Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

Logic 9

2010-01-02 21:22:22 | 楽器、PC
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明けましておめでとうございます。
今年もOWLともどもよろ…とか、いってる間もなく元旦からLogic 9へバージョンアップしました!


今回Ver.9へのアップデートではLogic本体のタイムストレッチ関係(Flex Time機能)等の新機能などもあるのですが、何といっても自分的にはセット内の「MainStage 2」が目玉だと思っております!
以前よりライブでもちょくちょく使っておりましたが今回のバージョンアップで欲しかった機能がビシバシ増設され相当痒いとこに手が届いた感があります。



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まずはMIDIの入り口にあるトランスフォームの部分の自由度が上がりました。
ベロシティのカーブもマウスでグニュっといけるので以前のように単に感度を上げるだけより鍵盤とのマッチングが調節しやすくなってます。
また、EXSサンプラーの細かなエディット画面はLogic上でしか開かなかったのが今回からMainStage上でも扱えるようになりました。


そして何といっても「Playback」というオーディオファイルを再生するプラグインがありがたい。
OWLはライブでトラックを同期させているのでMainStageだけで鍵盤を弾きながらオーディオ再生もできるのはかなり便利です。
しかも何台でもシンクロしながら先のFlex Time機能でテンポも自由自在、任意のポイントに瞬時に飛んだりリピートできたりもします。
ソロやイントロ部を好きなだけリピートして次のブロックに行くなんていういかにもライブっぽい事も出来そうです。


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まだまだこれだけじゃありません。
とにかく扱えるアイテムが格段に増えているのでアイデア次第でいろんなツールが作れそうです。
テンプレートには8Trのマルチトラックプレイヤーや自由度の高いミキサー(プレイヤー付き)ドローバー付きのオルガンまで用意されています。


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20100102_192407 テキストを表示して歌詞やコード表をみながらも


ギタリストにとっても今回アンプシュミレーターが大幅に強化されたので相当遊べちゃうんじゃないでしょうか。
まあライブでライン出力する人もあまりいないでしょうが、アンプ手前までのエフェクターとしてもかなりいいですし、個別にアウトが取れればフットスイッチでオケやSEも出せるわけです。


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とにかくMainStageはこれらのパーツを好きなように組み合わせてオリジナルのライブツールを作れるのが何といっても魅力です。
単体でこの手のライブ用ツールってなかなか無いんですよね。
今回のLogic 9、ライブもバリバリやってる方にはかなりウレシいバージョンアップです。
(Logic本体より気合いが入ってるんじゃないのかと…笑)