馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

カラスが呼びに(冥土)に来た。(再掲)

2015-09-17 23:55:17 | 日記

2013年4月8日

4月7日(日)前夜の矢来の雨は止んだが、突風は未だ唸りを伴って

住宅街を嵐回り、マンションを吹きぬけ、街路樹の椰子の木は

羽のような葉が閉じられ強風に抗う。

  

娘は京葉線が動かぬため、京成線駅まで歩くとメールしてきた。

日曜も休まず出勤だ。

窓辺から陽だまりのベランダを見詰めて妻が呟いた。

4月1日 母親の様子を見に午前中介護ホームに出かけた。

母親の個室ベランダにカラスがやって来て

欄干に停まりずっと動かなかった。

カラスが来るなんて珍しいと思った。

「家に帰りたい」と母親が言った。

それが最後の言葉だった。

その夜、23時20分に召された。

妻は言った。

「カラスが呼びに来たのかしら」?

 

古くから言われている、死んだ人がいる家の屋根をカラスが飛び回る。

カラスが死臭を嗅ぎ付けて食べると言われるが

いつもだったら見過ごす事も、精神が張り詰めていれば

感じることなのか?

 

強風で桜は落花して煽られて何処ともなく流下する。

母親は自分の直ぐ下の弟の病死と孫が22歳で自死したことも知らず

三途の川を渡った先で待ち受けているのだ。

年々歳々桜は花びらを咲かせるが、肉親は転変の世で子孫に移り変わってゆく。

惜春の風が舞い、召された母親が冥土に旅立った。


牛丼を作ったつもりだったが?俺の人生勘違いばかり。

2015-09-17 16:16:12 | 日記

9月16日(水)浅草橋のハナマサで牛丼用のバラ肉を買った。

具材を買うと、スマホで写真を撮りラインメールで

「今日のランチ」として知らせる。

鍋に出汁をぶっこみ、玉ねぎを入れ煮たたせる。

それから、バラ肉を投入。

箸でほぐしながら20分弱火で加熱した。

さてと、味見をした。

肉と汁を少し小皿で食味。

 

うん?

これは?

再度 味見。

臭い!

山羊臭い!

ジンギスカンの臭い。

甘酸っぱい醤油味ではない。

 

ゴミ箱に捨てたパッケージを拾い見た。

やや!

何と 焼肉用ラム肉と、記されている。

 

ハナマサの売り場ケースには

牛丼用との札があったが

 

店が間違いをしたか?

こちらがミスったのか?

煮込んでしまった以上、クレームもつけられない。

数種類の香辛料を入れて懸命に味を調えるのを試みた。

駄目だ。

 

再度 ハナマサに牛肉バラ肉を買いに行った。

 

加齢と共に、脳の退化も進んだか。

 

3年前 ミニスーパで酒のツマミを買った。

先輩方に検品作業を手伝ってもらったので

事務所で飲んだのだが

出したツマミが猫の餌だった。

 

 

丼は味噌汁に使ったので

中華丼で食べた。

 

ラム丼は猫も食べられない。

 

俺の人生 ずっと勘違い。