帰れない山1
帰れない山2
帰れない山3
銅線巻きしながらプライムビデオを観るのは
途切れ途切れなので作業を止めて観るのに集中する。
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映画『帰れない山』予告編
解説 ウイキペディアキ
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僕の愛読書
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『帰れない山』本編抜粋②
映画『帰れない山』本編映像
「ストーリー抜粋」
父と息子の登山での会話。
父「おまえは、過去がもう一度やって来ると思うか」?
「あそこに川が流れているのが見えるだろう」
「あの川の流れが時間だと仮定しよう」
「今いる場所が現在だとしたら、未来はどっちだと思う」?
息子は考えた。
「水が流れていくほうが未来だよ」
「あっちのほう」
そうじゃないと父は断言した。
歳月は、父と息子の心を遠ざけた。
少年になった。
父が言ったことを考えた。
流れのない殆ど淵、小さな滝、
尾びれだけを動かして同じ位置にとどまる鱒。
先へ先へと流れていく枯葉や枝。
それから、鱒がすっと動いて獲物に向かっていくところを思い浮かべた。
すると、一つの事実が浮かび上がった。
川に棲む魚の視点で見ると
全てのものが山から流れてくるということだ。
昆虫も小枝も、木の葉も、なにもかも。
だから、魚はいつも川上を見ているのだ。
流されてくるものを待ちながら。
川の今いる地点が現在としたら
と僕は考えた。
過去は、既に僕のところを流れ去った水。
そこにはもう、僕のためのものは何ひとつないのだ。
それに対して未来は、上から流れてくる水だ。
思いがけない喜びや危険をもたらす。
ということは、過去は谷で未来は山だ。
逝ってしまった父があの時期待していた答えはこれだったのだ。
運命は、それがどんなものだろうと、僕たち頭上の山に潜んでいる。
私は55年以上山登りを続けている。
なんということだ。
初めて登攀する岩壁、
積雪の登頂。
その登る先は未知未来なので知らない。
どのような困難と対峙するのか直面しなければ
判断はできない。
前進するためには、過去の下山ルートをしっかり
把握して未来に挑む。
前進するためには、ときには一歩退かなくてはならないこともある。
過去の体験だけでもダメ。
慢心は転落へ誘う。
登山での遭難事故は下山時に発生することが多い。
疲労もあるが、過去経験から、ルートを知っているからだ。
その一瞬の緩みが惨事を誘発する。
独りぼっち登山は、自分の人生を回想する。
父「おまえは、過去がもう一度やって来ると思うか」?
「あそこに川が流れているのが見えるだろう」
「あの川の流れが時間だと仮定しよう」
「今いる場所が現在だとしたら、未来はどっちだと思う」?
息子は考えた。
「水が流れていくほうが未来だよ」
「あっちのほう」
そうじゃないと父は断言した。
歳月は、父と息子の心を遠ざけた。
少年になった。
父が言ったことを考えた。
流れのない殆ど淵、小さな滝、
尾びれだけを動かして同じ位置にとどまる鱒。
先へ先へと流れていく枯葉や枝。
それから、鱒がすっと動いて獲物に向かっていくところを思い浮かべた。
すると、一つの事実が浮かび上がった。
川に棲む魚の視点で見ると
全てのものが山から流れてくるということだ。
昆虫も小枝も、木の葉も、なにもかも。
だから、魚はいつも川上を見ているのだ。
流されてくるものを待ちながら。
川の今いる地点が現在としたら
と僕は考えた。
過去は、既に僕のところを流れ去った水。
そこにはもう、僕のためのものは何ひとつないのだ。
それに対して未来は、上から流れてくる水だ。
思いがけない喜びや危険をもたらす。
ということは、過去は谷で未来は山だ。
逝ってしまった父があの時期待していた答えはこれだったのだ。
運命は、それがどんなものだろうと、僕たち頭上の山に潜んでいる。
私は55年以上山登りを続けている。
なんということだ。
初めて登攀する岩壁、
積雪の登頂。
その登る先は未知未来なので知らない。
どのような困難と対峙するのか直面しなければ
判断はできない。
前進するためには、過去の下山ルートをしっかり
把握して未来に挑む。
前進するためには、ときには一歩退かなくてはならないこともある。
過去の体験だけでもダメ。
慢心は転落へ誘う。
登山での遭難事故は下山時に発生することが多い。
疲労もあるが、過去経験から、ルートを知っているからだ。
その一瞬の緩みが惨事を誘発する。
独りぼっち登山は、自分の人生を回想する。
山登りを通して父と子の葛藤
山の少年と都会(ミラノ)少年との出会い
友情、喧嘩、疎遠、別離
少年期、誰もが通過する波打つ心身の高鳴り
そして燃焼、青年期、情熱、壮年期、心の安定
山の少年と都会(ミラノ)少年との出会い
友情、喧嘩、疎遠、別離
少年期、誰もが通過する波打つ心身の高鳴り
そして燃焼、青年期、情熱、壮年期、心の安定
一心にも出逢いがあった。
60年前1964年4月29日17歳
丹沢山塊の林道は月明りが林道と境界の谷底の沢音だけ。
峡谷の見上げる夜空には、流れ星の光線が走る。
前方に人が歩いていた。
山小屋に着くと僕と同じ少年。
翌朝、キュウハ沢の名称の谷に入った。
名称の通り、急流。
先行する少年は、巧な脚裁きで遡行
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/f4/58ebcc882af72354e280dea8a1ed3515.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/f336db9297cdd9c5d728463f40d88c12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/91/391d3d6544ee9181a8511c75c3863c97.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9f/dae49e45f2459130b50aba2826d78227.jpg)
言葉を交わした。
詳細はプレビューを読んでください。
詳細はプレビューを読んでください。
僕達はロッククライミング、雪山、 神津島キャンプ
17歳から、無知な無謀な登山だった。
17歳から、無知な無謀な登山だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/43/25827b4289c44187cf9cf1a2f67bf76f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9f/639a963cacceaa62455974c827f395fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/b9d6436812571307d244af5f5f772b75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8f/9005822e6a04744a02f5ecc732478f6c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/47/814ef5a615e7b5507e1ff86036883026.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/45/98947d221acbac6588906da64309e66f.jpg)
少年の生活を知るのだ。
母を小学生の時に亡くし
大工の父と兄姉との暮らし。
横浜鶴見に住む。
僕と同じ苦学生であった。
2人してビルの窓拭きをした、
別々の大学に進学、
彼は、代々木の高級マンションの夜間管理人をした、
狭い長屋暮らしを脱出したのだ。
卒業して、当時のソビエトにナホトカ号に乗船
ソビエト連邦の極北に向かった。
船で知り合った日本人女性と結婚。
相手の女性も母との二人暮らし
結婚の写真を撮っただけで、式と披露宴は無し。
電子メーカーに勤めたが直ぐに退職。
数学専門
学習塾を開校した。
生徒は増加して2箇所に開いた。
戸建てを購入した、
貧しさから脱出した。
私も結婚して実家を離れた。
逢う機会も少なくなった。
互いの行き来は、社会生活が異なり疎遠になった。
連絡が途絶えた
学習塾、自宅電話も繋がらない。
自宅を訪ねた。
家はなかった。
今日も、帰れない山の映画を観た後
鹿の角を取り出した。
初めての出会いでの沢登りで、頂上直下の赤土に熊の足跡
驚き四つん這いで這い上がる時、掴んだ枝が鹿の角であった。
頂上の羅針盤柱で記念写真がある。
母を小学生の時に亡くし
大工の父と兄姉との暮らし。
横浜鶴見に住む。
僕と同じ苦学生であった。
2人してビルの窓拭きをした、
別々の大学に進学、
彼は、代々木の高級マンションの夜間管理人をした、
狭い長屋暮らしを脱出したのだ。
卒業して、当時のソビエトにナホトカ号に乗船
ソビエト連邦の極北に向かった。
船で知り合った日本人女性と結婚。
相手の女性も母との二人暮らし
結婚の写真を撮っただけで、式と披露宴は無し。
電子メーカーに勤めたが直ぐに退職。
数学専門
学習塾を開校した。
生徒は増加して2箇所に開いた。
戸建てを購入した、
貧しさから脱出した。
私も結婚して実家を離れた。
逢う機会も少なくなった。
互いの行き来は、社会生活が異なり疎遠になった。
連絡が途絶えた
学習塾、自宅電話も繋がらない。
自宅を訪ねた。
家はなかった。
今日も、帰れない山の映画を観た後
鹿の角を取り出した。
初めての出会いでの沢登りで、頂上直下の赤土に熊の足跡
驚き四つん這いで這い上がる時、掴んだ枝が鹿の角であった。
頂上の羅針盤柱で記念写真がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/00/bb86a9b6c675493c0172c04c171dfae4.jpg)
その写真に角を持つ僕がいる。
彼との想い出は鹿しかないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b8/21d4f53cf924e71903adb00b660bc457.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6d/59493a4efd9066079afee5cdb09cd3e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b6/2f638a4b8c0c18217691bcd6fd91f26e.jpg)
はるかなる山の呼び声 (The Call of the Faraway Hills) - 雪村いづみ (Izumi Yukimura) Lyrics English Translation 1953
はるかなる山の呼び声(The Call for Far-away Hills) - サーカス(Circus)
「戻らない親友」
波瀾万丈な生き方を選んだ親友さんがどこかで元気でいてほしいです。
masajiさんの写真のように、セピア色になってしまった友人たちが懐かしく甦るこのごろです。(ゆ~)
>kikuchimasajiさんへ... への返信
山仲間は既に4人が黄泉の谷を
渡りました。
三途の川の対岸で
今か今と待ちわびているでしょう!