木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

4/30 にほんばし落語会柳家三三独演会

2019-04-30 23:14:38 | 日記
早めに人形町に着きました。昼食に立ち食いそば「きうち」に初めて行きました。
ぶっかけそばに、かき揚げのトッピング。少し待ちましたが、まず、かき揚げが揚げたてで、サクサクで美味しい。いろんなそば屋に行ったが、ここはピカイチだ。評判通りです。そばの硬さがいいです。思わず、帰りも食べようとしたら、準備中です。ここは17:00で閉店の店です。
にほんばし落語会の会場は日本橋社会教育会館です。この会場はどこに座っても、高座がよく見えます。落語には丁度いいです。
一 春風亭朝七「金明竹」後から上がった三三師匠が開口一番に褒める上手さ、なぜ前座?
一 林家はな平「短命」
一 柳家三三「魚屋本多」初めて聞く噺でした。旅用の携帯水飲み杓も初めて聴きました。余り高座に掛からない理由も分かるような気がします。
仲入
一 柳家三三「居残り佐平次」軽い仕上げは楽しくていい。

4/29 柳家小はぜ独演会「こはぜのたび」

2019-04-29 19:50:37 | 日記
第5回こはぜのたびは、上野広小路の落語協会の2階が会場です。
女性の客が多いです。
一 柳家小はぜ「蔵前駕籠」賊の出る背景や影響を受ける吉原など、駕籠屋のことまで語られながらも、噺を壊さない。
一 柳家小はぜ「宿屋の富」籤に当たったリアルさに笑いがこぼれます。
仲入
一 柳家小はぜ「出来心」丁寧に語られた。
はじめて小はぜさんの高座を見たのは、日本演芸若手研精会です。元気印の出演者の中に弱々しく映った小はぜさん、この人大丈夫なのと思ったことをはっきり覚えています。ところが、気づいたら噺に聞き入っている自分がいました。心地よい語り口はほっとします。噺の演目も増えていっています。

情報 特別企画公演圓朝に挑む!

2019-04-29 10:57:39 | 情報2019
地元在住の真打金原亭馬治師匠が出演されます。
国立演芸場階上40周年記念「特別企画公演 圓朝に挑む!」
2019年6月30日(日)13:00開演~16:00終演予定
「英国孝子ジョージ・スミス之伝」金原亭馬治
「鰍沢」橘家圓太郎
講談「月岡芳年」田辺銀治
「心眼」古今亭文菊
木下寄席にご出演いただいた文菊師匠や、次回出演者の橘家圓太郎師匠も出演されます。
一般料金3100円、学生2200円
申し込みは5月11日10時から、0570-07-9900国立劇場チケットセンター
ネット申し込みはhttps://ticket.ntj.jac.go.jp

4/28 林家彦いち30周年記念落語会的な

2019-04-28 22:22:14 | 日記
渋谷に福来たるSPECIAL2019 さくらホールは満員です。
一 口上 立川談春・三遊亭白鳥・三遊亭兼好・柳家喬太郎、司会は桃月庵白酒
一 桃月庵白酒「新版三十石」
一 三遊亭白鳥「黄昏のライバル~彦いち編~」
仲入
一 三遊亭兼好「桃太郎」
一 林家彦いち「長島の満月」
口上の席に談春師匠の姿を見ただけで、嬉しくなりました。

4/27 浅草演芸ホール4月下席後半

2019-04-27 23:36:24 | 日記
昼席の途中入場です。10連休の初日です。やっと席を見つけました。
一 柳亭明楽「子ほめ」名前ほど楽しくも、明るいキャラでもないと公言しました。へんに納得。
一 漫才 京太・ゆめ子
一 瀧川鯉昇「犬の目」お辞儀をしてからのちょっとした間は、いつも通りです。客席を見渡して噺に入ります。笑いもしっかりとります。
一 三遊亭笑遊「」
一 紙切り 林家今丸
一 柳亭楽輔「幾代餅」昼席のトリです。
夜席
一 前座 春風亭昇りん「たらちね」
一 春風亭橋蔵「寄合酒」
一 桂南なん「大安売り」
一 マジック マジックジェミー
一 三笑亭夢丸「長短」たばこの火が袖口に入るのを、いつもいぶかしく見ていました。今日の所作で納得です。お見事。
一 工作芸 できたくん 発泡スチロールの板を紙切りの要領で、こちらは挟みではなく熱で切ります。お題を仕上げて、お客は感心しきりです。
一 三遊亭遊之介「狸の札」
一 三遊亭遊喜「真田小僧」
一 曲芸 鏡味よし乃
一 三遊亭遊三「替り目」
仲入
一 ウクレレ漫談 ぴろき やる気のなさげでいて、しっかり笑いをとる。上手いものだ。
一 三笑亭可龍「」
一 三遊亭圓雀「さよなら動物園」桂三枝の創作落語。
一 漫才 宮田陽・昇
一 柳家蝠丸「ほうじの茶」
一 紙切り 林家喜之輔 若さに大丈夫か不安がる客の視線を感じて、お題をこなす。雰囲気が危ういのか、若さゆえか。
一 三遊亭遊馬「抜け雀」流石トリです。聞き応えがあった。待った甲斐がありました。

情報 立川がじら独演会 第1回

2019-04-27 01:12:12 | 情報2019
立川がじら独演会~二つ目昇進披露~
「火焔太鼓」「世界の終わり」他二席
2019年5月21日(火)19:00開場、19:30開演
会場:神田連雀亭(千代田区神田須田町1-17加藤ビル2F)
  かんだやぶそばの角に立てば、向かいに見える細い道に入れば直ぐです。
予約1500円、当日1800円
予約Mail tatekawagajira@gmail.com
毎月ネタ出しで開催する予定。
立川がじらさんは劇団員と二足のわらじのイメージでしたが、毎月独演会を開催します。
4月の第霊回を見逃しました。古典も新作も出来るので楽しみです。

4/25 蜃気楼龍玉いぶし銀の会

2019-04-26 00:31:06 | 日記
蜃気楼龍玉の個性に魅了されているファンで満員です。
一 蜃気楼龍玉「夏泥」泥棒に入った方と入られた方の立場の逆転が可笑しくて、笑ってしまいます。
一 蜃気楼龍玉「大坂屋花鳥」珍しい噺を聞きました。世俗に疎い若者が、やがて悪の方へ落ちていく様を吉原の状況と共に語られた。独演会ならではの丁寧な語りは嬉しい。
仲入
一 蜃気楼龍玉「妾馬」多くの落語家が高座にかける噺ではあるが、どの落語家とも違う雰囲気がこの師匠にはある。噺の端々にきらりと光る言葉は、誰も真似できない。
次回は7月25日(木)19:00開演、らくごカフェです。予約もらくごカフェへ。

4/23 立川龍志独演会

2019-04-26 00:31:06 | 日記
とりあえずの最終回です。すみだトリフォニーホールが会場です。
一 開口一番前座三遊亭金かん「狸の札」
一 立川龍志「おせつ徳三郎」通しで。「花見小僧」「刀屋」とたっぷりです。
仲入
一 音曲 桂小すみ 寄席の囃子方から音曲師に転じた。楽しみな逸材。
一 立川龍志「五貫裁き」師匠の噺は楽しい。最終回とは知らなかった。残念だ。

4/21 第428回 国立名人会

2019-04-21 19:43:34 | 日記
出演者みな、名人会との名称にこだわりがお有りのようだ。
一 開口一番前座 三遊亭ぐんま「権助魚」群馬のくすぐりを入れたり。
一 春風亭百栄「桃太郎後日譚」
一 柳家喬之助「口入屋」引っ越の夢。
一 三遊亭白鳥「黄昏のライバル」今回のライバルは白鳥と白酒で、盛り上がりました。
仲入
一 桃月庵白酒「だくだく」
一 漫才 寒空はだか
一 柳家喬太郎「結石移動症」 
発売と同時に完売した。あぜくら会員でも取れない。どこの誰が席を埋めたのだろう。不思議だ。

4/20 第31回談吉百席

2019-04-20 23:28:27 | 日記
会場が東池袋四丁目から新しく池袋東口徒歩3分になり、便はよくなりました。が、私としては都電の旅がなくなって寂しい限り。三ノ輪橋から東池袋四丁目まで、たっぷり都電に揺られ贅沢な時間でした。
新会場のプライムスクエア南池袋を探さない方がいい。池袋駅東口信号を渡れば(サンシャイン方面ではない方)、服部珈琲舎があり、店の脇の細めの商店街を入れば、列のある餃子屋、十割蕎麦の嵯峨谷があり、大通りに来れば右手にカラオケビッグエコーの赤い看板が目につく。ここの地下が会場です。わかりやすい。ただ、プライムスクエアでは迷うように思う。
会場が変われば高座も変わる。スタッフが作ってくれた頑丈な高座だ。高さもある。
一 立川談吉「太鼓腹」
一 立川談吉「ひもの生もの」談吉さんの創作落語のファンです。ばかばかしくてシュールです。干物と生ものをひたすら分ける二人、時たま別のものがベルトに流れてきます。聞いてのお楽しみです。東ハトメーカーはついて行けても、アントニオパンデラスが出た時点でオチが分かりませんでした。
一 立川談吉「孝行糖」この噺は好きです。弱者にみなが寄ってたかってむしり取る世の中にあって、みなが寄ってたかってバカに商売をさせる。温かな気持ちになります。
仲入
一 立川談吉「五貫裁き」ネタ下ろし。幾度も高座にかけて欲しい演目です。合うように思います。
次回は6月8日(土)18:30開場、19:00開演
会場は池袋東口GEKIPA(ゲキパ)、くれぐれも西口のゲキバと間違わないように。
予約は立川談吉のホームページより、予約2000円です。

4/19 新作落語の会

2019-04-20 00:10:52 | 日記
柳家喬太郎・三遊亭白鳥・林家彦いち・春風亭ぴっかりによる新作落語の会です。
満員御礼です。新作落語が古典落語に並び違和感なく受け入れられているようです。
一 開口一番前座 三遊亭ぐんま「ランプのぐんま人」群馬のアピール満載です。
一 春風亭ぴっかり「ナースコール」ぴっかりさんのためのような作品。
一 柳家喬太郎「路地裏の伝説」
仲入
一 林家彦いち「青畳の女」高座で一番暴れていました。
一 三遊亭白鳥「隅田川母娘」トリが一番時間が無いとぼやきつつ、アドリブも少なめでしたが、きっちりサゲて時間内に納めました。
新作の会で遠慮がない仲間ですから、のびのび演っていました。古典落語と混ぜるよりこの方がいいです。前座からして、はち切れて笑いをとっていました。

4/14 日本橋南光亭

2019-04-14 20:18:15 | 日記
第3回日本橋南光亭です。お江戸日本橋亭ではもう小さいのではないか。満員です。
一 開口一番 桂團治郎「動物園」東京では二つ目にあたるのか。
一 桂南光「壺算」壺は岩見焼き。詐欺やといいながらも、上方落語はやわらかくほんわりしている。
仲入
一 桂南光「天神山」花見の季節で天神山だ。これが「安兵衛狐」では萩見になる。
東京で上方落語が頻繁に聞けるようになった。嬉しいことだ。

情報 柳亭小痴楽真打昇進披露興行

2019-04-13 23:36:46 | 情報2019
柳亭小痴楽真打昇進披露興行日程
9月21日(土)~30日(月)  新宿末広亭9月下席    夜17:00~21:00
10月1日(火)~10日(木)  浅草演芸ホール10月上席 昼11:40~16:30
10月11日(金)~20日(日) 池袋演芸場10月中席   夜16:45~20:30
問合せ 落語芸術協会 03-5909-3080 

4/13 柳亭小痴楽独演会

2019-04-13 23:03:24 | 日記
独演会に行きたかったが、機会がなかなか無かった落語家さんのひとりだ。楽しみにしていた独演会です。
内幸町ホールは満員御礼です。
一 オープニングトーク 柳亭小痴楽 愛嬌のある噺家さんだ。
一 開口一番 昔昔亭全太郎「やかん」しっかりしたしゃべりだ。調子もいい。
一 柳亭小痴楽「粗忽長屋」間といい、口調といい、楽しいのだ。
一 柳亭小痴楽「花見の仇討」ネタ出しの演目です。
仲入
一 柳亭小痴楽「明烏」
以前、繁昌亭で枝雀師匠の真似のような落語家の高座を見たことがあった。小痴楽さんの所作を見て思い出した。小痴楽さんは噺の語りで自然と所作が大きくても、何の違和感もない。むしろ楽しげであり、彼の個性である。大阪で見て真似と思ったのは、語りと似つかわしくなかったからだろう。所作一つに噺家なりがある。
帰りの車中、小痴楽さんをどの師匠と組み合わせようかとばかり考えていた。木下寄席をはじめて、こういうときが至福の時だ。