ウォーキング日記

72歳で仕事を辞めて趣味の山歩きやウォーキング主体の暮らしに変えたのでタイトルを「バラ園日記」から変更しました。

井川線

2017-08-29 05:02:02 | ちょっとした知識
「井川線(いかわせん)」は静岡県榛原郡川根本町の千頭駅と同県静岡市葵区の井川駅とを結ぶ大井川鐵道の鉄道路線で「南アルプスあぷとライン」の愛称がつけられています。

混同されている方がおられるかも知れませんがこのSLが走っているのは「大井川本線」で「金谷駅」から「千頭駅」までの39.5Kmで


この「千頭駅」から「井川駅」までの25.5Kmが「井川線」となるんです。


先日は隠れ家からの帰りにこの井川線のそばを通って井川まで車を走らせていたわけですが・・・奥方はまだ一度も乗ったことがないとかで「いつかは一度乗ってみたい」などとおっしゃる。

かく申す私は今までに2度の乗車体験がありまして・・・一度目は現役時代にお世話になった会社に入社した年の慰安旅行で横浜から一泊で寸又峡温泉に来た時のことでした。

残念ながら当時の写真は残っておりませんが・・・二回目のこの時はこんな写真を撮っていました。


これは好きで乗ったわけではありませんで・・・他の交通手段が使えなかったから乗らざるを得なかった。

えぇ、今から35年前に南アの山岳地帯を襲った大雨被害で寸断された林道を椹島から畑薙ダムを目指して歩きました。

たまたま赤石岳に登っている時にその大雨に遭遇したんです。

逃げるように山頂の避難小屋を後にして椹島に駆け込んだのが9時40分のことでバスは10分前に出てしまったばかり。

降り続く雨の中で椹島のロッジに泊まって次の朝を迎えたが林道ががけ崩れのためバスの通行は出来ないとの情報が入ったので徒歩での下山を決めて雨がやむのを待って歩き出し、途中のこんながけ崩れ箇所は・・・最初の方こそ数えていたが、あまりの多さに途中で数えるのをやめた。


濁流が渦巻く大井川の本流を眼下に眺めて


途中何ヶ所も沢からの流出物に邪魔をされながらも


何とか畑薙橋までたどり着いたけど・・・そこにはあるはずの橋がなかった。


この後右岸を高巻いて畑薙大吊り橋経由で何とか車を停めていたダムまでたどり着くことが出来たものの道路が寸断されていて車は使えず。

ダムサイトでビバークした後の翌日大雨の中を井川目指してひたすら歩く。

途中にあった民宿兼食堂で何日ぶりかでまともなものを口にする事が出来て元気を回復して再び歩き始めた。

この時通りかかった地元のおじさんの軽トラックに拾ってもらって井川まで乗せて行っていただいたものの・・・バスは勿論井川線もがけ崩れのため運行をしていなかった。

復旧するまでの宿泊場所として紹介された民宿の一室で一夜を過ごし・・・翌日の昼ごろになってようやく一部のバス運行区間を織り交ぜて井川線の運転が再開された。

で、窓から撮った一枚でしたが井川線→大井川本線→東海道線を乗り継いで静岡に戻って来たのが赤石岳の山頂避難小屋を後にしてから4日後のことでした。

帰宅してテレビのニュースを見ると・・・「災害救助法」の発令により椹島に停滞していた登山者がヘリで続々と安倍川の河川敷に造られた臨時ヘリポートに下りて来ている。

こっちは4日もかかってやっとのことでたどり着いたと言うのに・・・たったの1時間で楽々帰還とはうらやましい限り。

そんな思い出のある「井川線」でした。

もう二度と登ることはないだろうと思っていたその赤石岳に連れて行ってもらえるかも知れないと言うことになったのがつい先日のことですが・・・当時30代前半で脂の乗り切った時期だったにもかかわらずつらい登りだったことしか記憶にありません。

先日のこんなトホホな失敗談もあることだし・・・来月に入ったらトレーニングにハゲもうと思っていますよ。

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県民の日

2017-08-22 04:41:32 | ちょっとした知識
昨日暇に任せてネットを見ていたら・・・こんな記事が目に入りました。


おぉ、生まれと育ちは違いますが移り住んでからもう40年以上が経ちますからこれまでの人生の半分以上をこの県で暮らしている。

もうれっきとした「静岡県民」でありますよ。

他の都道府県にもそんな日があるのかしらと思って調べてみると・・・予想したよりはずいぶん少なくて全部でこれだけ。






全部の都道府県とまでは行かなくても・・・半分ぐらいはあるのかと思っていましたがねぇ。

で、これを見ていて気がついたのは・・・昨日が県民の日だったのが静岡の他にもうひとつあった。


何と生まれ育った福島県も昨日がその日になっていましたよ。

昨日に決まった理由と言うのがどちらも「廃藩置県」で設置されていた複数の県が合併して現在の福島県や


静岡県となった。


その日が8月21日だったと言うわけであります。

どうせ暇探究心旺盛なので他にはどんな記念日になっているのか調べてみたら・・・「噴水の日」「献血の日」の他に「パーフェクトの日」と言うのがあった。


一体どういう記念日なのかと思って中を覗いてみると・・・一世を風靡したプロボウラーの中山律子さんが国内の女子プロとして初めてパーフェクトゲームを達成した日なんだそうです。


話は変わりますが・・・昨日の朝仕事に行こうとして車に乗った時にメーターを見たら燃費がずいぶん落ちていることに気がついた。


確か先週は13Km前後は走っていたはずなんですがね~。

原因はこの時に奥方の車を借りて行ったので・・・交換で奥方が私のを使っていた。


あ、いや奥方の運転が荒いと言うわけではありませんよ。

えぇ、大きな違いはエアコンを使うか使わないかだけ。

会社から通勤のガソリン代を支給されている奥方と自分で払う私との違いですな。

エアコンの使用は燃費を悪くするとは良く言われていることですが・・・たったの1日か2日でこれだけ落ちるのを見るとなるほどと思ってしまいますね~。

私は少しでも燃費を良くするために今日もエアコン使わずに仕事に行って来ることにいたします。


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あと何回行けるかゴールデンコース

2017-07-21 04:33:09 | ちょっとした知識
昨日は花切りの後でちょっとだけ脇芽取りと液肥を送るホースの交換をして仕事は終わりでした。

ちょうど昼飯の時に飲む缶チューハイの在庫が切れたところだったので帰りに酒屋に寄ってみましたが・・・あらら、店が開くまでまだ30分以上もあるぢゃまいか。


いくら気が長い私でも30分も待つのはとても無理なのでそのまま帰宅しますが・・・まだずいぶん早い時間なので久しぶりでゴールデンコースに行くことにします。

こんなカンカン照りの中を歩いて行くのですぐに汗だくになりますから汗まみれの仕事着は着替えずにそのまま家を出ます。


「近郊三山」の上にはすっかり夏本番の雲が広がり


いつも難儀させられているこの坂も下りならどうと言うことはありませんよ。


目指しているのが温泉と言うことを知っているかのようにこんなナンバーの車が停められていたり


全くの偶然で奥方のお兄さんにすれ違ったりしながら目的地に到着~。


停められている車の数の割にはお客さんがたくさんいました。

で、服を脱いだら恒例の体重測定beforeで・・・ほぼ理想に近い値じゃありませんか。


風呂の後で行く所の開店時刻に合わせるために30分以上の長湯をして・・・一生懸命ゴシゴシした結果がこの値で、500gの減量に成功しました。


風呂の後は勿論ビール+餃子のゴールデンコースとなりますが・・・暑いのでなるべく日陰を探して超スローペースで目的地に向かう。


開店時刻の11時ジャストにお店に飛びこんだらまずは冷え冷えのこれをグイ~ッと飲って


餃子は勿論二人前を焼いていただく


飲み物のお代わりは瓶ビールの大瓶にして・・・大変美味しくいただきました。


お勘定をする時に・・・もしかしたら引っ越すかも知れないのであと何回来れるかしらなんてことを話して。

帰りは例の激坂を避けて遠回りをして帰って来ました。


それでも最後にこんな階段地獄が待ち構えていて・・・家に着いた時は汗びっしょり。


帰るなりシャワーを浴びて汗を流し・・・まだ昼前だったので洗濯をしておきました。




風呂も餃子も自宅から歩いて行ける所と言うのが大前提なので・・・新しく住む場所によってはそう簡単には行けなくなるかも知れません。

と言うことで今日のタイトルの「あと何回行けるかゴールデンコース」でありますよ。
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初の憲法判断へ・・・

2017-07-19 04:16:29 | ちょっとした知識
先日のネットにこんなニュースを見つけました。


某国営放送局が見てもいない人まで一律で受信料を強制徴収していることに反対して支払いを拒否している方がおられるんですが・・・その男性を訴えた裁判がとうとう最高裁での憲法判断に持ち込まれることになったそうです。

この件に関してはおかしいと思っている方が多いと見えて・・・この10年で全国の消費生活センターに寄せられた相談は5万件以上に上ると言います。


例えが悪いかも知れませんが・・・ぼったくりバーで法外な料金を請求されたと言うトラブルが後を絶ちませんが、あれは一応自分の意思でそのお店まで行っているわけですよ。

だから・・・被害者に全く落ち度がないのかと言えばそうとは言いきれない所もある。

ところが・・・国営放送の受信料に関しては放送を見ようが見まいがテレビを持っていさえすれば受信料を払わなくてはいけない。

その根拠となっているのが「放送法」と言う法律なんですが・・・この法律が施行されたのが1950年で当時はテレビと言えば某国営放送しかない時代でした。

だから、テレビを持っていれば必然的に国営放送を見るしかないので受信料を取られても仕方がないと言えば仕方がない時代でした。

それがその3年後の日本テレビを皮切りに民間放送が続々と参入して来て現在では地上波だけでも数局が営業していてこれにBS放送を加えたらかなりの数になる・・・ぢゃまいか。

従いまして・・・放送法が出来た当時はテレビと言えば国営放送しかない時代でしたが現在ではたくさんの局から好きな放送を選んで見る事が出来る。

こんな時代に時代錯誤的な「放送法」を持ち出して「払え」と強制するのはどう見ても無理があるに決まってます。

とは言うものの・・・「悪法もまた法なり」と言う有名な言葉があることだしねぇ。

と、言うことで私はこの法律を勉強してみました。

それによると・・・テレビを持っているだけで受信料を取られてしまうのかと言えばそうではない。

「受信契約」と言うのがあってテレビの所有者と国営放送局がこの契約を結ぶことによって初めて受信料を支払う義務が生じます。

だから・・・契約さえ結ばなければ支払いの義務は生じない・・・はず。

どうやら今回の裁判はこの「受信契約」を結ばないのが認められるのかどうかを憲法によって判断されるようです。

私としても「契約を結ばなければ支払う必要はない」との立場だったので過去に何度も契約を迫られたけどことごとく追い返していました。

えぇ、その分を飲み代に回そうなんてみみっちい考えからではなく・・・理にかなわないことには徹底的に反抗すると言う正義感によるものです。

で、徴収員(って言うんですか?)を追い返す時もあの手この手と色々考えましたよ。

法律の話をすると必ず「放送法」を持ち出して来るのでそんな話はいたしません。

一番最近ではこれさえ言えば速攻退散というのがありましたね~。

何かと問題発言や行動が目についたこの方が会長の座についていた時代。


当時は徴収員が訪ねて来たら「総理大臣よりも高い給料を払うために受信料を納めるなんてまっぴらごめんだ」と言うとおとなしく引き上げて行きましたよ。

引っ越しの話が出ているので・・・もうこの家に住んでいる間に徴収員が来ることはないかも知れませんが・・・裁判の結果には大いに興味がありますねぇ。


コメント (2)
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