今朝のカンテレ7:30~8:55の「日曜報道〜ザ・プライム〜」の中で、自民党の元総務大臣新藤義孝が “書類を精査しないまま承認・決裁を意味する判を押す(押印する)こと” を意味する差別用語を使った。
同席していた橋下徹氏やアナウンサーは何も言及・注意をしなかった。
この番組を最後まで観なかったので、番組の終わりにアナウンサーなりの一言があったのかは知らない。
この報道番組に抗議があったかどうか、今後問題視されるのかどうかはわからないが、“政治家の現実” を垣間見た。
女性の性被害に関する失言をした自民党の杉田水脈衆議院議員にしても日本学術会議の会員任命に関する菅総理大臣の対応にしても等々。
9月11日に、女優の吉永小百合氏が、東映東京撮影所で行われた映画『いのちの停車場』(2021年公開予定)の撮影現場会見で、8日に大麻取締法違反で逮捕された俳優の伊勢谷友介氏について「乗り越えて、また撮影の現場に帰ってきてほしい」と言葉を送っていました。
10月1日には、伊勢谷友介氏の保釈時の謝罪に、教育評論家の尾木直樹氏が「出て来られたシーン見ていると、ドラマのひとつのシーン見ているような感じで本当に語弊があるかもしれないですけど、カッコイイって素朴に思いました」とその印象を述べていました。
両者のこれらの発言は “言ってはいけない発言だ” と受け取りながら、ワイフに「言い過ぎやなぁ」と話しかけていました。