馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

立ち食い蕎麦屋で立ち飲み。

2012-10-03 16:13:35 | 日記

10月2日(火)17時 お袋の状況を見に病院行った。

18時 病床で横たわるマスクのお袋に外で食事するからと告げた。

お袋は頬が削げ落ちてしまった顔に大きく見開いた目で私を見た。

国道246号線沿い三軒茶屋方向にゆるい坂を下った。

いつも見舞いの時食べる中国料理店では胃に重い。

居酒屋に一人入って飲めば時間がかかる。

立ち食い蕎麦は味気ない。

立ち食い蕎麦の店で立ち飲み出来ればいいなと思いながら

歩くと、ひょいと奥まった処に立ち食い蕎麦の看板があった。

カウンターに焼酎瓶が並んでいる。

近づくと酒も飲めてツマミもあるようだ。

  

店内に中年オジサンが二人ビール、ホッピーを飲み

ソーセージを食べている。

他にビールと掻き揚げ蕎麦を食べるオジサン。

私は生ビール、漬物、日本酒剣菱、野菜スティックを注文。

  

店名 ホーチャン

/

 

店内に貼り紙があった。

「前々からお客様の要望で立ち飲み云々」。

飲みすぎず、食べ過ぎず、ダイエットにはいいな!

少しの酔いで246号線沿いを病院へもどる。

車のヘッドライトの絶え間ない明かりを見たら

小さい頃聞いた歌

夜霧の第二国道を思い出した。

「つらい恋ならネオンの海へ」

 

甘い低音のフランク永井が歌った。

彼が自殺未遂後、再起不能になった。

代わりにムード歌謡コーラスのトップが歌った。

そのボーカルは友人で246号沿いに、今でもギター、カラオケ教室開いている。

私も本当に爺さんになった。

 

「捨ててきたのに、忘れてきたに」!

 

先ほど、病室内でお袋を見て突然涙が出たからか?