ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

予防接種

2011-02-14 | 乳がん
子宮頸がんは 予防できるがんである。



以前 私が風疹の予防接種について書いた部分がある。

探したら、「胎児の魂」(2007年の記事)にあった。

あの頃と 同じ思いが、私にはある。

イバラキの、(たぶん)教育委員会が、
「来年からやんなら、今年っからやっちゃぁべ」
という気分を持って 一年早く 風疹の予防接種を受けさせてくれて、
本当によかった、と。



風疹なんか、それからウチの子供たちが苦しんだ水ぼうそうなんかも、
予防接種ひとつで 予防できるんだから、
さっさと予防接種を受けさせようよ、みんなに。

子宮頸がんワクチンについても、
そう思っていた。













繰り返す。

子宮頸がんは 予防できるがんである。

予防接種が、あるのだ。

娘にも受けさせなくちゃ。

そう思っていた。





ところが、変な事を私に吹きこんだ人がいた。

退職養護教諭だ。

ご丁寧にも、雑誌か何かのコピーを私に見せてきたのだ。

それには、子宮頸がんワクチンは 危険だ、と主張している人がいた。



なんでも、避妊薬に含まれているのと同じ成分が
入っているのだと言う。

だから、頸がんを避けるために
十代初期の女性に 一斉に接種すると
将来 妊娠が激減する可能性があるとの事。

その辺を きちんと国民に発表し、
疑問を解いてからでなければ、
積極的に接種を勧めてはならない。

それが その医学博士の主張だったと思う。

(「医学博士」って聞くと、私なんか すごくエライ人、と思い込むけど、
  テレビに出てくる人なんか、いろいろだよねー)






そのコピーを読んで、私は驚愕した。

風疹の予防接種と同じく、
すべての女性にワクチンを、と思っていたので。



がんを経験した女優さんなどが
ひとりでも多くの人が検診に行ってくれたら、と
辛く苦しかった自分の経験を語るなどの活動を
してくれている。

そうして、ワクチンの接種を奨めようとしている。

それは尊い行為だと思っていたが
ワクチンそのものに 問題がある、という話は
どこからも聞こえてこなかった。

本当に、本当に、安全なのか? は
検証していく必要があるかもしれない。






いろいろ書いてはみたが
乳がんに比べると 子宮頸がんに関する私の知識は 
付け焼刃と呼べるほどのものにも なっていない。

きららさんにご紹介いただいた「お庭のこっこ」なんかも
すごく参考になると思うので
これからじっくり拝見してみたいと思う。



人類の未来のため、
そして 
わが娘のためにも。