なんとか育ってほしいと鉢に残しておいた、4月のいつごろまでだったかは枯れ木が一本スーッと立っているだけのような山椒の木が、この頃になると “たわわ” といえるほどに葉っぱを茂らせてきています。“あきらないで捨てずにいてよかった!” とつくづく思っています。
私は山椒がとても好きです。その実は年がら年中、冷凍庫にストックしてあります。時々に、ご飯に直接置いたり、シラスにかけたり、指でつまんで口に運んだり、さまざまな形で食べています。あの食感、いいですよね!
実を木から摘み取って、口に運んだ時の、あの舌のしびれる触感も何とも言えませんよね!
実を食べるだけじゃなくて、親指と人差し指と中指で葉っぱをツルツルして、指に移った香りを嗅ぐのも至福の行為であり、至福の時でもあります。山椒、最高!!
何年も前に、ワイフが寄せ植えの後、素焼きの小さな植木鉢にポツンと移しておいたバラの木を、育ててみようと柄物の鉢に移し替えて、花がらを摘んだり、わからないままに剪定したりしてきました。
そんな「myバラ」をとても気に入っています。
淡いピンクの花を咲かせてくれるのです。ついつい見続けてしまいます。
今、蕾が2つついていますから、この1つめが散らないうちに咲いてほしいと願っています。
まっ、咲き終えた花びら一枚いちまいの、その存在そのものにも目を止めてしまうのですが。
最近は、この2鉢をガーデンテーブルに並べて、ベンチに腰掛けて触り、眺める時を持つことが「お気に入り」になっています。
さらに、このベンチからは、正面のアスファルト部分に置いた花々や果樹・野菜のプランターや植木鉢が見えます。
花桃の木2鉢、イチジクの木4鉢、柿の木4鉢、シークワーサーの木13鉢、ブルーベリーの木4鉢、アケビバナナの木2鉢、バナナの木と思われる木2鉢、アジサイ3鉢等々の。
左側には4本のモクレンの木やミカン・山茶花、この冬に植えた 「メイちゃんの瞳」というミニリンゴの木2本が見えます。
右側は畑で、ナスやアスパラガスの畝、堆肥を入れた苗待ちの畝があります。まだ手を付けていない “冬のまま”の 畝も。
自生のフキやパセリの近くには、まだ実を付けたままのグレープフルーツの木、“落ちた実を収穫する” ことにしています。花期を終えたアンズや桃の木、レモンとジャンボレモンの木、ジャンボレモンは3月下旬にやっと3個収穫しました。落ちたのと落ちる寸前の2個と。
2本のプルーンの木は若木で、1本が今年今やっと花が咲きました。
花壇も造っています。
この小さな庭と畑にごちゃごちゃと好きなものを植えて楽しんでいます。
これらが、見渡せるこのガーデンベンチに腰掛けて、視野広く眺めたり、作業の一区切りにコーヒーを飲んだり、いや頂いたり、なんせワイフが入れてくれるものですから。いい時を過ごしています。
そうそう、この写真の背景のビニールシートの軒下が、私の “木工房” なのですよ。付け加え。