こんばんは。
朝からどんよりとして雲の多いお天気でしたが夕方近くなるにつれて晴れてきました。
日中、気温はそれほど下がっておりませんでしたが今夜は放射冷却で冷え込むかもしれません。
昨日はさすがに前日の疲れもありグダグダしておりましたが、今朝起きると尚のこと腰が痛い;そう感じました;。
どうも筋肉痛等も遅れてやってくる年代ですね;。(笑)
それでもこのところ太極拳を曲がりなりにもしているせいか、そこまでしんどいとは思わずに済んでいるかも、とも感じております。
伸ばしていない、伸ばせていない部分をそれなりに(そう、それなりに;)ストレッチをしたりするだけでも気持ちよく、終えた後は爽快感すら
覚えます。
どこまで続くかは自分のことですので未定ですが;、継続は力なり、そう信じて続けてみたいと思うこの頃ですね。
と言いながらも、なんとはなしに疲れが出ているオバサンです。(笑)
昨日の続きから書かせて頂きますね。
だんだんと大社の近づいてくると雲も取れてきて、今度は行く手に西日を浴びながら車を走らせるようになります。
元々遠視の故、それでなくとも眩しいのでサングラスをしておりますが、それでも尚防げないほどの強い西日でした。
言い換えればそこまでお天気が回復して来たとも言えます。
そんな陽射し?を真っ向から浴びながらも、より近くなってきました。
前を行く車のテールライトの赤みが増して見えます。
折りしも大社の大鳥居に差し掛かる頃、沈む夕日が見える頃でもありました。
(写真はちゃんと信号待ちで撮っておりますよ)
この後、車は一般の駐車場ではなく祖霊社(それいしゃ)といわれる所の前庭へ停めました、いわば関係者としてそこは停める場所ということです。
この時、一般の駐車場は当然かなり駐車させる車でかなり待っていたようでしたし、このような時には助かります。
それからお国がえり会館というところで今年の参列の申し出をしに参るのですが、受付では今年初めて参列するという方も結構おられ、そこそこ
混み合っておりました。
やはり今年はカレンダー上、この神迎祭が土曜日ということもありお越しになりやすいというのもあるのかもしれません。
けれど、どうやらそれだけではなく平成では今年が最後ということもあり、尚更参列する方が多かったようでした。
なんとか受付を済ませ、先ほどの駐車場で松江から来たという友人を待っておりました。
彼女、実はある神社さんの宮司の奥様でして。
出雲大社にもご縁のあるお宮でして、けれどこの神迎祭への参列は今回初めてとのことでこの度は私と二人して参列したいとおっしゃって来られた
のでした。
今日は寒いかもしれないし、遅いと夕食を食べるお店も早く閉まるかもしれないよと事前に伝えておきましたので、彼女自身も自分でおにぎりを
用意してきたと言われましたし、その方が焦らずに済みます。
その時点で5時半位だったでしょうか。
まずは少しだけ神楽殿で手を合わせて来ましょうと二人して向かい、大神様にご挨拶をして参りました。
暗いとはいえ、まだ大分明るさの残る頃でした。
段々と日も傾き、微かな光を残して沈んでいく太陽が見える頃でもありました。
ご本殿にもお参りし、後は二人して駐車場へ戻り、それぞれの車で持参したおにぎりを頬張ってこれからに備えておりました。
その頃になると相当に足元は暗く、かなり気をつけて歩かねばならないほどです。
この日は街中がお祭りに備えて街灯を着けていないというところもあり、尚更気をつけねばなりません。
それでも友人と二人、モコモコに着込んだ格好で足早に歩いておりますと身体も温まってきます。
浜辺に着く頃にはかなりの人で溢れておりました。
連なる列に加わるようにして少しずつ前へと進んで行く感じです。
なかなか進まないようですけれど、それだけ人が多いということのようですね。
今年はどうやらツアーでお越しになられておられる団体さんが多いようであちこちに旗を掲げた方が見られ、その後ろへズラズラと一個団体さんが
おられるようでした。
それらの人に混じりながらようやっとで白い御幣(ごへい)を頂戴し浜へと下りて行きます。
此処でも足元が見えないくらいの人混みで、係りの方が「押さないで、足元をよく見てお進み下さい」としつこいくらいにアナウンスしておられた
程でした。
そんな人出はどうも昨年以上のようにも感じられました。
神様をお迎えする斎場は注連縄を引き巡らし案が設置されておりますが、その前は既に人垣が幾重にも出来ており、到底見ることは出来ません。
かろうじてその注連縄を見える場所へと二人して移動し、そこでお祭りが始まるのを待つことに致しました。
周りは大勢の人で溢れており、各地から来ておられるのでしょう、言葉も様々でした。
ただ残念に感じるのは年々このお祭りにお越しになる人が、神様をお迎えするという厳粛な祭りとは捉えずに、まるでイベントか何かのように
感じておられることでした。
それは以前からあったことですけれど、年を追う毎にそのようになって来ておるのではと思います。
すぐそばにいた女性はスマホで海外の友達と話しながら実況中継と称し、その辺りを撮っておられました。
その後ろの女性はお祭りの最初から最後までクチャクチャとガムを噛む音を響かせておりました。
自分の右横では脚立を持ってきた男性がその上へ上りカメラを構えたり、挙句は近くの人達にも上らせて注連縄の中の様子を得意げに見せておった
ようでした。
注連縄の中はご神域という意味があり、その中を人間の目に触れぬようにという計らいから白い絹垣で覆われます。
その中をわざわざそのようにして覗こうというのですから、神事という意味合いを全く理解していないのだと思います。
余程言ってやろうかと思いましたけれど、そのようなことを言ってこの場でもめるのも如何なものかとも考え、結局は腹立たしく感じつつも黙って
おりました。
結局その人はお祭りの最中はスマホやカメラの電源はお切り下さいという再三の注意も無視して、静粛な時の中でもカシャカシャと無礼で無粋な
シャッター音をさせておったようでした。
自分ひとりなら分かるまい、そう思っていたのかもしれませんし、何かしらカメラで撮ってやろう、そう考えていたのかもしれません。
そうであるならば、カメラでその場を撮るよりもそこの雰囲気こそを味わって頂きたい、この瞬間を感じ取って頂きたい、そう思った自分でした。
お祭りが始まる30分以上前に自分もこれだけは撮っておいたものです。
ちょうど投光器の傍でしたので案外と明るく写ったのだと思います。
これ以降は申すように厳かに待つひと時でもあり、友人と二人して殆ど何も喋らずに神事の始まるのを待っておりました。
刻になると突然すぐそばの投光器の灯りが落ち、一瞬で暗闇になりました。
お祭りを務める国造(こくそう)ら神職らがその直前に注連縄内の神籬(ひもろぎ)辺りまでお越しになっておられました。
遠くに多少は付いている街灯はありますが、この場所での灯りはご神灯である提灯のそれと松明のみです。
その中で国造の奏上する祝詞の声が月明かりの下、寄せる波の音と共に聞こえて参りました。
自分の頭の中では、その時海の向こうから大勢の神々、またそれに付き随うかのように数多の龍が此方めがけて飛来しておるように感じておりました。
物凄いスピードで此方へとお越しになるそれらの存在、如何程の数であるのか分からぬくらいです。
心無しかそれまでさほど感じていなかった風、また波もその音がひとしきり大きく感じられたようでした。
頭上ではその全容が捉えられないほどの巨大な龍が悠々と舞うように空を駆け巡っておるようにも思えました。
祝詞の奏上も終わり、これからこのお越しになられた神々を神職らが先の絹垣で取り囲みながら大社への道を町内を巡りながら引き返します。
此処からはその絹垣で覆われた、神様がそれに寄り付いておられるという神籬の後を付いて大社の街中を巡りながら神楽殿へと帰って行きます。
昨年同様、これも早くにその後を着いて行かねばとてもではありませんが神楽殿の中までは入ることが出来ません。
それを考え友人と共に手を繋ぎ合って、まるで駆け足のように早足で歩くのですが、人は多いし下は砂地で思うように進みません。
それでも何とか浜辺を抜けて車道まで戻り、その後を歩道を通りながらも歩みますが先頭を行く神職らはどうしてそうも早いのかというほどの
速さです。
そんな後を少しでも早く追いつこうと考えたのか友人は此方を抜けた方が早いよと途中をどうやら近道しようとしたようでした。
自分は、いやそれはいくら早くても神様の前を行くようなことはどうかしらとも感じ、結局は一人で神職らが歩んで行かれるその後をこれまで
同様、かなりの早足で着いて行っておりました。
昨年もこうして大勢の人達が灯りのない町内を凄まじい程の勢いと共に、さながら駆け足の行進のようにして進んで行っておりましたが、今年は
より輪をかけて早いように感じられました。
前を行く人を目印に歩むのですが、後ろから次々と駆けてきては追い越して行こうとします。
途中、そんな人に押されて自分は転げてしまい、すぐ傍のお宅の外に並べてあった植木鉢を幾つか倒してしまいました;;。
大丈夫ですかと見知らぬ人に手を差し伸べてもらい、立ち上がりましたが、そのお宅の方には大変失礼をしたと考えております、申し訳ござい
ませんでした。(今謝っても遅いんですけれど;)
そんな多くの方で競うように早足で歩いておりますが、本来はそれも無言で粛々と進まねばならないものです。
けれど先を争うように行く人達は、殊に若いお仲間、学生さんと思しき集団は何かにつけ面白おかしくお喋りしながら先にも申したようにイベント
さながらに賑やかに進んで行かれます。
これとて又もや口幅ったいオバサンはたしなめようかとも思いましたが、結局は押し黙ったまま進んで行きました。
ようやっとで出雲大社の正面大鳥居まで戻って来、此処からは勢溜(せいだまり)と呼ばれる境内へ向かって下って行く少し珍しい参道を行きます。
申すように下りですし、暗いこともあり先ほど以上に危ない所でもあります。
昨年はこの場所で一列は4名の隊列を組んでしばし此処で待機でしたが、今年はそのような指示もなく、ただただ前の人について蹴躓く(けつま
ずく)ことのないようにだけ気をつけて、それでもやはりほぼ早足で進んでおりました。
どこをどう通ったものかいつの間にかご本殿の前も通り過ぎていたようで、あと少しで神楽殿という場所で、これに靴を入れて下さいと言われ
ビニール袋が配られました。
これも皆が奪い合うようにして係りの方からもぎ取るようにして手にしておりました。
この袋がないと神楽殿の中には入れないとのアナウンスがあったからのようでした。
(新しくなった庁舎)
この後、神楽殿にてお越しになられました神々をお迎えして、今ひとたび国造の祝詞奏上が斎行されますが、続きは明日にとさせて下さいませ;。
龍の事などもしっかりとお伝えさせて頂きたいと思っておりますので、今しばらくお待ち頂ければと存じます。
上の写真4枚は、今夕のものです。
雲も無く、よく晴れ渡っておりました。
明日はまたお天気が良いようです。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
朝からどんよりとして雲の多いお天気でしたが夕方近くなるにつれて晴れてきました。
日中、気温はそれほど下がっておりませんでしたが今夜は放射冷却で冷え込むかもしれません。
昨日はさすがに前日の疲れもありグダグダしておりましたが、今朝起きると尚のこと腰が痛い;そう感じました;。
どうも筋肉痛等も遅れてやってくる年代ですね;。(笑)
それでもこのところ太極拳を曲がりなりにもしているせいか、そこまでしんどいとは思わずに済んでいるかも、とも感じております。
伸ばしていない、伸ばせていない部分をそれなりに(そう、それなりに;)ストレッチをしたりするだけでも気持ちよく、終えた後は爽快感すら
覚えます。
どこまで続くかは自分のことですので未定ですが;、継続は力なり、そう信じて続けてみたいと思うこの頃ですね。
と言いながらも、なんとはなしに疲れが出ているオバサンです。(笑)
昨日の続きから書かせて頂きますね。
だんだんと大社の近づいてくると雲も取れてきて、今度は行く手に西日を浴びながら車を走らせるようになります。
元々遠視の故、それでなくとも眩しいのでサングラスをしておりますが、それでも尚防げないほどの強い西日でした。
言い換えればそこまでお天気が回復して来たとも言えます。
そんな陽射し?を真っ向から浴びながらも、より近くなってきました。
前を行く車のテールライトの赤みが増して見えます。
折りしも大社の大鳥居に差し掛かる頃、沈む夕日が見える頃でもありました。
(写真はちゃんと信号待ちで撮っておりますよ)
この後、車は一般の駐車場ではなく祖霊社(それいしゃ)といわれる所の前庭へ停めました、いわば関係者としてそこは停める場所ということです。
この時、一般の駐車場は当然かなり駐車させる車でかなり待っていたようでしたし、このような時には助かります。
それからお国がえり会館というところで今年の参列の申し出をしに参るのですが、受付では今年初めて参列するという方も結構おられ、そこそこ
混み合っておりました。
やはり今年はカレンダー上、この神迎祭が土曜日ということもありお越しになりやすいというのもあるのかもしれません。
けれど、どうやらそれだけではなく平成では今年が最後ということもあり、尚更参列する方が多かったようでした。
なんとか受付を済ませ、先ほどの駐車場で松江から来たという友人を待っておりました。
彼女、実はある神社さんの宮司の奥様でして。
出雲大社にもご縁のあるお宮でして、けれどこの神迎祭への参列は今回初めてとのことでこの度は私と二人して参列したいとおっしゃって来られた
のでした。
今日は寒いかもしれないし、遅いと夕食を食べるお店も早く閉まるかもしれないよと事前に伝えておきましたので、彼女自身も自分でおにぎりを
用意してきたと言われましたし、その方が焦らずに済みます。
その時点で5時半位だったでしょうか。
まずは少しだけ神楽殿で手を合わせて来ましょうと二人して向かい、大神様にご挨拶をして参りました。
暗いとはいえ、まだ大分明るさの残る頃でした。
段々と日も傾き、微かな光を残して沈んでいく太陽が見える頃でもありました。
ご本殿にもお参りし、後は二人して駐車場へ戻り、それぞれの車で持参したおにぎりを頬張ってこれからに備えておりました。
その頃になると相当に足元は暗く、かなり気をつけて歩かねばならないほどです。
この日は街中がお祭りに備えて街灯を着けていないというところもあり、尚更気をつけねばなりません。
それでも友人と二人、モコモコに着込んだ格好で足早に歩いておりますと身体も温まってきます。
浜辺に着く頃にはかなりの人で溢れておりました。
連なる列に加わるようにして少しずつ前へと進んで行く感じです。
なかなか進まないようですけれど、それだけ人が多いということのようですね。
今年はどうやらツアーでお越しになられておられる団体さんが多いようであちこちに旗を掲げた方が見られ、その後ろへズラズラと一個団体さんが
おられるようでした。
それらの人に混じりながらようやっとで白い御幣(ごへい)を頂戴し浜へと下りて行きます。
此処でも足元が見えないくらいの人混みで、係りの方が「押さないで、足元をよく見てお進み下さい」としつこいくらいにアナウンスしておられた
程でした。
そんな人出はどうも昨年以上のようにも感じられました。
神様をお迎えする斎場は注連縄を引き巡らし案が設置されておりますが、その前は既に人垣が幾重にも出来ており、到底見ることは出来ません。
かろうじてその注連縄を見える場所へと二人して移動し、そこでお祭りが始まるのを待つことに致しました。
周りは大勢の人で溢れており、各地から来ておられるのでしょう、言葉も様々でした。
ただ残念に感じるのは年々このお祭りにお越しになる人が、神様をお迎えするという厳粛な祭りとは捉えずに、まるでイベントか何かのように
感じておられることでした。
それは以前からあったことですけれど、年を追う毎にそのようになって来ておるのではと思います。
すぐそばにいた女性はスマホで海外の友達と話しながら実況中継と称し、その辺りを撮っておられました。
その後ろの女性はお祭りの最初から最後までクチャクチャとガムを噛む音を響かせておりました。
自分の右横では脚立を持ってきた男性がその上へ上りカメラを構えたり、挙句は近くの人達にも上らせて注連縄の中の様子を得意げに見せておった
ようでした。
注連縄の中はご神域という意味があり、その中を人間の目に触れぬようにという計らいから白い絹垣で覆われます。
その中をわざわざそのようにして覗こうというのですから、神事という意味合いを全く理解していないのだと思います。
余程言ってやろうかと思いましたけれど、そのようなことを言ってこの場でもめるのも如何なものかとも考え、結局は腹立たしく感じつつも黙って
おりました。
結局その人はお祭りの最中はスマホやカメラの電源はお切り下さいという再三の注意も無視して、静粛な時の中でもカシャカシャと無礼で無粋な
シャッター音をさせておったようでした。
自分ひとりなら分かるまい、そう思っていたのかもしれませんし、何かしらカメラで撮ってやろう、そう考えていたのかもしれません。
そうであるならば、カメラでその場を撮るよりもそこの雰囲気こそを味わって頂きたい、この瞬間を感じ取って頂きたい、そう思った自分でした。
お祭りが始まる30分以上前に自分もこれだけは撮っておいたものです。
ちょうど投光器の傍でしたので案外と明るく写ったのだと思います。
これ以降は申すように厳かに待つひと時でもあり、友人と二人して殆ど何も喋らずに神事の始まるのを待っておりました。
刻になると突然すぐそばの投光器の灯りが落ち、一瞬で暗闇になりました。
お祭りを務める国造(こくそう)ら神職らがその直前に注連縄内の神籬(ひもろぎ)辺りまでお越しになっておられました。
遠くに多少は付いている街灯はありますが、この場所での灯りはご神灯である提灯のそれと松明のみです。
その中で国造の奏上する祝詞の声が月明かりの下、寄せる波の音と共に聞こえて参りました。
自分の頭の中では、その時海の向こうから大勢の神々、またそれに付き随うかのように数多の龍が此方めがけて飛来しておるように感じておりました。
物凄いスピードで此方へとお越しになるそれらの存在、如何程の数であるのか分からぬくらいです。
心無しかそれまでさほど感じていなかった風、また波もその音がひとしきり大きく感じられたようでした。
頭上ではその全容が捉えられないほどの巨大な龍が悠々と舞うように空を駆け巡っておるようにも思えました。
祝詞の奏上も終わり、これからこのお越しになられた神々を神職らが先の絹垣で取り囲みながら大社への道を町内を巡りながら引き返します。
此処からはその絹垣で覆われた、神様がそれに寄り付いておられるという神籬の後を付いて大社の街中を巡りながら神楽殿へと帰って行きます。
昨年同様、これも早くにその後を着いて行かねばとてもではありませんが神楽殿の中までは入ることが出来ません。
それを考え友人と共に手を繋ぎ合って、まるで駆け足のように早足で歩くのですが、人は多いし下は砂地で思うように進みません。
それでも何とか浜辺を抜けて車道まで戻り、その後を歩道を通りながらも歩みますが先頭を行く神職らはどうしてそうも早いのかというほどの
速さです。
そんな後を少しでも早く追いつこうと考えたのか友人は此方を抜けた方が早いよと途中をどうやら近道しようとしたようでした。
自分は、いやそれはいくら早くても神様の前を行くようなことはどうかしらとも感じ、結局は一人で神職らが歩んで行かれるその後をこれまで
同様、かなりの早足で着いて行っておりました。
昨年もこうして大勢の人達が灯りのない町内を凄まじい程の勢いと共に、さながら駆け足の行進のようにして進んで行っておりましたが、今年は
より輪をかけて早いように感じられました。
前を行く人を目印に歩むのですが、後ろから次々と駆けてきては追い越して行こうとします。
途中、そんな人に押されて自分は転げてしまい、すぐ傍のお宅の外に並べてあった植木鉢を幾つか倒してしまいました;;。
大丈夫ですかと見知らぬ人に手を差し伸べてもらい、立ち上がりましたが、そのお宅の方には大変失礼をしたと考えております、申し訳ござい
ませんでした。(今謝っても遅いんですけれど;)
そんな多くの方で競うように早足で歩いておりますが、本来はそれも無言で粛々と進まねばならないものです。
けれど先を争うように行く人達は、殊に若いお仲間、学生さんと思しき集団は何かにつけ面白おかしくお喋りしながら先にも申したようにイベント
さながらに賑やかに進んで行かれます。
これとて又もや口幅ったいオバサンはたしなめようかとも思いましたが、結局は押し黙ったまま進んで行きました。
ようやっとで出雲大社の正面大鳥居まで戻って来、此処からは勢溜(せいだまり)と呼ばれる境内へ向かって下って行く少し珍しい参道を行きます。
申すように下りですし、暗いこともあり先ほど以上に危ない所でもあります。
昨年はこの場所で一列は4名の隊列を組んでしばし此処で待機でしたが、今年はそのような指示もなく、ただただ前の人について蹴躓く(けつま
ずく)ことのないようにだけ気をつけて、それでもやはりほぼ早足で進んでおりました。
どこをどう通ったものかいつの間にかご本殿の前も通り過ぎていたようで、あと少しで神楽殿という場所で、これに靴を入れて下さいと言われ
ビニール袋が配られました。
これも皆が奪い合うようにして係りの方からもぎ取るようにして手にしておりました。
この袋がないと神楽殿の中には入れないとのアナウンスがあったからのようでした。
(新しくなった庁舎)
この後、神楽殿にてお越しになられました神々をお迎えして、今ひとたび国造の祝詞奏上が斎行されますが、続きは明日にとさせて下さいませ;。
龍の事などもしっかりとお伝えさせて頂きたいと思っておりますので、今しばらくお待ち頂ければと存じます。
上の写真4枚は、今夕のものです。
雲も無く、よく晴れ渡っておりました。
明日はまたお天気が良いようです。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。