日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

義姉の二十日祭でした    ある方の御仏壇にお参りさせて頂きました

2020-11-17 20:57:08 | お祭り
こんばんは。
昨夜から今日に掛けて寒さは感じられず、今日に至っては日中は少し動くだけで汗ばむほどでした。
11月半ばとは思えないような気温ですが、今冬は寒くなるとのこと。
今後どのようになるのでしょうね。



                           



                           



                             



                           




今日は午後から義姉の二十日祭、仏教でいう四十九日までの間に行う法要に当たる祭を致しました。
その為、今日も車を借り出しに行ってからの行動となります。
午後からの事でしたので朝のうちは別の事で動いておりました。
毎年、出雲大社で旧暦の一月一日、元旦に執り行われます福徳祭の折の御守りを今年もある決まった方に纏まった数をお願いして
おり、それを持って参ったのでした。
いつもならそのまま郵送するのですが、御守り等と一緒に此方で印刷をして同封する書類(とまでいきませんが)が、今回は
このパソコンとプリンターの接続が未だに上手くいかない為に手書きの文章を入れたものにしました。
そんな訳で会社へ依頼しますその御守りの書類等はいつもの車屋さんからですとまぁ近い距離ですし、お話がてら持参することと
致しました。
その前に先日神棚をお祀りしたお宅へ、日々のお参りの仕方を詳細に記した書き物がありましたので、これも併せて持って参る
こととしました。
車屋さんを起点とし、その両方はどちらも同じくらいの距離です。
どっちから行こうかと思いながらも片側三車線に面したそのお店、反対車線へ出るよりも素直に流れに従い出るのなら、先だっての
お宅だなと思い、そちらから参ることにしました。
但しこのお宅がある地域は道路幅が昔ながらの地域でもあるためかなり狭く、ちょっと停車してと思い車を道の端に寄せて停め
ましたが、いきなり上下線ともにバスと大型ダンプを自分の車で停める事態になり、あえなく断念;。
ですので此方の物は後程郵送することと致しました。
その地域、丁目は違いますが若い頃かつて自分が住まっていた所に近く懐かしくはありますが長年訪れていないと、この辺りって
こんなに狭苦しい所だっけ?と思う程でした。
道が狭いというのは、広島市内で考えますと原爆の被害に遭っていない地域ということにもなります。
あの日、多くの人々が水を求めて、また自分の住まう処への帰り道としてこの場所へ大勢押しかけてきたと聞きます。
普段はそんなことを考えも思い出しもしない事ですが、こうして書いておりますと何故かしらそのようなことが頭に浮かんできました。
何処かしらそんな記憶の残る街なのかもしれません。
そこを出て次には会社へと参りました。
朝出掛けにスマホを忘れて来たのをバスに乗る前に気づきましたのでそちらへは何もご連絡せず訪問させて頂きました。
いつもなら羽織袴ですが、今日はかなりカジュアルな格好で、すみません~;という感じで事務所のある二階へと上がります。
会社自体は少人数の処ですので奥様も専務ということで出ておられます。(規模的にはそこそこおありかと)
先に社長さんに今回の事を話しますとそれなら家内が三階におりますのでそちらへどうぞと言われました。
自分自身、いや、これを手渡したらすぐ帰りますので;というつもりだったのですが、まぁどうぞと言われ、それではと三階の
社長室へ上がって行きました。
此方の会社、以前から幾度かお話しておりました主人の頃から懇意にさせて頂いておる処でして、今年の始め頃まで社長さんの
お母様、会長さんとしておられた方の所へ何回もお見舞いさせて頂いていた方です。
ご自宅にも神棚を祀っておられ、そこでこのお母様ともよくお話させて頂いておりましたので、とても可愛がって頂きました。
しかし二月にそのお母様が亡くなられ、ご葬儀はお身内でなさいましたので最後のお顔は拝見致しておりません。
それでなのか自分の中では未だに何処かしら亡くなられた実感があまりなく、気持ちも宙ぶらりんな感じが続いておりました。
持参した福徳会の御守りもですが、話はそのお母様のことになり、今度御仏壇に手を合わせに行かせて頂ければと申しますと
あら、じゃぁこれから行きます?と奥様が仰います。
え;?という間もなく社内電話?で社長であるご主人に、ちょっとあおぞらさんをご自宅にお連れしますね~とお話され、そのまま
参ることに致しました。
いや、あの、お供え物も御霊前すらも持参しておりませんし;と恐縮したのですが、いいです、いいです、来て下さるだけでお義母
さんも喜びますからと仰って下さり、それではと参らせて頂くことにしました。(厚かましいよね;)
会社とご自宅は数キロ程の距離、奥様の運転する車の後についてご自宅へと参ります。
これまでですとお母様のおられた母屋に当たる和風の玄関から出入りさせて頂いておりましたが、今日は社長さんご夫婦が通常
使用しておられます玄関からお邪魔致しました。
仏間へ通されますと、そこは以前は畳敷きの二間続きの和室でしたが、床はフローリングにされ、和室をぐるりと囲んでいた
廊下も同じような部屋へと改築されておりました。
確かに今後使用するならこのように使いやすい形へ改められた方が良いのかもしれません。
けれど以前のしっとりとして落ち着いた和室から眺める庭も風情があったのにな、と全くの赤の他人の自分がつい感じておりました。
全くもっていらぬお世話なことですよね;。
それはどうでも、御仏前で手を合わさせて頂き、心静かに拝ませて頂くと

 あら、ようお出でなさいました、ちょっとゆっくりしていきなさいね

といつに変わらぬ柔和なお顔でお声を掛けられたように感じました。
御仏壇の脇には御遺影や他の写真も飾ってありましたが、どのお顔もにこやかで生前の故人を思い起こさせるものばかりでした。
思いがけず来させて頂くことが出来たけれど、これってもしかしたらこのお母様が仕組んで?下さったのかしら、とつい感じて
おりました。
以前参っておりました神棚は今も社長さんが毎朝手を合わせていらっしゃるとのことですが、母屋部分は主が居なくなり、これまで
以上にひんやりとして感じられました。
人の気配が無くなるという事はこういう事なのかなとも思った次第です。



                             



午後からは義姉の所へ二十日祭に赴きました。
参る際には当然羽織袴ですが今日は本当に暑く、冬物の黒い羽織を着ると車では尚更暑く、とうとうそれは持参するようにして
運転しておりました。
最初に書いたように嘘のような陽気でしたね。
マンションですが自宅のその玄関を入る手前、つまりは玄関の外へ履物は脱いでねと言われております。
三匹いるネコがどういう訳か人の持ち物にオシッコをひっかけるのだとか;。
なのでまずはそこで脱いでから中へ入ります。
始めの時には見ず知らずの人間が行くとおっかなびっくりしていた彼等でしたが今日あたりは割と顔を覚えたのか、また来たのか
みたいな対応でした。(笑)
十日祭では祭壇の上に登ろうとした子もいましたが、お祭りを始めても今日はそのような事はなく、それぞれに大人しくしていた
ようでした。
むしろ慣れて来たのか先日は私の姿を見ると物陰に隠れていた子らが堂々と目の前のテーブルの上に飛び乗ったりしていました。
一応仲間?と認められたのでしょうかね。
前回はご家族揃ってのお参りでしたが、今日はウィークデイとあって娘のH子さんだけでした。
義姉が居た頃はそこまで話すという事もあまりなくなんとなく他人行儀でしたが、この度の義姉の件からかえって打ち解けたように
感じます。
これは不思議なものでして、本人はいなくなっても残された者らが親しく出来るようにと義姉が配慮してくれたのでしょうか。
義姉の事やら、あれこれと話しながらお茶をよばれ、結構楽しいひと時を過ごしました。
三週間程で楽しいというのもどうかなと思いますし、私の前ですので寂しいと言われながらもそのような素振りは見せないので
しょうけども、これまでの長年の介護から解放されたことを考えると多少なりとも肩の荷は下りたのではと拝察致すところですね。
同じマンションの二階にも七匹のネコがいるとかで、これまでそれらの子達はブリーダーの立場で飼っておられたようですが
今後はどうするかねぇと話しておられました。
義姉のしていた神事のあれこれも継ぐことはしないので、それもおいおい考えねばねとも言われております。
色々考えなくてはならないことばかりでしょうけれど、じきにそれも落ち着くところへ落ち着くのではと来年主人が逝って十年に
なるのを考えながら思う自分です。      



                              




このようなことで今日一日が過ぎました。
バタバタしているとあっという間に終わったように感じます。
自宅へ荷物を置きに一旦戻り、更に車を返しに行き、バスで帰ってくるとやはり疲れますね。
ま、それを言っても詮無い事ですし、それが出来るのだから良しということにしておきましょう。
動けるうちは動きなさい、そんな風に神様に言われているのかもしれませんね。
そういうことにしておこうと思います。(笑)

本日はまるっきりの日記となりましたが、いつものようにお付き合い頂きました皆様、有難うございました。
感謝申し上げます。

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