8月15日(金)17時
磯丸で息子と飲んでいた時だった。
息子が言った。
「嫁さんが西葛西を5時に出て九段まで行ったんだ」
「俺は土曜か日曜に行けばいいじゃないか」と言ったんだが」!
「いいえ!今日でなければいけません」
嫁さんは6時の開門を待った。
人は疎らだったそうだ。
一番初めに参拝した。
そして一度自宅に戻り勤め先に向かった。
息子と8歳も離れた嫁さんはAKB風で明るく
外見は 靖国に一人参拝するような烈女には到底見えない。
あの時代に生まれた若者は
異国へ戦争に行き、無念にも命を失った。
靖国の御霊は今の日本を見たら
「何で俺達は死なねばならなかったのか」
私の親父も妻の親父も大陸の戦地に行った。
馬に乗る姿や中国人の少年を肩寄せて笑う写真がある。
だが 二人とも戦争体験は、けして語らなかった。
息子の嫁さんの行動に心揺さぶられた。
世論受けパフォーマンスする
政治家 評論家 学者がどのように
靖国を語ろうが
韓国 中国が非難しても
彼女の凛とした精神と行動には敵わない。