心の旅紀行

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戦争による国土拡大は不法

2024年07月04日 | 世界

戦争による国土拡大は不法という考えは、国連の重要な価値観であり、現代の世界の人々によって肯定されていると思います。

それなのにロシアが、ロシアが軍をウクライナに出し、ウクライナの国土の南東部を戦争でとり、勝手にロシア領と言っています。

そんなロシアを批判しないで、上海協力機構(SCO)を主導する中国が、国際社会に公正な平和や発展を呼びかけ、多国間貿易システムを弱体化させる一方的な制裁や貿易制限に反対するなどとうたって、対ロシア経済制裁などを行っているアメリカ・ヨーロッパをけん制し、武力の使用が増加し、国際法の規範が侵害されているなどと主張してしていることは世界の理解しがたいことです。

プーチンロシア大統領は上海協力機構の首脳会議で、SCOはいわゆる新興国BRICSとともに新たな世界秩序の主要な柱だと主張し、「多極化した世界が現実になった。公正な世界秩序を提唱し、伝統的な価値を守る国家の輪が広がっている」と話したそうであるが、時代遅れの発想です。

シーチンピン中国主席、プーチンロシア大統領は、国家主義で、単に強大国のパワーバランスによる世界秩序を述べているだけです。

こんな彼らの考えに現代の世界の先進的人々は到底理解を示さないでしょう。

良心的な日本人は中国やロシアに批判的です。一方、いまだに自国の軍事力、経済力を頼りにして、アメリカ派を形成し、法力ではなく、パワーで世界を主導できると考えているアメリカに依存し続け、防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいる日本に深刻な後進性を感じます。

現実、日本は経済衰退を続け、すでに先進国群から脱落、中進国群にあります。国民の貧困化はとまらず、後進国群に落ち込む動きになっています。

それなのに国民は総保守です。日本の人々は本当に元気を失なっています。沈滞しています。

危険を感じる個人は、まずは個人単位で総保守の群れから離れ、自分の事業仕事の発展に注力し、自分の安定を確立し、発展の波を生み出す力になるといいと思います。

総保守の群れにいることは危険と理解するといいと思います。

これからの生き方は、ガウタマ・シッダールタ、イエス・キリストの線上にあると、思います。国主義ではなく、人主義です。日本人であるか否かではなく、生き生きとした人であるかが問題です。自分は生きる、人を生かすと考える健全な人間性を持った人が新世界をつくると思います。

国が世界平和をつくるということは確率ゼロです。新世界は人がつくります。


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