ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

哀しき桜

2012-05-10 | なんでもないこと
今年の春は 遅かった。

沈丁花が咲いたのは お彼岸が終わってからだった。



ユキヤナギとクリスマスローズのコラボ。(4月10日撮影)



今年の桜は 遅かった。

それでも 必ず 春はめぐってきて
そして あっという間の 桜吹雪。






         


   



(以上、4月10日撮影)






梅も 桜も 全部 
遅れに遅れて
全部 次々に花開いて
そして 
あっという間に 散っていった。

桜が散れば ライラックも咲く。

そのライラックも終わった。
(カメラに収めていなかった。涙)

愛犬の毛が抜け変わる時期も 
今頃になって ようやくピークが始まった(涙)。





 神社の境内に舞い散る桜。(4月13日撮影)






去年の桜は、哀しかった。

おっと、その前に、菜の花が咲いた事を 覚えていない。

去年も きっと 咲いてたはずなのに。

画像も残っていない。







今年も 菜の花は むせ返るような匂いをさせて 土手を黄色に染めた。
(4月13日撮影)





去年の桜が いつもと同じように美しかった事を覚えている。

桜が美しく見えるのは 幸せだからで、
美しく見える自分が 幸せな事を 喜ぶ自分と
後ろめたさを覚える自分とがいた。

桜の花見を自粛しよう、という人の気持ちも
私達はあえて普段どおりに生活しよう、活発に消費もしよう、
と言う人達の気持ちも 
どちらもよくわかって 
嬉しくて
哀しかった。







テーマカラーは ここ数年 <黒>のまま。
成功しないので繰り返している。
ビオラ・ブラックオパールも 
植え替えをキチンとしていないので 株が小さいまま、
脇役に甘んじている。
来年のテーマカラーも黒のままかもしれない。
(パンジーは苗で買った「絵になるスミレ・パルム」。)
(4月16日撮影)