6月21日のブログ『雨って重くてアジサイが姿を乱します アンズも負けませんでした』にも書いておきましたアンズの収穫を今朝早く行いました。
ワイフに「見に行く度にアンズが落ちている」と何日かぼやくことが続いていました。
そして何度か、拾ってきた実を洗って、自分も食べて、ワイフの口にも入れてあげていました。もちろん、おいしかったからです。
時には、いたずら心で、まだ充分に熟していない渋味の残っている干し柿などを「もう甘くなっているよ」と、食事の準備で両手がふさがっているワイフに食べさせることもあったのですが。
昨日は ワイフの方から「夕方見に行ったらまたアンズが落ちてたよ。鳥が突っついているのと違う!?」と帰宅した私に話しかけてきました。
こんなことを聞くと、“収穫したら、ジャムにしよう。田村さんにも杉本さんにも持って行ってあげよう” などなど、思っていたことが満足にできなくなってしまうと思えて、決心せざるを得なくなりました。
“明日早朝、収穫をしてしまおう!” と。
3時に目が覚め、“もう少し明るくなってから” と、また寝て、でも5時から収穫を始めました。
1個1個もいで取っていきました。枝に啄(つい)ばまれた実が残っていると、ベチャッと熟した果肉が手に付きます。
どうです!? 啄ばまれているとはいえ、おいしそうでしょう!?
落下した実を見てください。
全部、啄ばまれた実です。
啄ばまれて落下する以外に、実の茎との付け根部分が雨で傷んで重さに耐えきれず落ちてしまったことが推察できる実もありました。
写真のこれらです。
ただし、上と左の茶色く腐り出してカビも確認できる2個は、それでもまだ枝に付いていたのですよ。
さて、収穫は全部で356個です。この中には啄ばまれたり傷んだりした18個も含んでいます。大収穫でしょ!!
これまでに食べたのも合わせると、何と400個近くになるんですよ。
朝食の用意をしてくれているワイフに言うと、さっそく「仏壇用に5個と、武田さんに10個もらっていい?」と聞きます。もちろんO.Kです。
私が選んだ10個を、ワイフは7時半過ぎ、さっそく武田さん宅へ自転車で持って行きました。
実は、近所の懇意にしていただいている武田ご夫妻なのですが、ご主人が6月中旬に86歳で他界されました。そのご仏前にと届けたのです。
近年知り合った田村さんと杉本さんにも貰っていただきます。
2人とも趣味の木工で知り合った人で、夫婦同士で付き合うようになっています。
田村さんには、このブログを書き終えたら、私が届けます。
特に奥さんとワイフが同じビーチボール仲間ということもあって、昨秋、干し柿用にと渋柿の収穫に家に来ていただきました。
過日も「また今年も柿ちょうだいね!」と言われたそうです。「まだ4月やのに」とワイフは驚きを教えてくれました。
ご主人は都会の人で、柿取りは初めてで楽しかったようです。長らく病気をされていたこともあるのでしょう。
奥さんは初めての干し柿作りが上手くいって、しかも美味しかったと言っておられたということで、“今年も!” と思われているのでしょうね。
提供者の私たち夫婦はうれしい限りです。
冷凍している干し柿も1パック、ワイフが用意してくれていますので、一緒に持っていきます。
杉本さんにはワイフが帰ってきたら、4時過ぎに2人で行くことにしました。
杉本さんには私が作った木工品を見てもらって感想や工夫する点を教えていただいたり、奥さんとワイフとは人形作りなどで結びついています。
例えば、こんな人形を作っているのですよ。
生活がよく分かる写真で,しかもブレあり、私の影ありで申し訳ありません。今、急いで撮りに行ったものですから。
ブランコは私が作っています。白く塗れば「白いブランコ」と題して飾れるでしょうか!?
後ろに見える組み写真は私が撮った大津祭りの宵宮の人物たちです。
さて、今朝の話に戻りますが、ワイフにはアンズをあげたい人がまだいるのです。
時々野菜や苗をもらっている政枝さんに、ビーチボール仲間で懇意な竹岡さんなどなど。きっとまだいるように思えます。
私にもあと数人。
さぁ、アンズは何個残るのでしょうか!?
内容がだいぶん拡散しだしましたので、とりあえず“アンズの収穫” をお伝えするということで結びといたします。