海上自衛隊ときわ とわだ型補給艦の2番艦 AOE-423 ときわ 雨の中航行姿

とわだ型補給艦（AOE-423)2019年5月に一般公開のために寄港したことがあります。あるかぽーと岸壁。

第一海上補給隊　洋上輸送に物資格納　補給艦は日本に5隻しかないため多忙な船です。（輸送艦は　おおすみ型輸送艦では3隻しかありません。傭船で補っている状態です）
４回テロ特措法による派遣を実施　
密集した空間の中では海上自衛隊の規律をもってしても海自の中でも新型コロナウィルス感染は防ぐのは100％ではなく少数の感染者が出ているようです
個人的には　密閉された艦　社会の中では　人間関係・欲望・ねたみ・そねみ　いろんなものが他に放出されないので　難しい世界だと思っています。
みんな仲良しってことで100人から200人の艦は成り立たないし　一般の会社でもそうですが　憂さ晴らしに帰宅後に「一杯飲んで帰ろう」ってことが出来ない組織です。
（注）海上自衛隊の艦艇では飲酒は禁止されています。もちろん違反して飲酒が発覚すると処分対象となります。（個人だけでなく組織として上官も対象となります）

基準排水量　8150トン　
馬 力２６,０００PS
主機　ディーゼルエンジン2基2軸
乗 員約１４０名
速力　22ノット
主要寸法
１６７x２２.０x１５．９x８．１（※８．２）m（長さ、幅、深さ、喫水）
乗員　約140人

イージス艦でもヘリコプター空母でも燃料や水　弾薬　がなければ運用できません。諸外国への航行もそうです。　　

尖閣諸島で万が一有事となったときに燃料や水　弾薬　陸地から運ぶには補給艦が必要なのです（輸送艦も）本当は早急に増備が必要なのですが　今の風潮はイージス・アショアの代替をいかに落とし所を探すかということに目が向いているという感じです。

代替案のイージス・アショア代替案では費用は二隻で約5000億円を越えるといいます
最新鋭と言われる　ましゅう型補給艦の建造費は（1隻）　約430億円
おおすみ型輸送艦　（1隻）約504億円（ここも一隻あたりは270億円程度と言われる報道もあり）
イージス艦（みょうこう）　約1300億円
ミサイル艇は建造費（1隻）約90億円
今は最前列をはなれたイージス艦でない護衛艦　はたかぜ　が600億円
注）建造年が相当違いますので当時の価格を推量する必要があります
新型コロナウィルスで話題に一時期になりました病院船
（人は忘れるものです　誰も　病院船の話をしなくなりました　コストがかかる　スタッフも医師と看護師が多く必要で人件費もかかりますが設備が膨大です　さらに平時では長物になります）
武装をなくして単に建造して約300億円（規模によりますが140億から350億円という説もあります）（無論人件費なし）年間運用経費が25億円と予想されています

最前列での建造が話題になる海上自衛隊の艦艇ですがこのような船艇がなければイージス艦もDDHも運用することに支障が出るということを皆にちゃんと知らせるべきです