なんだろうか
この岩と緑の織り成す大きな塊感の世界は
標高2500m超の美しい稜線を歩く幸せをかみしめながら
横岳を越えて硫黄岳へ向かいます
見下ろせば美しい森が広がってる
清里高原
小さい女王様達が咲くがれきの道
過酷な環境で
水分はわずかしかない砂礫の中で
ちっちゃな女王コマクサ様が懸命に咲いている
感動せずにいられません
硫黄岳山荘と奥になだらかな硫黄岳
珈琲いただけるかな
やった
営業中だ!
街のカフェみたいじゃないすか
マウンテン珈琲もらいましょう
コロナ対策やってます
あげもち?
名物みたいです
味噌汁&ごはん、ってのもいいなぁ
寒いんで
石油ストーブに火が点いてます
猛暑の下界とかけ離れた世界
注文してからドリップで淹れる珈琲がうまい
600円!
プライスレスの価値ある一杯です
なぁ~んつって
オジサンはいいもの見つけちゃってさ
世界一好きな氷結ガソリンがこんな山の中で400円でいただける奇跡よ!
30分ほどまったり休憩して先へ進みます
イッキに視界が悪くなってきました
7つあるケルンが道標で役立ちます
ただのオブジェなんかじゃない
道迷い遭難も多いという硫黄岳
ストックでついて歩くと
カラカラと音のする軽い石です
この平らなとこが山頂です
AM11:30
硫黄岳2760mに到着
靄の中 肩寄せ合って
救助を待つ遭難者にみえてくる
唯一の生命体
ホシガラスが飛びかいます
ライチョウには会えませんでした
赤岳鉱泉に向けて下りて行こう
さっきまでの風景が嘘だったかのような
懐かしく感じる八ヶ岳らしい世界
先取りの秋
なんとかリンドウかな?
PM12:30 赤岳鉱泉に到着です
おなかすいたぁ
つづく
次で終わり