数ヶ月前、梅林寺での座禅体験ツアーに応募した。
大変人気があるようで、受付開始からすぐに予約がいっぱいになったらしい。
梅林寺は禅宗の修行寺として全国的に有名な寺である。
敷居が高いので有名な寺でもあるため、このような企画(久留米市の企画)の時にしか、なかなか入れないという感じがあるので、人気があるのだろう。
10時~16時半まで、ほとんど1日の禅寺体験ツアーである。
会費は3200円。チト高いと思うが。。。
梅林寺の正門。
境内の銀杏並木。今年はここの銀杏を拾ってきてよく食べた。まだ、冷蔵庫の中にたくさんあるらしい。
体験ツアーの最初は昼ご飯。梅林寺では朝ご飯と昼ご飯、2食しか食べないらしい。
それも、「麦飯」と「ほとんど具のない味噌汁」と「漬け物」だけのメニュー。
ただ、今日23日は般若講の日で特別に美味しい食事と言うことで、「味ご飯」と「豆腐が入った味噌汁」と「キャベツの煮物」と「漬け物」が出た。とてもご馳走らしい。とても美味しかった。
その後、般若講で厄払いをしてもらい、座禅をした。
座禅はテレビなどでは見たことはあったが、初めての体験。
木の棒で背中を叩かれるシーンをよく見るが、あれは姿勢が悪いとか、動いたとか、そんなときにお仕置きとして叩かれると思っていたが、そうではなく、自分が座禅の姿勢を保つのに背中が痛いとか、足が痛いとか、我慢できないときに自ら進んで叩いてもらって、血行を良くるための行為だと解った。
オレは、姿勢を保つのは何ら問題なく我慢できたのだが、あの棒で叩いてもらったら煩悩が飛ばされるのでは?と思ったので、2度、ビシバシと叩いてもらった。
結構強く叩かれ(女性には手加減するらしい。叩かれる音でその強さがよく分かる。)気持ち良かった。
しかし、煩悩は飛ばされなかったようだ。なぜなら、体験ツアーが終わった途端、あぁ~~~明日からまた仕事だ~と思ったから。
最後に我家のお墓がここにあるので、お墓参りに行った。
お墓がある場所から、有馬藩の藩主の廟を望む。紅葉が綺麗。