きふブロ!KIF・熊本市国際交流振興事業団のブログ

What's “きふブロ”?→KIFのボランティア、インターン、スタッフが綴る楽しい、ちょっと為になる国際交流のブログ!

ボランティアコーディネーターになりませんか?

2009-09-10 12:43:58 | インポート

今、国際交流会館1階ではベルリンの壁の崩壊についての写真やパネル等の展示が行われています
ドイツの首都が今のベルリンとして統一された時、私は2歳だったわけですが・・・
とても興味深い資料がたくさんありました
パネルを見れば見るほど、疑問やいろいろな気持ちが生まれます
そんな時は・・・2階にいるドイツの方とお話ししてみてはいかかがですか(いつもいるわけではありませんが
自分の世界が広がるかもしれません
楽しいおしゃべりの後は、1階のハチドリカフェでコーヒーを・・・なんて、優雅な1日もいいかもしれません

話はかわりますが・・・今日は、9月7日の熊本日日新聞でも紹介された「地域日本語支援ボランティアコーディネーター養成実践講座」の第2回です

熊本県内の外国人の数は現在9267人。当会館が開館した1995年から比べるとその数は倍近くも増えているそうです確かに、最近では街を歩いているとよく外国人の方を見かけます
私としてはつい話かけたくなってしまうのですが

ですが、日本語が分からなかったり、地域の生活の仕組みが理解できず住民との間でトラブルが起こってしまったりしまうことも多くなっているようですなかなか社会の和に溶け込めずに相談しに来られる外国人の方も増えてきています

県民の方も、「いろいろ教えてあげたいけれど英語も話せないし、どう教えていいかわからないわ…」なんて悩んでいる人もいるのでは???

まさにこの『ボランティアコーディネーター養成講座』はそんな外国人、またそんな隣人・友人と仲良くしたいという日本人にとっての助け舟となるような講座です

せっかく日本にきていただいた方々に、ここ熊本で楽しく生活してもらいたいですよね!
是非スキルを身につけて、日本人にとっても外国人にとっても住みやすい熊本にしていきましょう

今月から始まったこの講座は来年2月まで全15回行われます。
一般公開もされているので、少しでも興味を持たれた方は参加してみてはいかがでしょう


地域日本語支援ボランティアコーディネーター養成実践講座はじまる!

2009-09-03 14:06:54 | インポート
9月1日から、地域日本語支援ボランティアコーディネーター養成実施講座が始まりました。

午後1時30分から開講式、2時から第1回目の講座として、東京外国語大学多言語・多文化教育センター長の北脇保之先生に「在住外国人の現状と日本の課題」についてお話しをいただきました。

1.外国人政策について:同化、多文化共生、と社会統合

多文化共生は、多様な文化が共存している社会、突き詰めていくと社会が色々な文化でバラバラになる可能性も秘めている...

社会統合... 現在、日本は正式に移民を受け入れていない... 社会統合は、受け入れる側、入ってくる側がお互いに良いところを受入ながら変わっていくこと..

日本が、目指している外国人政策は、多文化主義的社会統合政策...

2.社会が外国人を受け入れないということ:
・将来の展望が出来ない... 少子高齢化
・経済成長が維持できない
・財政、年金財源が確保できない
・社会サービスが維持できない

外国人も社会の一員と考えなければならない... そんな中で社会が変わっていくことが大切である。

3.日本語教育について:

・学校型と地域型.. 

学校型、カリキュラムがあり、時間、内容とおりに進めていく必要がある。

ただ、これでは、国際結婚している方々など地域で既に暮らしている外国人には、日本語を学ぶことがストレスになる..

そこで地域型の日本語教育のニーズが出てくる... 先生と生徒の関係ではない... 一緒に学習していく仲間という意識の下に、進められる地域型の日本語教育... 現在の地域に住む外国人を取り巻く環境で必要となるものであろう。

そこでは文法より、日本語の言い回し、表現が大切にされる。

・時間にとらわれず... 長期に構え、実践的に学んでいくことが大事..

・単に教えるだけはなく... 日本語教室に様々な機能を持たせることも大切...

例えば、交流の場、友達を作る場、 日本の四季に合わせたイベントを行い、外国人と日本人が交流をすることは大切、外国人には日本を知る機会になる。

・生活相談的な入り口機能を持たせること  個人的にはこれはあくまでも入り口機能、情報提供と考える...特に地域の日本語教室がボランティアによる運営の場合はそうである。 ボランティアとしてできることには限界があるので、複雑な相談に対応することは難しい... だから、コーディネーターがうまく調整して、専門的に問題に対応できるところにつないでいくことが必要になると考える。

・日本語教育だけでなく、日本の文化やルールを教える場

・使う日本語、修得すべき日本語は、外国人が置かれる立場で異なってくる。例えば、働く必要がある人 --- 正確な日本語をマスターすること、書く能力も要求されるだろう...

一方、短期来日している人たち... あいさつ、道を尋ねる... サバイバル日本語が必要になる...

・お仕事をされてる場合: 職場で役に立つ日本語


--- 地域日本語、本講座で伝えたい地域の日本語教室... 決まった型があるわけではない...  地域、そこで暮らす外国人の方々に合わせた型があってよい... 

ボラキャン夏合宿

2009-09-01 11:56:38 | インポート
ボラキャン... 国際ボランティアワークキャンプも、今年で4回目を迎えます。

恒例の夏合宿が8月9日、10日に本大会場の阿蘇青少年交流の家で実施されました。

今年のテーマは、チャレンジ 衝撃パンチ
?
チャレンジ、今、高校生が高校生と して出来ることにチャレンジしていく、日頃
の暮らしの中からチャレンジすべきことを見 つけ挑んでいく… そこには輝きがある、未 来につながる「宝物探し」の旅が始まる。

分科会は7つが出来る...

1.社会マナー
2.子供
3.環境
4.阿蘇
5.多文化共生
6.地域文化・資源としての「水」
7.情報発信

本大会、10月24日、25日、 さぁ~ どのように進化していくか、今から楽しみです。

インターン課題研究発表会

2009-09-01 10:48:39 | インポート
8月15日(土)に、インターン生の活動発表があった。

課題は、国際交流会館の国際協力コーナーをもっと活用してもらうためにはどうすればよいか...衝撃

国際協力に関心ある人たちでだけでなく、多くの方々に国際協力、国際貢献の必要性を感じてもらう、地球規模の課題... 私たちの生活にも大いに関係がある...

一方、あまり、国際協力コーナーが活用されていない... と現実を、どうやって克服していくことが出来るか...

色々なことを考えてくれた...

・ポップなイメージでレイアウト
・何がおいてあるか分かるダイジェスト表示...
・応募、募集のコーナーを作ったらどうか... そして、応募、募集のポスターの近くには、申し込み用紙を近くに置いておく...
・新着の資料は別コーナーの展示して、それが分かるような表示をする..
・国際協力コーナーの情報配信をしていくこと... HP、街中の情報ボード...


国際協力コーナーが変わっていく...