24日の土曜日に“妹背の里”という雪野山麓のレクリエーション施設で“ひらたけ栽培”の講習会があったので行ってきました。
近所の83歳のおじいさんが地方紙に記事を見つけて誘ってくれたのです。もちろん運転手であり、菌を植えつけた原木運びは僕の仕事でありました。
ちょうど、園芸雑誌にキノコ栽培が特集してあったのを読んでいて、昔一度失敗したことを思い出しながら、やってみようかな!? と思ってもいたので、渡りに船といった感じで行ってきたのです。いいきっかけを作ってもらいました。
さて、キノコ栽培は「原木栽培」と「菌床栽培」の二つに大別できるそうです。
講習会では「オガクズ菌短木栽培」を習いました。オガクズにひらたけ菌を水でよく混ぜて、それを木の切断面になすりつけて、切断面をサンドイッチにするのです。
合わせた切断面にラップを巻いて菌の活着を促すようにしました。
「原木栽培」といえば、1mほどの原木に数十個の穴をあけて、キノコの菌をつけた木片(種駒)を金づちで打ち込んで〝ほだ木(植菌した原木)〟を作ってシイタケなどを育てることだと思ってしまいますよね。
だから、僕も「へぇー」っていった感じでした。
まだ育てる場所を決められなくて軒下に置いている状態。菌は大丈夫かなぁ!? 明日、ベストな場所を選んで覆いなどをすることにしようっと。
ところで、この“妹背の里”のある雪野山地域は、昔、大津京のころ額田王と大海人皇子との相聞歌で有名な蒲生野の辺りなのですよ。
古墳前期の前方後円墳(雪野山古墳)もあって、三角縁神獣鏡が出土しているのですよ。