2005年5月15日放送のテレビ朝日【「ザ・スクープ、鳥越俊太郎」
<第2部>イラクでベトナムの悪夢再び!? ~検証!恐怖の劣化ウラン弾~】を
ブックマークに入れて置いたのですが、最近、削除されていました。
2005年放送のものを、2015年3月までは視聴できていました。
何故ここにきて削除されたのでしょうか。
ブックマークに入れたその他の動画や記事も、ここにきて立て続けに削除されています。
TBSの「報道特集」は放送済みのものを視聴できましたが、視聴できなくなったものが
あります。たとえば、2015年1月24日放送の報道特集「イスラム国 人質事件」
は視聴できなくなりました。
また、NHKスペシャル「ドキュメント"武器輸出" 防衛装備移転の現場から」も
削除されました。これは「特定秘密保護法」と関係があるのでしょうか。
何か大きな力が働いていると感じるのは、私の思い過ごしなのでしょうか。
すでに書いてある3分の1をアップします。
あとの3分の2は、初見のメモ書きだけ残っているので、後日、アップします。
番組の概要は・・・
天然ウランを核兵器や原子力発電用に濃縮すると、大量に発生する放射性廃棄物、
すなわち「劣化ウラン」を再利用したのが、劣化ウラン弾である。
鉄の2・5倍の比重を持ち、戦車の鋼鉄でも突き破り、全焼した時に放射能がチリとなって
大気中に飛び散り、環境や人体を汚染する「汚い爆弾」と呼ばれている。
エネルギー省 ジム・ワーナー次官
「アメリカにはあり余るほどの劣化ウランがある。
その処理には莫大な費用がかかるが、現在、そのような経済的な余裕がない。
およそ70万トンの劣化ウランが1947年以降、エネルギー庁から
1トン・1ドルでいくらでも手に入る。やっかいな『核のゴミ』を処理すると同時に、
一石二鳥の便利な兵器だった」
ベトナム戦争から16年、「枯れ葉剤の悲劇」はイラクを舞台に繰り返された。
新たな環境汚染の主役は、放射性廃棄物から作られた劣化ウラン弾である。
この「もうひとつの核兵器 劣化ウラン弾」は、1991年の【湾岸戦争】で
約95万発投下され、約320トンもの放射性廃棄物がイラク全土にばらまかれた。
1990年代の半ば頃からイラクの小児病院は、原因不明のガンや白血病の子ども、
奇形の子どもに埋め尽くされた。病状は放射能汚染によるもの。
たとえば原爆のようなものが原因以外には考えれれない。
イラクは、広島原爆の5000発以上投下されたと同じくらいに汚染された。
イラクのバクラでは、劣化ウラン弾が集中投下され、手足の6本ある子どもや、
クルーゾン症候群と呼ばれる、頭がい骨の奇形が見られる子どもが見られた。
(湾岸戦争前の子どもに異常はなかった)
小児ガンの発生件数は、99年以降に爆発的に増加した。
一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被曝し、「湾岸症候群」に苦しむ帰還兵は
約15万人。終戦後に生まれた「湾岸ベイビー」の先天的障害率は67%に達すると
言われる。しかし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定し、2003年の
【イラク戦争】でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏み切った。
現地調査した慶応大学・藤田祐幸助教授によれば「イラク全土が永久に放射能に汚染され、
もはや人が住める状態ではない」という。もちろん、【自衛隊が駐留するサマワでも
高濃度の汚染が確認されている。】そして、去年2月、 サマワで復興任務に就いていた
米兵たちの尿から劣化ウランが検出された。
被曝症に苦しむ帰還兵は言う。「政府は真実を隠している。サマワ全体に放射能の砂埃が
舞っていて、【自衛隊員がそれを吸わずに生活することは不可能だ。】」
劣化ウラン弾は、湾岸戦争でもイラク戦争でも使われ、恐るべき放射能汚染を
もたらしました。劣化ウラン弾も放射性廃棄物の再利用として考え出されたものです。
イラクの人々のみならず、アメリカ帰還兵やその家族にも、深刻な病気を引き起こして
います。(引用ここまで)
(当時、サマワに駐留していた自衛隊員たちは大丈夫だったのでしょうか。
その後の報道は無いようですが・・・。
集団的自衛権の行使を認めるということは、こうした地域にも多くの自衛隊員が
派遣されるということを意味する。)
2につづく
追記1
2015年4月27日、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」が18年ぶりに
改定されます。国民も、憲法も、国会も、「集団的自衛権行使」などの
法整備(安全保障関連法案)も、すべて全て置きざりにされて、自衛隊が地球規模で、
米軍を支援することになります。自衛隊を辞める人が続出し、応募する人が減少したら、
その先にあるのは徴兵制だと思います。
現に自民党のどなたかが、「将来、徴兵制はあり得る」と言っていましたっけ。
政権に不利なものはどんどん削除されていき、メディアは規制されていく。
こんなちっぽけな私のブログも、削除される日がくるのでしょうか。
10年後、20年後に、2015年4月27日のことを、草葉の陰で歯がゆい思いを
していなければならないのでしょうか。
ちなみに、1952年4月28日はサンフラン平和条約の発効により、主権を回復した
日本において、沖縄を含む南西諸島(九州南端から台湾へ連なる列島の総称。
鹿児島県の大隅・吐喇〈とから〉・奄美、沖縄県の沖縄・先島〈さきしま〉の
各諸島からなり、太平洋と東シナ海を分ける)は日本から切り離され、
米軍の施政権下に置かれた日です。
沖縄県民にとって4月28日は、「屈辱の日」なのです。
(2015年4月28日 記)
<第2部>イラクでベトナムの悪夢再び!? ~検証!恐怖の劣化ウラン弾~】を
ブックマークに入れて置いたのですが、最近、削除されていました。
2005年放送のものを、2015年3月までは視聴できていました。
何故ここにきて削除されたのでしょうか。
ブックマークに入れたその他の動画や記事も、ここにきて立て続けに削除されています。
TBSの「報道特集」は放送済みのものを視聴できましたが、視聴できなくなったものが
あります。たとえば、2015年1月24日放送の報道特集「イスラム国 人質事件」
は視聴できなくなりました。
また、NHKスペシャル「ドキュメント"武器輸出" 防衛装備移転の現場から」も
削除されました。これは「特定秘密保護法」と関係があるのでしょうか。
何か大きな力が働いていると感じるのは、私の思い過ごしなのでしょうか。
すでに書いてある3分の1をアップします。
あとの3分の2は、初見のメモ書きだけ残っているので、後日、アップします。
番組の概要は・・・
天然ウランを核兵器や原子力発電用に濃縮すると、大量に発生する放射性廃棄物、
すなわち「劣化ウラン」を再利用したのが、劣化ウラン弾である。
鉄の2・5倍の比重を持ち、戦車の鋼鉄でも突き破り、全焼した時に放射能がチリとなって
大気中に飛び散り、環境や人体を汚染する「汚い爆弾」と呼ばれている。
エネルギー省 ジム・ワーナー次官
「アメリカにはあり余るほどの劣化ウランがある。
その処理には莫大な費用がかかるが、現在、そのような経済的な余裕がない。
およそ70万トンの劣化ウランが1947年以降、エネルギー庁から
1トン・1ドルでいくらでも手に入る。やっかいな『核のゴミ』を処理すると同時に、
一石二鳥の便利な兵器だった」
ベトナム戦争から16年、「枯れ葉剤の悲劇」はイラクを舞台に繰り返された。
新たな環境汚染の主役は、放射性廃棄物から作られた劣化ウラン弾である。
この「もうひとつの核兵器 劣化ウラン弾」は、1991年の【湾岸戦争】で
約95万発投下され、約320トンもの放射性廃棄物がイラク全土にばらまかれた。
1990年代の半ば頃からイラクの小児病院は、原因不明のガンや白血病の子ども、
奇形の子どもに埋め尽くされた。病状は放射能汚染によるもの。
たとえば原爆のようなものが原因以外には考えれれない。
イラクは、広島原爆の5000発以上投下されたと同じくらいに汚染された。
イラクのバクラでは、劣化ウラン弾が集中投下され、手足の6本ある子どもや、
クルーゾン症候群と呼ばれる、頭がい骨の奇形が見られる子どもが見られた。
(湾岸戦争前の子どもに異常はなかった)
小児ガンの発生件数は、99年以降に爆発的に増加した。
一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被曝し、「湾岸症候群」に苦しむ帰還兵は
約15万人。終戦後に生まれた「湾岸ベイビー」の先天的障害率は67%に達すると
言われる。しかし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定し、2003年の
【イラク戦争】でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏み切った。
現地調査した慶応大学・藤田祐幸助教授によれば「イラク全土が永久に放射能に汚染され、
もはや人が住める状態ではない」という。もちろん、【自衛隊が駐留するサマワでも
高濃度の汚染が確認されている。】そして、去年2月、 サマワで復興任務に就いていた
米兵たちの尿から劣化ウランが検出された。
被曝症に苦しむ帰還兵は言う。「政府は真実を隠している。サマワ全体に放射能の砂埃が
舞っていて、【自衛隊員がそれを吸わずに生活することは不可能だ。】」
劣化ウラン弾は、湾岸戦争でもイラク戦争でも使われ、恐るべき放射能汚染を
もたらしました。劣化ウラン弾も放射性廃棄物の再利用として考え出されたものです。
イラクの人々のみならず、アメリカ帰還兵やその家族にも、深刻な病気を引き起こして
います。(引用ここまで)
(当時、サマワに駐留していた自衛隊員たちは大丈夫だったのでしょうか。
その後の報道は無いようですが・・・。
集団的自衛権の行使を認めるということは、こうした地域にも多くの自衛隊員が
派遣されるということを意味する。)
2につづく
追記1
2015年4月27日、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」が18年ぶりに
改定されます。国民も、憲法も、国会も、「集団的自衛権行使」などの
法整備(安全保障関連法案)も、すべて全て置きざりにされて、自衛隊が地球規模で、
米軍を支援することになります。自衛隊を辞める人が続出し、応募する人が減少したら、
その先にあるのは徴兵制だと思います。
現に自民党のどなたかが、「将来、徴兵制はあり得る」と言っていましたっけ。
政権に不利なものはどんどん削除されていき、メディアは規制されていく。
こんなちっぽけな私のブログも、削除される日がくるのでしょうか。
10年後、20年後に、2015年4月27日のことを、草葉の陰で歯がゆい思いを
していなければならないのでしょうか。
ちなみに、1952年4月28日はサンフラン平和条約の発効により、主権を回復した
日本において、沖縄を含む南西諸島(九州南端から台湾へ連なる列島の総称。
鹿児島県の大隅・吐喇〈とから〉・奄美、沖縄県の沖縄・先島〈さきしま〉の
各諸島からなり、太平洋と東シナ海を分ける)は日本から切り離され、
米軍の施政権下に置かれた日です。
沖縄県民にとって4月28日は、「屈辱の日」なのです。
(2015年4月28日 記)