9月に16歳になるトイプードルのモモと暮らしています。
白内障になっていて、体のあちこちにはイボができています。
一日の多くをお気に入りのソファーで寝て過ごし、暇なときにはイボをキチキチと噛んでいます。できるだけその噛む時間を減らしてあげようと撫でたり語りかけたり、昔からよく遊んでいた中に食べ物が入れられる網目の柔らかいボールを取り合いっこをしたりして、意識をイボからそらせるようにと接しています。
そのモモですが、耳もとても遠くなっています。近くにいるモモに大きな声で呼びかけても気がつきません。どなるような大声を出すとやっと“何か音がしたなぁ!?”と周囲を見るといった調子です。
ですからモモは、無音の世界で、16年弱を過ごしてきているこの家という空間で、身に着けてきた生活習慣と私たち夫婦の動作を見て~獣医さんはまだ視力はあり見えているとのこと~頭を働かせて生活をしています。
続きの部屋を開け放しにしてエアコンを入れ、暑さに身体全体で息をしなければならないような状況などにならないように、快適な空間を作っています。ですから私たち夫婦が家を空ける時もエアコンはつけっぱなしにしています。
さて、私も高齢になり、特に耳が遠くなってきています。テレビを見るときの音が大き過ぎると注意を受けることが時々あるようになりました。
モモと生活を共にしながら、モモから学べることは学びたいと思っています。