今日は午前中に歯医者さんで、次女の舌の裏側の手術をしてきました。
舌を持ち上げるとピンと張る筋がありますよね。
それが次女の場合、舌先のほうまで付いているので、舌が自由に動かせませんでした。
ですから、その筋に切り込みを入れて、舌先を自由に動かせられるようにする手術です。
この前の麻酔テストの結果は、大丈夫でしたので、すぐに手術に取り掛かりました。
10分ぐらいで済む簡単な手術だから、と言われていたので、私としては本当に簡単に考えていました。
ところが、そんな甘いものではありませんでした。
まず、舌の裏側に麻酔を塗って麻痺させます。
そこまでは想像通り。
でもやっぱり、注射もするんですね(汗)
舌先を4回も刺されて、さすがに次女、びっくりするやら痛いやらで泣き出してしまいました。
わんわん泣くのではなくて、静かに「痛いよ」と言って涙をこぼすので、可哀そうになってしまいました。
「すぐ麻酔が効いて、痛くなくなるからね」と言ってやるのが精いっぱい。
口をすすいでいいと言われてすすぎだしたのですが、舌の感覚が麻痺しているので、うまくできません。
前掛けに涎を垂らしているのを、ティッシュで拭いて、気持ち悪いと言っている次女を励ましました。
しばらくすると、麻酔が効いてきて、舌先の感覚が無くなったようです。
それを先生が確認すると、おもむろに舌先に針を刺し糸を通すと引っ張り上げました。
それを見て、私も貧血で倒れそうになりましたけど、なんてことないと動じていないように見せかけて、ふんばりました。
でないと、次女が取り乱したら大変だと思いまして。
次女は、またびっくりして「ええ~・・・!?」という声を出してちょっと嫌がりました。
それを先生が「大丈夫、大丈夫」と言って冷静にさせ、いよいよ筋に切り込みを入れました。
ちょとだけ血が出ました。
私は、「頑張れ」と言って、次女の足をさすっていました。
先生は、次女の舌の根元のほうを2針縫いました。
そして、また舌を引っ張ってあかんべえをさせ、これだけ自由に出せるようになりましたと言いました。
次女の舌は真っ白です。
その糸をさっと切って、終了でした。
もうほっとしました。
次女は助手のかたから風船をもらい、お会計の前には元気になっていました。
麻酔は1時間半で切れるとのことで、それまではものを食べたりしないでくださいと言われました。
痛み止めのお薬と、抗生剤をもらって帰りになりました。
もう私は心配なのと、気持ち悪いのとで横になりたくて仕方ありませんでした。
夫に送り迎えしてもらっていて良かったです。
帰ると、雨がけっこう降っていたので、仏様を送って行くのはお昼ご飯を食べた後にしようということになりました。
その選択は当たっていました。
ちょうど次女の麻酔が切れる時間が来ると、次女は「痛い」と言ってのたうちまわりました。
私は慌てて痛み止めの粉薬を水で溶いて飲ませました。
でも、最初の一杯目は、舌が痛すぎてうまく飲み込めなかったらしく、吐き出してしまいました。
それでは痛いのは治まらないと言い聞かせて、もう一度飲ませました。
すると間もなく、痛み止めが効いて、次女は横になって寝てしまいました。
そのまま、エアコンの修理の人が来て、がんがん音を出していても、私たちが雨が止んだところを見計らってお墓参りに行ってしまっても、まったく目覚めませんでした。
盆棚を片付けて、お中元にいただいてお供えしておいた品々を開けて仕分けする段階でやっと起きてきて、包装紙の塊を作って遊びだしました。
また、ビールや麺類、洗剤などに混じって、ハトサブレーの黄色い缶を見付けると、ちょうだいと言って喜びました。
私は洗剤類がありがたかったのですが、子どもたちはジュースだとか、ゼリーの詰め合わせだとかが嬉しかったようです。
次女はそれですっかり痛かったことなど忘れてしまったようでした。
お薬は、6時間は間隔をあけて飲ませてくださいと言われてきました。
ということは、6時間は効いているのでしょう。
その通り、夕方の5時半をまわると、ちょっと早かったのですが、次女が「なんか痛くなってきた」というので、すぐに痛み止めを飲ませました。
すると次女、「速攻効いた!」なんて言っているんです。
まあ良かったですが。
晩ごはんには、あれもこれもしみると言って食べないので、買っておいたコーンポタージュをストローで飲ませ、茶わん蒸しをぬるくしたものをゆっくり食べさせました。
茄子の揚げ浸しも少しだけ食べてくれました。
あとはゼリーとか梨です。
この際、食べてくれれば何でもいいです。
今夜は次女、もう寝ましたが、12時近くに痛み止めの効力が切れる予定なんですよね。
私、とりあえず起きていて、痛いと言い出したらお薬を飲ませようと思います。
このまま起きずに寝てくれれば、それでもいいんですけれど。
寝る前、頭が痛いというので、熱さまシートをおでこに貼って寝かせました。
子どもだから、回復は早いと思いますが、これ以上痛い思いはさせたくないですね。
手術、夏休みのうちに済んで良かったです。
次女にとっては、麻酔テストの時の3本の注射といい、試練の多い夏休みになりました。
明日は、歯医者さんに消毒をしに行ってきます。
そして午後から仕事です。
明日も頑張りましょう!