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海上保安庁巡視船あさづき 海峡航行 PLH35 あさづき

2021年11月15日 09時29分11秒 | 海上保安庁
堂々たる風貌で海峡を航行するのは最新鋭の巡視船あさづき😀  先日引渡式が終わったばかりの巡視船です。
同じヘリコプター搭載型巡視船PLH07せっつ(1984年就役)と写真で比較してみました。
こちらはヘリコプター搭載型でも1機です。ネームシップであるつがる型巡視船「つがる」は1979年就役なのでもう相当の期間が経過しています。
↑巡視船せっつ PLH07 せっつ
↓巡視船あさづき PLH35 あさづき
海上保安庁最大級の大型巡視船あさづき 最新鋭の大型巡視船もある (総トン数約6500トン)
ヘリコプター搭載型巡視船 2021年11月12日(金)、山口県にある三菱造船江浦(えのうら)工場で引渡式が実施された
今までは鹿児島市の第十管区海上保安部所属が多かったが今回は第十一管区海上保安部の石垣海上保安部へ配属 沖縄県尖閣諸島の海上警備を任務とすることになるでしょう。
全長150メートル 全幅17メートル の船でヘリコプターを2機まで搭載可能 速力は25ノット以上とディーゼルエンジン搭載の船舶としては比較的航行速度が速く、巡視船としては
その任務から低速連続航行の必要もありまた経済性の確保もあり苦労も多かったと推測されます。
しゅんこう型巡視船と大きな違いは武装を始め外見では後部マストがしゅんこう型は黒く塗られたラティスマストに対してれいめい型巡視船は塔状のマスト
船首部分も れいめい型巡視船の方が長くなっています。(調達価格も れいめい型巡視船の方が35%廉価と言われています)
れいめい型巡視船 で今までは三菱重工業長崎造船所で建造されていたが今回初めて 三菱重工業下関造船所で建造。
PLH33 れいめい PLH34 あかつき PLH35 あさづき と3隻が稼働することになります。
40mm単装機銃を2基、20mm多銃身機銃を2基装備。
船名の「あさづき」は「朝月」夜明けの空にうっすら見える月のこと。
現在 尖閣専従として配備されているのは PL と区分される「くにさき型巡視船」で武装は20ミリ機関砲JM-61が1門のみですので機能強化が図られます。

↓ こちらは くにさき型巡視船 えちぜん(長 さ. 96メートル. 3 幅. 11.5メートル. 4 総トン数. 1,500トン. 第八管区海上保安本部 )

参考)尖閣諸島周辺の接続水域においては、ほぼ毎日、 中国海警船による活動が確認されており、令和 2 年における 1 年間の確認日数は 333 日と過去最 多になるとともに、接続水域における連続確認日数 も過去最長の 111 日と なっています。

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