goo blog サービス終了のお知らせ 

木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

本 談春 古往今来

2016-12-09 22:51:06 | 情報 X
平成26年9月に新潮社から出版された本、
「談春 古往今来」を読んで、談春の家元談志への深い”愛”を感じ、涙する。
師弟関係の、常人には計り知れない絆はなんだろう。
談志の凄さも弱さも知って、それでいて、家元を思い続けるのは、やはり”愛”だ。
談志が志の輔・志らく・談春・談笑を育てたようにと、自身も使命を持ちながら、
育った弟子はこはるだけだ。談春の隠れた優しさを、前座が分かればなぁ。
相当悪い言葉に騙されるな、新弟子よ。
前座とは矛盾や理不尽に耐えることだそうだ。噺家の世界は面白い。


今日の立川流日暮里寄席

2016-12-06 23:31:47 | 情報 X
前座 只四楼「つる」前座も1年になるそうだ。この人の「元犬」も好きだが、
「つる」は今までで一番よかった。「幾度も言うと恥ずかしい」と、本当に恥ずかしいかも。
めげずにやって可笑しい。これからは、今までで一番良かった、ばかりになってほしい。
寸志 新作か タイトル不明。初めてで、タイトル分かりませんでした。
談吉「千早ふる」
志遊「講談 忠臣蔵義士討ち入り」タイトルが不確かです。
ぜん馬「天災」
仲入
三四楼「時そば」
志ら玉「六尺棒」
談四楼「鼠穴」大ネタで締めくくった。お客も満足。

明日は立川志の彦・らく兵・談之助・里う馬・こはる・談修・ぜん馬

日暮里駅南口からすぐ、ホテルラングウッド4階サニーホールコンサートサロン
18:00開場です。

韓国料理「まだん」

2016-12-06 00:14:47 | 情報 X
内幸町ホールへ落語を聴きに行かれる方へおススメです。
内幸町ホール近くの、JRの高架下にこの店があります。
ただ、道路に面しておらず、一本内へはいったところ。
一本入ると、店らしい店がほとんど無い。
ちょっと、ディープな空間が広がっている。
TVで本格的な韓国料理で値段も手ごろと、以前紹介されていたのを思い出した。
一度行ってみたかった。今日の「らく次・志らべの真打ちはどっち!?」
を一緒したサークル会員と食べたが、おいしかった。
落語会に、こんな楽しみもある。

真打ち誕生!!立川志らべ・らく次真打ちおめでとう!

2016-12-05 23:25:56 | 情報 X
五回にわたる真打ちトライアルで、本日ふたりの真打ちが誕生した。
立川志らべ・らく次さんのふたりである。
本日の演目は
らく次「片棒」、志らべ「子別れ」 仲入
らく次「文七元結」、志らべ「死神」、志らく師匠の講評

二つ目のふたりが、真打ちに相応しい自分を師匠に認めてもらおうと、
挑戦する会だった。

しかし、これだけでは終わらなかった。
ほぼ同時入門で、同時真打ちのふたりへ、真打ちとしての順位を、
もっと多くのお客さんに決めてもらうというもの。
彼らの贔屓の客ではなく、志らく師匠や談春師匠の客に、ふたりの真打ちでの順位を決めてもらう。
なるべく早く、その場を準備するよう指示した。

真打ちになって嬉しいはずのふたりの、ちょっと複雑な表情だった。
しかし、師匠の、二人が売れる機会をつかむように与えた優しさかも。

立川志らべ・らく次さん、
真打ち、おめでとうございます!
この昇進の機会に立ち会えて幸せです。

CD ドキュメント立川談志

2016-11-27 23:30:03 | 情報 X
「ドキュメント立川談志」のCD2枚組が発売された。

談志の世界の1枚には、寄席の雰囲気が伝わってくる。
懐かしい音だ。
珍しいのは自宅での稽古風景だろう。
漫談・落語と高座は昭和53・4年のものだ。
立川談志生誕80周年企画として出された。
客席の音が上手に落語にのっかり、いい雰囲気で、
幸せになる。