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第九管区新潟海上保安部 巡視船ひだPL51 2022/5/25

2022年05月25日 15時02分41秒 | 海上保安庁
第九管区新潟海上保安部 巡視船ひだPL51
先日まで岡山県の新来島サノヤス造船所にいたようですが 2022年5月25日昼前に関門海峡を航行する姿が
見られました。このまま関門海峡を抜けて新潟県(第9管区海上保安部)まで向かうのでしょう。
ドックを出たときは真っ白いペンキ塗りたて状態だったという話でしたが、船体後半部が1日で黒く煤けています。
これは ほかの巡視船と異なり 甲板上の煙突を廃止して 舷側(船の両サイド)の排ガス管から排気する舷側排気を採用しているため。
煙突がないために甲板を広く使えること 船の重心を下げられるというメリットがありますが 排気管が船内を抜けることになるために
船内スペースが喰われるというデメリットもあります。高温の排気ガスが通るために断熱対処も必要になる。
純白の舷側は煙で汚れてしまいます
上甲板の外舷に沿って立ち上げた波の侵入を防ぐブルーワークも特徴のひとつ
ひだ型巡視船の特徴は この イージス艦をイメージさせるような船橋構造物 
海上保安庁の巡視船としては大型の40ミリ機関砲1門(ボフォース MK.3 40mm単装機関砲×1)と20ミリ機関砲1門(多銃身20mm機関砲)を搭載
速力もディーゼルエンジン4基+ウォータージェット4基を駆使し30ノット以上を誇り 海上を駆け抜ける
乗員数は約30名 
高速高機能大型巡視船
2006年4月18日就役 新潟 調達価格は79億円程度 2000トン型巡視船 新潟海上保安部所属
現在 数で主力であるPL くにさき型巡視船と比較して大きさ速度で一回り大きな巡視船です。
PM2.5の濃度が濃かったのか黄砂の影響か見通しが悪い天気でした。




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