友達が手作りのロールキャベツと大学芋を持って来てくれました。
来て早々、ちょうど大福がミルクを欲しがった時間でもあった為、半ば強引に授乳をお願いしちゃいました。
起きているとぐずって抱いていなければならないし、寝たとしても時間帯が時間帯だけに眠りが浅いのか、音を立てるとすぐに起きてしまう。

もうそろそろ哺乳瓶を洗わないと…という状況でもあったため、正直、助かりました。
1人というのは、どんな格好をしていてもいいので気が楽な部分もあるんですが、やらなきゃいけないことがあると、人間がもうひとりいて欲しいか、あるいは手が4本欲しいくらいですね…。

ロールキャベツも大学芋も美味しく頂きました。
ネットのネームがないので呼びかけられませんが…。
ほんと、助かりました。
ありがとうね～

それにしても、つくづく思いました。
産後は、出産祝いで子供用品を頂くより、“おかず”を頂ける方がよっぽどありがたいって(笑)
食材もありがたいですけど、結局、作るのが大変ですからねぇ…

葛根湯

せっかく母乳の出がよくなるという“葛根湯”を処方してもらいましたが…。

飲んだ翌日から、何だか腸の動きがよくありません。
鉄剤を飲んでいても、朝・夕のオリゴ糖摂取＆数日おきの下剤服用にて、これまでにないほど通じが良かったんですが、葛根湯を飲んだ翌日から腸の中をガスがクルクルと音を立てて移動していく感じがなくなったんです。
でもその時は、まだ通じもあったので気にならなかったんですけど…。
それが飲んでちょうど2日目くらいになったら、便は出なくなるわ、右下腹部が痛くなるわ…と便秘の症状が明らかに。
退院する時に、こういう事もあろうかと買っておいた浣腸が役に立ったものの、右下腹部の痛みは夜になっても軽減しない。
下剤も昼食後・夕食後と1日2回飲みましたが、下剤を飲んだら必ずある、あのガスがクルクルと腸内を移動する症状が全く出てこないんですよ。

そう、全くもって、腸が動いてません…という感じ。
そんな状態が3日も続き、下剤のお陰で何とか便は出ているものの、右下腹部の痛みが軽減しないのはおかしい…と、盲腸の前兆か、はたまた卵巣が腫れてるのかと色々調べたのが昨日。
痛み方は、間違いなく便秘の時と同じなんだけど…。

──とまぁ、しばらく様子を見て、それでも痛みが軽減しないようだったら病院に行こうと決めた矢先。


今朝、ようやくその痛みが軽減し、腸の動きも戻ってきました(＝　ホッ)
これが葛根湯の作用のひとつなのかどうかは分かりませんが、飲んだ翌日からそういう症状になったので、結局、2日分飲んだだけでやめました
鉄剤も便秘になりやすいので、この2日間は休止してましたが、これでようやく飲めそうです。

風邪薬を飲んでも便秘になり、元に戻るのに1ヶ月もかかるようになった、この体。
これから先も、排便コントロールに悩まされそうです…

2週間健診

今日は2週間健診でした。
首も座ってない新生児を1人で連れて行くのって結構大変で、両手を使えるようにする為には、抱っこヒモなんかが必要になってきます。
妊娠中に友達2人から“抱っこヒモ”　“おんぶヒモ”をもらいましたが、いざ装着してみると、これがまぁ、なかなか面倒なものでして…
しかも何かゴツイので、“さぁ、出かけるぞ”と意気込む時でないと装着する気分じゃない。
もっと手軽に装着できて、持ち運びも簡単なものがいいな…と、結局、スリングを買う事にしました。
これもまた首が座ってないと、首の部分の安定が悪いのですが…それでもゴツイ“抱っこヒモ”に比べたら、装着も持ち運びも簡単でいいです。
そんなわけで、2週間検診の時もこのスリングを活用しました。


退院して1週間ほどしたある日の朝。
大福を抱っこした瞬間、急に頭の重さが“ズシッ”ときました。
旦那もその重さを感じて、“なんか…もしかしてメタボ…？”と2人して心配してたんですが…。
検診日の体重測定は4196ｇ。
“よく育ってますよ”という医師の言葉に、思わず“メタボですか？”と聞き返すと、“いや、そんなことないですよ”と返ってきたのでホッとしました
発育上も問題なく、最後に気になっていることはあるかと聞かれました。
母乳とミルクの混合で9割方ミルクなんですが、これがまぁ、入院中から食欲旺盛というか、誰かさんに似て消化能力がいいというか…飲み終わった傍からおっぱいを探して次の授乳時間まで起きていることもあるんですよねぇ…。
家に帰ってきても2時間ほどでお腹が空いたと泣き始めることもあるので、与えていいのかどうか聞いてみる事に。
退院時は、1週間ごとに10ccずつ増やしていくと説明されたので、“今、1回の授乳量が90ccって言われたんですけど…”と話しはじめたら、“誰がそんなこと言ったの？”と返ってきました。退院時に説明された事を伝えると、“そんな細かいこと気にしなくていいよ。100ccでも120ccでも、飲ませて大丈夫”と言われ、早い段階でおっぱいを欲しがってもあげていい、と言われました。

まぁね…。
泣いたらあげればいい、というのはよく分かっていますが、やっぱりそれは母乳オンリーの時だけ気にせずにできることですよね。
ミルクだと飲ませた量が分かっている分、考えちゃうんですよね。しかも、メタボは避けたいし…
でもまぁ、医師からそう言われたので、ちょっと肩の荷がおりました。

それにしても…。
安産型のオシリはちっとも役に立たず、コンプレックスだった小さい胸も、母乳がたくさん出るという“機能性”と、授乳中の胸が驚くほど大きくなるというのを楽しみにしていたというのに…。
母乳の出は悪いわ、ちぃ～っとも驚くような大きな胸にならないわ…。
これじゃぁ、ただの小さな飾りじゃん

貧血があるというのも原因の1つかもしれませんが、とりあえず、血流をよくする“葛根湯”を処方してもらいました。
これを期に、沢山出てくれるといいんですけどねぇ…

義父母の訪問

入院中に来てもらったものの、時間の関係で大福に会えなかった義父母…。
退院後、手作りのお赤飯やらロールキャベツやら、簡単に作れるおでんのセット、うなぎ、切り身の魚、干物、カレーの具材…などなど。
大量の食材を持ってやってきました。
流石に今までのような夕食作りはできず、スーパーで買ってくる惣菜などで過ごしていた私たちには、ありがたいものです。

そして、ようやく大福を見てもらえました。
男の子らしく手は大きいし、足も大きい。いい耳たぶもしているし、小鼻がぷっくりして大きい、眉毛がいい…などなど、いっぱい褒めてくれました。

よかったねぇ、大福


ちなみに…。
義父母が来るという事で、その前日、旦那と二人で大掃除並みに部屋を掃除しました。
でも当日は、30分もいないで帰って行きました。
何だか拍子抜け…
普通でも3週間は寝ていなきゃいけない…という認識の下、帝王切開した私は尚更横になっていたほうがいい、と気を遣ってくれたようです。
実際、洗濯物も溜まってくるし、ずっと横になっているわけにもいかないのですが…起きて義父母を出迎えた事に、驚かれました。

「もう、起きてていいの」

──と。
“もう”どころか、退院してきた時からずっとこんな感じで起きてます…なんて言ったら、“後から(体に)くるから、今は何もしないで横になっていなさい”と二人揃って釘を刺されてしまいました

“分かりました”とは答えましたが、やっぱり、そういうわけにも行かないのが現実なんですけどね…。
ただ、掃除で動き過ぎたせいか、この日の悪露が生理並みに赤くなってしまったことには、ちょいと焦りましたが…

体温計

将来使えるだろう…と、随分前にカタログギフトで頂いた耳の体温計。
でも実際使ってみると、かなり正確性に欠けている事に気付く…。
案の定、退院指導の話の中では、耳の体温計はダメだと説明されました。

──とはいえ、大人が使う電子体温計ではアラームが鳴るまで結構時間がかかる。

そんなわけで、買ってきました30秒体温計。
10秒でも計れる…というものもありましたが、10秒っていうのはあまりにも信用できなかったので、30秒にしました。
本当は1分体温計がよかったんですけどね、買いに行った薬局になかったんですよ…。

ただ…。

大福用として買ったはずなのに、結局は大人もそれしか使わなくなり、今までの電子体温計がお蔵入りになりつつあります…

ま、そんなもんだよな…(笑)

入浴中

水の中──特に温かいお湯の中は得意です。
できるなら、ずっと入っていたい…と思っているのかも

微妙な距離

初めて大福を連れ帰ってきた時、愛猫は得体の知れないものを見るような目で、近くにさえ寄ってきませんでした。




でも…。




くつろぎの場所には敵わないのか、大福とは微妙な距離を置きつつベッドの上で寝始めました

再検査

今日は、採血の再検査に行ってきました。
退院時に高かったCRPの値をみるため、です。

たった数mlの血をとるためだけに、受付から採血まで1時間…。
採血から診察までは5分ほど、診察から会計まで30分もかかりました…

結果的には、前回12だったCRPの値が4まで減り一安心。
──ってか、自信はありましたけどね。
だって、退院してから腹痛も便通の状態も食欲も一気によくなりましたから

ただ、貧血は相変わらずで…。
鉄剤が更に2週間分追加されました…

あぁ～…飲みたくねぇ～

トータル料金表

とりあえず…。
生理予定日1週間後を初診とし、出産するまでの定期健診にかかった料金表です。

　クリックすると、拡大します。

エンジェルスマイル

サブちゃん…？
小堺一樹…？
えぇい、気にしてる事を言うなぁー。

(いや、気にしているのは私なんですけど…)






よーし、こうなったら究極の笑みを発射だー

ババン

どうだ、愛される本能、エンジェルスマイルだ


どうか、愛してやってください(笑)

退院日

今日は、全てが最後です。
授乳も、体重測定も、採血も、悪露交換も…。
体重測定では、前回より更に減り、妊娠体重から比べると約5kg減った事になりました。
まぁ、退院して調子が戻れば体重も元に戻っちゃうんでしょうけど…。

授乳を終えたらすぐに退院できるかと思いきや、採血の結果、感染を表すCRP(0.3以下が陰性)の値が、通常の帝王切開患者と比べて高く、最後にもう1本抗生剤をしなければならなくなりました。
帝王切開をした人でも、退院する時はCRPの値が4～5というのはザラらしいのですが、私の場合、12だったんです。数日前の検査では18だったので、下がってはきているとのことですが、産褥熱の事をも考え、最後に抗生剤1本と内服薬が追加されました。
更には貧血の薬、鉄剤まで…。

て、鉄剤は便秘を増強させるので嫌いなんですけど…

とりあえず、抵抗して退院が伸びるのは絶対に避けたいので、「はい、分かりました」と聞いておきましたが…

──そんなこんなで何とか退院でき、家に帰ってきました。
愛猫にも、もの凄く会いたかったぁ～

術後6日目

相変わらず便通は良すぎますが、ガスが溜まらなくなっただけマシです。

食事状況…朝食3割、昼食2割、夕食3割。

ようやっと、明日退院です。