木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

6/28 上野鈴本演芸場六月下席

2018-06-29 12:04:38 | 2018日記
鈴本演芸場六月下席夜の主任は、木下寄席にも来ていただいた蜃気楼龍玉師匠です。
一 開口一番前座 春風亭きいち「転失気」
一 古今亭始「元犬」
一 鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸
一 桂三木助「人面瘡」五代目三木助襲名には鶴瓶・志の輔・生志豪華な顔ぶれが口上に並んだ。
一 五街道雲助「町内の若い衆」
一 アサダ二世 奇術
一 五明楼玉の輔「宗論」
一 隅田川馬石「時そば」
仲入
一 春風亭百栄「手水廻し」マクラはつまらなそうに始まるのに、本題では笑ってしまう。独特な口調だ。
一 林家楽一 紙切り
一 蜃気楼龍玉「死神」やはり独特な口調であり、雰囲気を持っている。サゲに工夫が欲しい。

6/26 池袋演芸場六月下席昼の部

2018-06-27 07:10:37 | 2018日記
池袋演芸場といえば、昼食は「油そば」です。ここに来る楽しみの一つでもあります。名前に比して以外とヘルシーらしい。
下席昼の部は開演時間が2時です。
一 開口一番前座 柳亭市坊「一目上がり」
一 金原亭馬久「ざる屋」
一 古今亭菊生「お菊の皿」
一 柳家三三「妾馬」
一 ジキジキ 漫才
一 柳家小袁治「夏泥」暑くなってきて、時期の噺である。演者によって雰囲気が大分異なる。そこを味わって欲しい。
一 橘家圓太郎「野ざらし」
仲入
一 三遊亭天どん「?」珍品落語です。聴いたことがありません。明治以降の作品でしょう。
一 隅田川馬石「堀之内」
一 翁家社中 大神楽 土瓶のつる立ては凄いです。
一 古今亭文菊「笠碁」

6/26 二ツ目勉強会

2018-06-27 06:44:39 | 2018日記
池袋演芸場の落語協会特選会、第315回二ツ目勉強会の報告です。
はじめて行った。入場料千円と安い。これは、黒門亭と同じである。

一 開口一番前座 林家やまびこ「狸の札」
一 古今亭駒次「さよならヤンキー」真打昇進後「駒治」
一 古今亭ちよりん「夢の酒」真打昇進後「駒子」
一 林家たこ平「お見立て」真打昇進後「たこ蔵」
仲入
一 柳家花ん謝「ろくろ首」真打昇進後「勧之助」となる。
一 柳家さん若「一人酒盛」真打昇進後「小平太」
真打昇進が決まった人の実力が如実に分かる会でもあった。

誰でも出来る落語会 高座編

2018-06-23 02:01:19 | 木下寄席
印西市文化ホール2階多目的室を主な会場にしてきたが、第7回木下寄席は、国登録有形文化財の武蔵屋で開催する。
小さな会場である。予約のみで当日券はない。
新たな会場に合わせて、高座を作っている。
色彩も変えるつもりで、日暮里の繊維街を歩いた。
緋毛氈から紺地に、座布団も白いシルクにする。
ところが紺の毛氈が無い。さて、どうしたものか。
ホールでは継ぎ目のない毛氈が使われているが、我々ではどうしても継ぎ目が出来てしまう。
シルクの生地は座布団に仕立てるので、少し厚めの国産を選んだ。2㍍で市販の高座用座布団が2つ買える。
毎回掛かる費用ではないが、シルクの生地の座布団の耐久性がどうかも試してお知らせします。
高座の大きさについては記載があるが、毛氈の継ぎ方の記載が見当たらない。ご存じの方教えてください。

6/22 日本演芸若手研精会

2018-06-23 01:45:42 | 2018日記
日本橋社会教育会館ホールで第444回若手研精会があった。
一 開口一番前座 春風亭きいち「孝行糖」物売りの声が良かった。芋やだけでも様々な売り声は楽しい。二つ目と遜色ない話しっぷりだ。
一 春風亭正太郎「家見舞」
一 柳亭市楽「紀州」
一 柳家小はぜ「へっつい幽霊」
仲入
一 入船亭小辰「一眼国」
一 柳家小もん「二十四孝」
タイトル通り、若手のよい研鑽ばしょだ。料金も安い。

第7回木下寄席予約受付中

2018-06-17 22:39:04 | 木下寄席


第7回木下寄席のご案内です。
武蔵屋(国登録有形文化財)de木下寄席
「古今亭文菊独演会」
7月16日(月祝)
1,珈琲とデザートと落語(20名限定)開場14:15~/料金2300円
2,落語のみ(20名限定)開場15:00,開演15:15/料金1500円
会場:武蔵屋(印西市木下1645-1)JR成田線木下駅徒歩3分
主催:生で落語を聴く会
予約/問合せ0476-46-7089 Mail:kioroshiyose@gmail.com
今回は初めての会場での開催です。
小さな会場です。準備の関係で予約のみとさせていただきます。

6/17 立川談春独演会2018

2018-06-17 22:03:37 | 2018日記
印西市文化ホールでの公演です。550弱の席数しかないホールだから、諦めていたのですが、談春独演会がここ印西でありました。
落語好きになるきっかけが談春師匠です。数多ある落語家の中で特別な存在です。木下寄席が出来たのも、談春師匠のお蔭です。
売れる落語家さんの高座には勢いがあります。チケット購入に朝から並んだ甲斐あって、最前列で聴くことが出来ました。
一 立川談春 近況報告ですが、マクラで新作落語を聴くような楽しさがあります。一席分聴いたような。
一 立川談春「粗忽の使者」滑稽噺も合う。
仲入
一 立川談春「妾馬」昨年亡くなられたお母さんを思い出されたのか。初孫を抱けぬ親の心情を語る八五郎に、私も亡き母を思い落涙してしまった。母は永遠である。台詞回しに枝雀師匠のしゃべり方が出たり、サービス精神も大いにあって、会場をわかせた。楽しい落語会で大満足です。

6/14 新宿末広亭六月中席

2018-06-14 21:55:47 | 2018日記
新宿末広亭六月中席は落語芸術協会の席持ちです。
一 開口一番前座 昔昔亭全太郎「」
一 春風亭昇也「動物園」
一 太神楽 春本小助・鏡味小時
一 瀧川鯉橋「粗忽の釘」
一 三遊亭遊喜「熊の皮」熊の皮までいかず冗談オチ
一 漫才 新山いでや・やすこ
一 三遊亭王楽「強情灸」
一 三遊亭遊之介「がまの油」酔った後がリアル。
一 物まね 江戸家まねき猫
一 講談 神田陽子「与謝野晶子と山川登美子」
一 三遊亭金遊「野ざらし」
一 奇術 北見伸 
一 桂米丸「」
仲入
一 桂枝太郎「味噌豆」 
一 コント チャーリーカンパニー
一 笑福亭鶴光「袈裟御前」
一 昔昔亭桃太郎「」
一 紙切り 林家今丸
一 桂歌春「加賀の千代」

6/11 こしがや落語会「立川志の輔独演会」

2018-06-11 22:41:17 | 2018日記
サンシティ越谷市民ホールの小ホールが会場である。完売御礼です。
間口の広い観客としては見やすく、落語会によい大きさだ。
開館40周年記念事業/越谷市制60周年記念である。記念事業でなくても、もっと呼んで欲しい落語家だ。
一 開口一番 前座 立川志の大「子ほめ」
一 二つ目 立川志の麿「権助魚」
一 立川志の輔「買い物ぶぎ」創作落語を聴くたび、これが「志の輔らくご」ということか。他の新作落語とは違う。師匠自身が創作落語を大切に、高座に幾度もかけ、古典のような趣を持ってきている。
仲入
一 立川志の輔「井戸の茶碗」観客が喜ぶように考えながらも、噺の細部にこだわっている。家元談志がそうだったように。
落語だもん、能楽堂よりこのようなホールで聴きたい。今日は凄く満足しました。

6/.10 小ゑん落語ハンダ付け二人会

2018-06-10 23:54:35 | 2018日記
第9回は小ゑん・白鳥の二人会。
お江戸日本橋亭は超満員でした。雨が降っていたので、入場に20分ほどかかった。
一 三遊亭あおもり「」野球部員だった噺が面白くて、本題はなんだったか。
一 三遊亭白鳥「豆腐屋ジョニー マロニーでおじゃる」
一 柳家小ゑん「幸せの石」?
仲入
一 三遊亭白鳥「」役者白鳥の苦労話
一 柳家小ゑん「牡丹灯籠42.195㎞」
新作落語を聴く機会があまりなかったので、足を運んだ。面白くて内容もよく出来ている。
演題をのせたものの、怪しい。聴く機会が増えれば、演題も自ずと分かってくるだろう。

6/9 水無月の独り看板 入船亭扇遊

2018-06-10 23:22:01 | 2018日記
入船亭扇遊独演会は国立演芸場であった。
一 開口一番 二つ目 入船亭遊京「堀之内」まず落語を楽しんでもらいたい。客は二の次だ。
一 入船亭扇遊「厩火事」
一 入船亭扇遊「藁人形」落語会ならではの噺です。陰気な噺のオチが、軽くて救われる。珍しい噺です。
仲入
一 入船亭扇遊「佃祭」
会場には芸術選奨文部科学大臣賞受賞を記念して寄贈された、「入船亭扇遊」と書かれた楯が飾られていた。
名前の上には揚羽蝶紋があった。橘流寄席文字一門から贈られたものである。

6/8 池袋演芸場上席

2018-06-08 23:16:54 | 2018日記
久しぶりに池袋演芸場にいった。昼・夜席通して聴きたいので、演芸場の角にある「油そば」で昼食を食べた。外国人の客が多い店でもある。
客席はすぐに満員です。これが終演まで続いた。落語会の観客とはちょっと違う。
一 開口一番前座 柳家あお馬「道灌」
一 柳家ほたる「動物園」名前から女性の噺家さんかと思った。
一 柳家燕弥「桃太郎」
一 漫才 ニックス
一 柳家甚語楼「お菊の皿」
一 三遊亭窓輝「庭蟹」
一 江戸家小猫 ものまね
一 柳家小ゑん「フィッ」
一 三遊亭歌武蔵「宗論」
一 奇術 松旭斎美智・美登
一 古今亭志ん輔「宮戸川」本寸法だね。端正な話っぷりだ。
仲入
一 春風亭一之輔「加賀の千代」古典落語で多くの人に受け入れられている。
一 柳家小さん「二人旅」
一 太神楽 鏡味仙三郎社中
一 柳家権太楼「猫の災難」

夜席
一 前座 林家きよひこ「狸の札」
一 初音家左吉「代書屋」
一 金原亭馬治「牛こめ」
一 漫才 すず風にゃん子・金魚
一 蜃気楼龍玉「夏泥」上手くって、聞き入ってしまう。泥棒が凄むほどに、後の情けなさがきわだつ。
一 橘家円十郎「」
一 紙切り 林家正楽
一 三遊亭歌之介「」
一 五街道雲助「粗忽の釘」
仲入
一 春風亭三朝「そば清」
一 桂南喬「千早ふる」
一 奇術 伊藤夢葉
一 桃月庵白酒「お見立て」
通しで聞くと疲れるが、眠気はない。一日でこんなに多くの演目が聞けるのだ。寄席に行かない手はないね。
今回は初めての落語家の方々の話が聞けて良かった。億劫がらずに、落語をライブで楽しんでほしい。

6/4 神田連雀亭特別興行

2018-06-04 21:18:55 | 2018日記
神田連雀亭が再開してから、新会員が加わり、新メンバー特別興行が行われた。
一 春風亭一刀「一目上がり」
一 林家なな子「味噌豆」
一 立川志のぽん「鮫講釈」
一 立川寸志「太鼓腹」
一 柳家小んぶ「墓見」「野ざらし」の面白さに比し、「墓見」は演じられることは少ない。
仲入
一 立川志の彦「初天神」
一 橘ノ双葉「お菊の皿」
一 昔昔亭喜太朗「」新作でしたか、タイトルが分かりません。
一 露の紫「松山鏡」
一 立川談吉「阿武松」
二つ目ばかりの会です。10人ともなれば聴くのも疲れました。
初めての噺家さんもいたので、得るところは大きかったです。
二つ目時代をどう過ごすかが、未来を作るように思います。
是非頑張って、未来の名人を目指してください。