皆さま、明けましておめでとうございます。
大きな地震のあった昨年も、皆さまのおかげで私たち、サポートセンター・ボランティアも活動を継続することができました。心より御礼申し上げます。
この一年も、KIFでの活動も含め、皆さまへ、多岐に渡ってお届けしていく予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。
さて、18日の水曜日には、にほんごくらぶの皆さんを対象にした書き初めイベントを行いました。題して、'Let's 書き初め'。
故郷プロジェクトのお二人を含む、7名の受講生に参加していただきました。
始めに書き初めについての、大まかな説明を行います。長く受け継がれている日本のお正月の行事に対し、異文化から接する皆さんは、どのように感じられたのでしょうか。
その後、書道の説明をしました。道具や筆の持ち方、姿勢など、
皆さんには初めてのことばかりだったようで、興味をもって、
目をパッチリ開いてお聞きになる様子が印象的でした。
続いて、さっそく実際に書いてみました。
筆の運び、墨の加減など、なかなか難しそうですね。
けれども、チャレンジ精神旺盛皆さんは、たくさんの質問を投げかけてくださいました。
ゆっくり、内容も深く進めていくことができました。
フィリピンでの書道体験について語ってくださった方もいます。
毎朝、日本人の上司のために墨をすっていた、というお話から、
書道の所作の一つ一つが、心を穏やかに、静かに導く動きであること~日本文化の「道」の側面について、話をすることもできました。
一時間くらいたつと、もう手慣れた筆遣いで書き上げていらっしゃいます。
出来上がった作品の数々をご覧ください。
どれも心のこもった、とても美しい作品になりました。
作品は、多文化共生月間の、来月2月いっぱいの間、
国際交流会館一階ロビーに展示いたします。
これを読んでいる皆さまもぜひ、足をお運びくださいませ。お待ちしております。
今回参加していただいた皆さんが、書道を通して、日本文化に触れる新たな体験ができたことを祈っています。
サポートセンター・ボランティアのMIYAがお届けしました。
この一年も、皆さまにとって幸せがたくさん訪れますように、お祈りしています。