一週間前に父と母の一回忌を行った梅林寺は禅宗(臨済宗妙心寺派)の修行寺としても有名。
日本三大修行寺の一つらしい。 そこで修行する僧を雲水と言う。 その雲水たちは朝3時に起きて寺の掃除や法事などで一日を過ごし、夜中に寝るらしい。睡眠時間は数時間。これを最低三年間続けるそうだ。 その修行の一つに托鉢がある。通常は朝寺を出て夕刻帰っていく。オレが住んでいる地区には毎月19日の朝8時半頃に来る。
ただ、年に一回「遠托」と言って、一週間かけて遠くまで托鉢に行く。昨日からその「遠托」。
昨日の朝、我が家の前を通ったのでお布施をやった。
そして今日はオレの工房がある田主丸に来たので、またもやお布施をやった。
托鉢中の雲水たち。実際は10人ほどいる。
家の前で大きな声で「ほ~ほ~」と叫ぶ。「ほう~」とはどういう意味?と聞いたら「法」のことらしい。
家の前で家内安全、無病息災などなどのお祈り?をして歩くのだそうな?
我々経済活動の中に組み込まれている人間とは全く別世界の人達で、パソコンや携帯やその他諸々の情報から遮断された生活をしていて、オレらから見ると大変そうだな~と思うが、彼らはその世界を楽しんでいるようにも思える。
果たして、どちらが幸せなのだろうか?