1月22日(火)ランチ 酸辣湯麺(サンラータン)を作る。
ネットでレシピを調べ、前日に具材を準備。
午前11時、中華スープの下ごしらえ。
スープの味見も良かった。
酒、紹興酒、与論島の黒酢 その他の調味料
白菜、豆腐、椎茸、貝柱等も入れた。
昼に戻ってきたデザイナー女性が
玄関から酸味のかぐわしい匂いがすると言った。
麺を茹で上げ、丼に落とし
スープと具材を流し込んだ。
さあ!みんなで頂きましょう。
スープをれんげで味わった。
皆も一口、喉を通した。
麺を食べた。
野菜を食べた。
豆腐を食べた。
誰も黙っている。
美味しい、旨いも言わない。
彼女が言った。
「鶏がらが少ないのかしら」。
鶏がらを足した。
まだ、何か足りない。
ラー油入れた。
まだ、ピンとこない。
醤油を足した。
白胡麻も入れた。
だが、何か足りない。
見た目も良い。
香りも酸辣湯麺(サンラータン)だ。
でも、しっくりこない。
私は黙ったまま食べた。
頭の中でくだらない冗談が浮かんだ。
化粧と香水をたっぷり振り掛けた美しい女性を想像した。
懸命にアプローチして少し親しくなったが
何かが足りない。
更に頑張って、美人に入れあげた。
でも、ピンと来ない。
波長が合わない。
途中でつまらない、心の奥ゆかさが無い女性と気付いた。
酸辣湯麺(サンラータン)作りは失敗した。
私のセンスでは美人は答えてくれない。