Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

忘れてはいけない物

2008-02-14 01:20:17 | インポート
2/10は八王子市南大沢のアウトレットモール「ラ・フェット多摩 南大沢」でOWLのライブでした。
前夜までの雪もやみ夜なべして作ったCD販促パネルも大事に積み込みいざ出陣したのですが現場に着いてみると…


パソコンわすれたぁ (´д`!)


Ca390031


もちろん取りに帰りましたさ。
だってこれないと歌とドラムだけのかなり斬新な音楽になってしまうじゃありませんか。


更に取りに戻る途中テルから電話で
「クリック用のイヤホンわすれたぁ (´д`!)」


Shure_scl2cl


これないとモニターにエアーでクリック出すしかないし、そうするとずーっとカチカチいってる斬新なアレンジになってしまうじゃありませんか。


これが地方公演だったりした日にゃゾッとしますわ。(!˚∀˚)
イベントはかなり押しで始まりましたが無事3ステージは終えました。
気をつけましょう、
決して忘れてはいけない物です。

Ca390047



PCを楽器に

2008-02-14 00:43:39 | 楽器、PC
先日、2/6のライブよりやってみました。
ソフトシンセのみでライブ!


そもそもOWLのライブではBassやストリングなどのパートが常にMacで再生されていますし、実際このところ楽曲やオケの制作ではソフトシンセやサンプラーを使うことがほとんどなので、じゃあライブでも同じ環境でやれればセッティングもシンプルになると考えたからです。(マスター鍵盤とPCだけ)
それにLogic Studioには「MainStage」というこれまたライブにうってつけのソフトが同胞されており、これを使ってみたかった、ってのもあります。
しかしMainStageも以前からセッティングはいろいろ試していたのですがマスター鍵盤との相性などでなかなか実用レベルまで達していませんでした。
その問題も先日KX88をマスターに導入したことで一気に解決!
ベロシティをLogicのソフトシンセ類とうまく合わせることができました。


1 Dscf0061


また、ソフトシンセとハードシンセを比較してみますと


[ソフトシンセ]
・メリット
波形容量が多い
ハードに比べて値段が安い
好きなソフトを選べる
セッティングが楽
・デメリット
PCの性能に左右される
クラッシュすることがある(不安定)


[ハードシンセ]
・メリット
基本的にクラッシュしない(安定)
・デメリット
波形容量が少ない
ソフトに比べて高価
買い替えない限り基本は変わらない
重い、かさばる
セッティングに手間がかかる
シールドなど配線が必要


などとなり、安定性さえ確保できれば断然ソフトの方が有利と考えたのが導入の切欠でもあります。
さすがにノートPC(MacBook)でオケ同期とソフトシンセの演奏ですからオケのデータ量を減らしたり(24bitを16bitに)ソフトシンセのバッファを演奏可能なギリギリまで上げたりと多少気は使いましたが本番ではトラブルもなくPiano系音色で音数が多いもの問題ありませんでした。
ただ、制作向けの音色とライブ向け機材の音色とでは中低域のコシが違いますのでこの辺が今後の調節課題かなと思っております。


<当日の音源より>
A.Piano <Embed SRC="http://kinosa.blog.ocn.ne.jp/AP.mp3" Repeat="false" Autostart="false" height="15" Width="100">

E.Piano <Embed SRC="http://kinosa.blog.ocn.ne.jp/EP.mp3" Repeat="false" Autostart="false" height="15" Width="100">

A.Guitar <Embed SRC="http://kinosa.blog.ocn.ne.jp/AG.mp3" Repeat="false" Autostart="false" height="15" Width="100">


しかし、それなりのレベルのハード機材だとかるく20万以上はしますが、ソフトだと同等かそれ以上のレベルで4,5万そこそこですからね。
ハードメーカーとしては大変でしょうがありがたい時代になったもんです。