今日のうた

思いつくままに書いています

10円の力

2015-03-11 09:11:25 | ②一市民運動
●「3.11」は半角英数でないと、寄付されないそうです。
 半角英数で検索すると、「検索ありがとうございます」の表示がでます。
 これでOKです。

 検索者数はユニークブラウザー数で集計しているそうです。
 ですから同じアドレスから何度検索しても、10円にしかなりません。
 それと寄付総額は昨年の実績をもとにするので、上限があるそうです。
 下に書いたような2億円というのは、実質不可能になります。

 
3月6日の投稿をこちらに移しました。
3月11日(この日のみ)に、Yahooで「3.11」と検索すると、東北復興支援にヤフーから
10円が寄付されるそうです。

昨年は250万人が参加したそうです。寄付は2500万円に!
今年、2500万人が参加すれば、寄付は2億5000万円になります。
こうした形で、ずっとずっと関わっていけたらと思います。

ブックマークに「10円の力」として入れましたので、是非、ご覧ください。
そして出来るだけ拡散をお願いします。
(ブックマークの限度数が超えましたので、削除させて頂きました。
 次のアドレスをコピペしてGoogleで検索すると、一番上に出ます。
 http://search.yahoo.co.jp/searchfor311/2015/)

追記1
今年の寄付の総額が出ました。
2918278人が参加されて、総額2918万2780円でした。
昨年より400万円以上、多いです。
本当にありがとうございました。
(2015年3月12日 記)

追記2
寄付が何に使われるのか、とっても気になります。
yahoo検索画面でお知らせしますとありましたが、まだ情報はないようです。
私が見逃しているのかもしれませんが、丁寧な情報をお願いします。
(2015年4月23日 記)

追記3
大変失礼しました。
ブックマークに入れました「10円の力」の下の方に載っていました。
6団体に寄付したそうです。
(2015年4月24日 記)
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017:画面(梅田啓子)

2015-03-10 09:49:31 | ⑥題詠blog2015
テレビ画面が旅のすべてでありし母いっしょに温泉いきたかったよ

テレビ画面が旅のすべてでありし母 いっしょに温泉いきたかったよ(推敲)



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016:荒(梅田啓子)

2015-03-09 09:05:34 | ⑥題詠blog2015
荒荒しい愛はいらない ゆうぐれの町にあかりがぽつぽつ灯る

荒荒しい愛はいらない夕ぐれの町にあかりがほつほつ灯る (推敲)


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チャーミングな言葉

2015-03-08 09:47:44 | ⑤エッセーと物語
ETV特集で、2009年2月8日に放送された「キューバ革命50年の現実
~米国人ジャーナリストが記録したカストロ政権~」の再放送を観た。
アメリカ人ジャーナリストのジョン・アルバートが、35年にわたり市民の生活を
撮り続けた、キューバの記録である。

私はフィデロ・カストロ議長に対して、カストロ髭を生やした恐いおじさんという
印象しかなかった。
だがカメラの前のカストロは、ちゃめっけたっぷりの、人懐っこいおじさんだった。
また、彼の言葉は実にチャーミングなので、思わず書き写してしまった。

1979年10月、ニューヨーク国連本部で演説するために乗った飛行機の中で

記者:   「ニューヨークではあなたを殺したいと思っている人がたくさんいると思います」

カストロ: 「私の運命は決まっている。人は死ぬ時には死ぬもんだよ」

記者:   「いつも防弾チョッキを着ていると聞きましたが」

        (ボタンを外して肌を見せ、体を震わせて笑いながら)
カストロ: 「ほら、私はモラルというチョッキをいつも着ているんだよ。
       とても頑丈なやつをね。
       そいつはいつも私を守ってくれた」

滞在するニューヨークのホテルの部屋を、記者たちに案内して

カストロ: 「ここが寝室だよ」

記者:   「あなたは睡眠を取らないという人がいますが」

カストロ: 「そんなことはない。
       仕事が忙しくて短時間でしっかり睡眠を取らなければいけないので、
       夢は見ないよ」

記者:   「国連前の支持派と反対派のデモをどう思いますか」

カストロ: 「自分に反対している人を賞賛する。
       なぜなら、彼らは活動家だから
       熱心に活動しているということだ。

      
       私を支持してくれる人には感謝する。
       彼らには更なる賞賛を送りたい。
       彼らは勇敢だからね」

私はカストロの主義主張は解らないが、人間として深く、魅力的な方だと思った。
最近の国会での、言い訳・言い逃れ・ごまかし・棒読み・・・にうんざりしていたので、
久しぶりに爽やかな風を感じた。

追記1
オバマ大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長(フィデロ・カストロの弟)は
11日、米州首脳会議が開かれた中米のパナマでおよそ1時間にわたって会談した。
両首脳はできるだけ早期に国交を回復し、お互いの大使館を再開できるよう
努力することを確認した。
また、キューバが求めているテロ支援国家の指定の解除について、オバマ大統領が
近く判断するとカストロ議長に伝えた。(引用ここまで)

歴史的な会談が行われたのだ。世界は刻一刻と動いている。
アメリカにただただ追従するだけでは、世界から取り残されてしまうのではと、
私は危惧します。
(2015年4月12日 記)

追記2
2016年11月25日、フィデロ・カストロ氏がお亡くなりになりました。享年90歳。
(2016年11月26日 記)

    
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機能しない日本のメディア

2015-03-06 16:09:37 | ②一市民運動
日本人はなぜこんなにも自粛が好きなのだろう。
歴史の転換点にいるにも関わらず、殆どの人は声を上げない。
読売新聞しか読んだことのない友達からは、政治のことばかり考えて
おかしいんじゃないの?とまで言われてしまう。
今の日本、そしてこれからの日本がどうなってしまうのか、私はとても不安です。
心配する私がおかしいのでしょうか。

私は、「戦争を知らない子どもたち」と言われて生きてきました。
子どもたちにも、そのまた子どもたちにも、そのまた子どもたちにも、ずっとずっと
「戦争を知らない子どもたち」でいて欲しいと思います。
子どもたちに何も遺せなくても、戦争で一人も死ぬことのない国がずっと続いて欲しいし、
そのためには自分が出来ることはしたいと考えています。
どこにも属さずに、仲間もいない、外で活動する体力もない、
私が出来ることは限られていますが。

こんなことを考えていたら、神奈川新聞の次の記事を見つけました。
外国のメディアの方が、日本の現状が分かるという矛盾。
ブックマークに入れようとしたら、アドレスが長くて入りません。
記事の最初の部分を載せます。続きはgoogleで「カナロコマーティン・ファクラー」と検索して
下されば、一番上に出てきます。
日本の現状がとてもよく解りますので、是非、お読みください。

神奈川新聞より
時代の正体<71>「イスラム国」は問う(6)「日本のメディアは最悪」-
邦人人質事件から/米NY・タイムズ マーティン・ファクラーさん

過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件で2人が殺害されてから1カ月が過ぎた。
テロを含めた国際情勢にどう向き合っていくのか-。米有力紙ニューヨーク・タイムズ
東京支局長のマーティン・ファクラーさんは、日本が重大な局面を迎えているにもかかわらず
さほど論議が交わされていないことが不思議でならない。その背景にメディアが
機能していないことを指摘する。・・・つづく

追記1
ご近所の新聞紙回収日が新聞によって違う。少し前までは、朝日と読売が半々くらいだった。
ところが最近になって、朝日が断然増えていることに気づいた。
読売しか取らなかった人が替えているのだ。これをどう解釈したらよいのだろう。
私は東京新聞を取りたいが、二紙をとる余裕がない。
ツイッターの「東京新聞政治部」をフォローすると、重要な記事を読むことができる。
これは便利だ。当分はタダで読ませて頂きます。私には決定権がないので、いずれ・・・。
(2015年3月24日 記)

追記2
「報道の自由推進賞」年間最優秀出版賞に東京新聞。
安倍政権となって、報道の自由度ランキングが後退し続ける中で、日本外国特派員協会に
よって設立された「報道の自由推進賞」。その年間最優秀出版賞に東京新聞が選ばれました。
「原発問題、政治スキャンダル、汚職、報道の自由に関わる継続的、
かつ優れた調査報道に対して」。おめでとうございます。

◆後藤健二さんが「報道の自由推進賞」に選ばれました。
おめでとうございます。本当によかったです。
(2015年5月10日 記)
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棺一基 1

2015-03-04 19:36:20 | ③好きな歌と句と詩とことばと
『棺一基(かんいつき) 大道寺将司全句集』より
大道寺将司(まさし)は1974年8月30日、三菱重工爆破事件で
死刑判決が確定し今も在監中。
序文、跋文は辺見庸。 環境依存文字は、他の漢字にするか平仮名とする。

1997年
翅(はね)一枚遺(のこ)して蝉の食はれけり

虫の音や杖に縋(すが)りて母の来る

独房の点景(てんけい)とせむ柿一個

1998年
尾てい骨痛む余寒(よかん)の薄(うす)蒲団

新聞に塗(ぬ)りつぶしあり房冴(さ)ゆる

生際(はえぎわ)の美しき女人(ひと)風信子(ヒヤシンス)

夕焼けを背にしてねまる仔猫かな

囚人(めしゆうど)の残飯殖(ふ)ゆる油照(あぶらでり)

死者たちに如何にして詫(わ)ぶ赤とんぼ

1999年
万人に万の顔ありてんとむし

2000年
秋立つと身ぬちの修羅(しゆら)の動きそむ

 〈 パレスチナ 〉
宵闇にゲリラの潜(ひそ)む石の町

右腕に食器口(しよつきこう)より隙間風

2001年
実存(じつぞん)を賭(と)して手を擦(す)る冬の蠅

枯木立抜身(ぬきみ)のままでたじろがず

天穹(てんきゆう)の剥落(はくらく)のごと春の雪

暮れぎはの影定まりて夏来る

死を抱き人は生まれく岩清水

日の丸の赤溶け出づる梅雨じめり

秋蝉(しうせん)の身ぬちにありて熄(や)むことなし

アフガンの秋農民の痩せ骸(むくろ)

みなしごのまた生れけり星月夜(ほしづきよ)

其(し)が影を背負ひて揺るる枯尾花(かれをばな)

寒星(かんせい)や難民の子のひた見詰め

2002年
人外(じんがい)に節分の雨降り止まず

窓狭き古き囚獄(ひとや)を西日責む

2004年
海市(かいし)たつ海に未生(みしよう)の記憶あり

累代(るいだい)の骸(むくろ)の上の櫨(はぜ)紅葉

2005年
霧を出て霧に去(い)にける筵旗(むしろばた)

くさめしてこの世の貌(かお)に戻りけり

追記1
2015年5月22日、フジテレビで「連続企業爆破テロ 40年目の真実」を放送した。
当時は「連続企業爆破事件」と呼んでいたが、番組では「爆破テロ」になっている。
事件当時の実際の映像が入っていたので、うろ覚えながら当時を思い出した。
大道寺将司のことを俳句を通してしか知らなかったが、実際の逮捕時の映像は、
とても繊細な顔を映し出していた。
(2015年5月24日 記)








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棺一基 2

2015-03-04 19:35:37 | ③好きな歌と句と詩とことばと
2007年
棺一基(かんいつき)四顧(しこ)茫々と霞みけり ※四顧=辺り

〈 刑使者、イラクでの戦死者、自殺者・・・ 〉
南風(なんぷう)や死は員数となりはつる

ででむしやまなうら過(よぎ)る死者の影

手も触れで崩れ落つるや闌(た)けし百合

油照(あぶらでり)なぞえの墓に碑銘なく ※なぞえ=斜面

蛍火や松明の群れ進むごと

2008年
炎(ほむら)立つ胸より奔(はし)る野火の舌

蟻の列銃火止まざる地に静か

寂しくて里に下りぬる蜻蛉(とんぼ)かな

かはたれの身の内かさと穴惑(あなまどひ) 
 ※穴惑=秋の彼岸をすぎ、寒さが増す中でも冬眠の穴に入らず、地上に残っている蛇

病む人に畳表(たたみおもて)の冷たかり

凍蝶(いててふ)の其(し)を励まして震ひけり ※凍蝶=寒さで動けない冬の蝶

しぐるるやいしくれひとつ身に纏ひ

散らされて隊組み直す冬銀河

2009年
わらんべの甲走(かんばし)る声地虫出づ

傷みしは世間か吾か雨蛙(あまがえる)

消え失せて漸(やうや)う気づく花野(はなの)かな

まなぶたに危めし人や稲光(いなびか)り

懐に出面(でづら)ある夜のちんちろりん ※出面=日雇い労働者などの日当

 〈 アフガニスタン 〉
障害者に自爆を迫(せ)むる無月(むげつ)かな

2010年
辛夷(こぶし)咲く山に千古の光満つ

 〈 病舎にて 〉
解けやすき病衣の紐や冴(さえ)返る

身の奥の癌の燃え立つ大暑かな

秋暑く敷布の皺の捩れけり

しののめの病舎にこぼす咳ひとつ

2011年
数知らぬ人のみ込みし春の海

地震(なゐ)止まず看護師の声裏返る

父母の死を知らざる女児や鳥帰る

水底の屍(かばね)照らすや夏の月

 〈「さみだれのあまだればかり浮御堂」阿波野青畝 〉
さみだれのあまだれほどの痛みかな

胸底は海のとどろやあらえみし ※あらえみし=上代、朝廷に服属しなかった蝦夷

生者より死者に親しきゐのこづち
 ※ヒユ科の多年草。実にとげがあり、衣服や動物の体について散らばる








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015:衛(梅田啓子)

2015-03-04 10:15:09 | ⑥題詠blog2015
死してなお地球をめぐるライカ犬 無人の人工衛星に



※1985年公開のスウェーデン映画「マイ ライフ アズ ア ドッグ」より
 この映画の主人公12歳の少年イングマルは、12歳とは思えないくらい無邪気で、
 笑顔が愛くるしい。
 だが心に闇を抱えていて、寂しくなったり辛くなったりした時は、空を見あげてこう思う。
 「あのライカ犬より、僕の人生はまだましだ」

 ライカ犬は、ソ連の宇宙船スプートニク2号(1954~1957年)に積まれた
 メス犬のこと。
 わずかな水と空気しか与えられず、実験のため人間よりも早く宇宙船に乗せられたのだ。
 打ち上げ数時間後に、加熱とストレスで死んだというウワサや、打ち上げ10日後に
 毒入りの餌で安楽死させられたというウワサがある。

 イングマルのお父さんは南の海で行方不明に、お母さんは重い病にかかっている。
 お兄ちゃんはいじめてばかりいる。飼っていた犬も死んでしまう。
 そのうちお母さんが亡くなり、親戚の家に預けられる。
 おじさん一家やおばあちゃん、村の人たちとの何気ないエピソードがあったかい。
 ボクシングを通して、サガという美少女と出会う。
 サガは女であることを隠し、ボクシングを続けている。
 だが胸のふくらみが隠せなくなり、ボクシングをやめることになる。
 イングマルとサガとのふれあいは爽やかだ。
 サガのボーイッシュな美しさとともに、ずっと私の心に残っている。

 当時、6歳と7歳の娘をつれて映画館に行った。
 最初の場面からお兄ちゃんのいたずらが過ぎて、娘たちの教育上、
 このまま帰った方がよいのではないかと、やきもきしたものだ。
 娘たちは覚えているだろうか。




(画像はお借りしました)


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014:込(梅田啓子)

2015-03-03 09:20:48 | ⑥題詠blog2015
ようやくに視線の先が定まりぬつめ込まれたる東西線に

ようやくに視線の先の定まれりつめ込まれたる東西線に (推敲)

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013:刊(梅田啓子)

2015-03-02 09:20:37 | ⑥題詠blog2015
としを取ることのやすらぎ おじさんと肩を並べて週刊誌よむ


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