義兄に骨髄液を提供したワイフを、提供者の退院後の回復状況を確認するということでしたので、京大附属病院まで車で送りました。
前回(骨髄液提供後の退院の時)、迎えに行く道中で交通事故があって渋滞したため、道を変更したりしたため、約束の時間に間に合いませんでした。
それで今回、採血と診察時間には遅れることは避けなければならず、ゆとりを持っての道中としました。
ワイフの検診が終わるのを待っている間、院内のコンビニで買った『週刊現代』 を読んだりしていました。
『週刊現代』 には、今回で15回目になる、薬と医療の現実を批判する記事が“連続追求”の特集としてあるからです。
僕は主には、「切らずにがんが治った人たち」の記事を、ラインマーカーで囲ったりサイドラインを引いたりしながら、“もし自分なら…”と考えながら読みました。
もちろん、ラインマーカーで印をつけた部分は、帰ってから、自分用にまとめました。
それから、前回迎えに行った時、偶然見つけた、院内にある「全快地蔵」を思い切って撮りに行ったりもしました。
前回は撮ろうかどうか迷って、人々の回復を祈るだけにしましたが、今回は“もう来ることはないだろう”という思いもあって、思い切ってデジカメで撮りました。
案内の表示には「全快地蔵」 とありますが、奥の提灯には「延命地蔵大菩薩」とありました。この違いをどう思うかは別として、前回と同じように千羽鶴から“治りますように!”と願う沢山の思いが伝わってきました。
義兄はまだ入院しています。口内炎がいくつもできて大変なようですが、“ワイフが提供した骨髄液が適応して上手く働きますように!”と願っています。