8月13日(水)
午後2時 秦野からアンチャン(実兄)がやってきた。
アンチャンの呼び方は下町では
戦後直ぐに生まれた男兄弟では普通の呼び方である。
70歳の現役予備校古文講師である。
センター国語満点作戦をネットで無料公開している。
柳橋事務所に来てブログセンター国語満点作戦を更新する。
ネット操作は全く不得手なので
事務所に来て操作を教えてもらいながら打ち込む。
17時 更新完了したので一緒にお袋の見舞いに行く。
毎日、見舞いしている弟夫婦が嫁さんの実家信州に盆帰りした。
寂しがるお袋に会いに渋谷に向かった。
松涛の病院に18時着いた。
長男であるアンチャンが来ると
お袋は大喜び、帰ろうとするアンチャンの腕を摑んで離さない。
次男である私には関心を示さない。
悲しいが幼い頃からそうだったので諦めている。
貧しい家庭で戦後、男の子を3人育てるのは容易ではなかった。
どうしても、真ん中は、はみ出してしまう。
19時病院を出る。
アンチャンは井の頭線神泉駅から帰るので
駅近くの居酒屋に入った。
和風でおしゃれな店内。
カウンター席で飲む。
入店当初は空いていたが
若者が入ってきて満席になった。
場所柄なのか、皆ファッションセンスが良い上品な男女だ。
オジサン達にはチョット高目だが
刺身盛合わせが旨い。
日本酒も地酒が揃い
知らぬ名前の酒を飲んだ。
アンチャンにご馳走になった。
20時 アンチャンは神泉駅から下北沢乗換えで
鶴巻温泉駅に帰る。
私は神泉駅から一駅渋谷に出て
銀座線に乗車する。
男兄弟は貧乏なので、60代後半でも働き続ける。
頭良くない、世渡り下手だが
体頑丈だ。
嫁さんが皆優しい。
資産もなくそれだけだ。