馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

戦いの傷痕。

2022-04-11 07:23:04 | 日記


中学社会科でソ連内の一角にあるウクライナ地方は
豊かな資源があると習った。
75歳になり、ドロドロの民族興亡を知った。
島国日本 海の国境で守られてました。
54年前 学生時代、韓国遠征登山で北朝鮮との境
38度線の森深く入った。
太陽光が射さない樹林帯の遠くから声がする。
僕は 叫んだ。
「イルボン」「カムサハムニダ」
必死で逃げた。



映画『ジョーンの秘密』予告編






映画『ジョーンの秘密』あらすじと感想考察。原作は実話でスパイ容疑で逮捕された80代の老女


ドイツの降下猟兵がソビエト軍と戦う


サラリーマン脱落前 ストライキ決断 その結果はのブログに
僕の20歳の山登り姿がある。
葉隠れ 相討ち 捨て身



昭和44年8月 南アルプス荒川岳


悪沢岳(別名東岳または荒川東岳)標高3,141 m 日本第6位の高さである。
国内では少ない氷河跡と見えている。
荒川岳



真剣な表情だが、立ち上がって、雪渓をトラバースする。
アイゼンも装着せず安易に踏み出す。
よろける強風だった。
雪は硬く登山靴がステップを切れない。
スリップする。
リュックが左右に触れて滑落。
ピッケルが雪に刺さらない。
カール状の谷底に滑り落ちる。
ピッケルを振り落とす。
ピッケルが右手の甲に刺さる。
滑落制御した。
右手は出血。
医療品はない。
手ぬぐいを巻いて一週間の登行。
下山後、傷痕は酷いが放置した。
手の甲に瘡蓋。
イボが幾つも盛り上がる。
細菌が混入したのだ。
10年近く、出来て消え、新たなイボが生えた。
30歳近くで突然消失した。
免疫が優った。
高校生の時、ロッククライミングの真似事で
左脚は少し曲がったまま。
白馬岳登頂での凍傷の痛みは今でもある。
肉体の傷跡は戦いの勲章?
生き抜いて75歳の残骸の残像。




これも勲章?