
おやおや、コンビニに買い物行って帰って来たら荷台にこんなものが…
これはYAMAHAのP150と純正スタンドLG100ではありませんか。
何故こんなとこに…?
おや、ポケットに6,000円の領収書が。
ろ、6千円!?
動作確認済みの美品なP150&LG100がセットで6,000円!

(画像: 上P150 下P200赤フェルト改)
と言うわけで、去年のP200に続き同じパターンでP150がやって来ました。
すっかりステージピアノマニアと言っていいレベルです。
しかし、あまり大きな声では言えませんが今回のお目当てはスタンドのLG100です。
多分今となっては本体よりこっちの方が値打ちあるかも知れませんw
P150とP200の機能は殆ど同じですが、若干の筺体デザインと鍵盤ユニットが違っており、P150はAE ll鍵盤、P200はGH鍵盤ですね。
ソフト的な部分は全く同じと思われますが、やはりP200の方が時代的に後の製品の為、聞いた感じD/Aなどのアウトプットにも改善の手が入っており音質やダイナミクスは確実に向上しています。
また、それらハードの変更部分に合わせて各音色にプログラムされているEQやエフェクトの設定値は若干変更されてます。
設定を一緒にすると全く同じ音になりますから、多分ROMの焼直しまではやって無いでしょう。
(後継機種のP250でサンプル音源などのソフト部分がごっそり変わりますね)

P150は15年くらい前に所有していた時期もあり、なつかしく愛着もありますが、さすがにP200のGH鍵盤とダイナミクスに慣れてしまうとちょっと戻れないかなあ。
しかし、KX88などにも使われていたAE鍵盤シリーズですから悪いはずも無く、MotifなどのBH鍵盤に近い感触で十分な製品クオリティと演奏性を備えていますね。

さすがに自宅に88鍵盤(しかも性能はほぼ同じ)の機種二つは必要無いのでP150はとある事務所に備え付ける予定ですが、ライブにも打ち込み用途にもまだまだ通用する機種です。
特に内部音源用と外部音源用に別のベロシティカーブが選べるなどマスター鍵盤としても優秀ですし、本体のスピーカーは外部入力も出来るのでちょっとしたモニターとしても使え、且つ天板に物も置けて何かと便利な一台です。
昨今なかなかフルサイズのマスター鍵盤で良いものがありませんが、この頃のPシリーズは相場もお安いので状態が良ければお勧めの一品です。